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【鴻洞】🔗🔉

【鴻洞】 コウドウ うつろで奥深いさま。どこまでも連なって、際限のないこと。雲や霧などがもやもやとたちこめるさま。「風塵鴻洞昏王室=風塵ハ鴻洞ニシテ王室ニ昏シ」〔→杜甫

【鴻恩】🔗🔉

【鴻恩】 コウオン 大きなご恩。大きな恵み。『鴻沢コウタク・鴻恵コウケイ』〈同義語〉洪恩。

【鴻烈】🔗🔉

【鴻烈】 コウレツ 大きなてがら。大功。〈同義語〉洪烈。

【鴻基】🔗🔉

【鴻基】 コウキ 帝王の大事業の基礎。〈同義語〉洪基。〈類義語〉丕基ヒキ。

【鴻都】🔗🔉

【鴻都】 コウト 後漢時代、都の洛陽ラクヨウにあった門の名。門内に図書館と学校をおいた。転じて、洛陽のこと。

【鴻博】🔗🔉

【鴻博】 コウハク 学問・知識の広いこと。博学。〈同義語〉洪博。

【鴻筆】🔗🔉

【鴻筆】 コウヒツ 大文章を書くこと。また、りっぱな文章のこと。〈同義語〉洪筆。

【鴻業】🔗🔉

【鴻業】 コウギョウ 天下を治める帝王の大事業。〈同義語〉洪業。〈類義語〉丕業ヒギョウ。『鴻緒コウショ』

【鴻溝】🔗🔉

【鴻溝】 コウコウ 川名。秦シンの始皇帝が黄河の水をひき、大梁タイリョウ(今の開封付近)にみちびいた川。今の河南省を東南に流れる。漢・楚ソの境とされた。今の賈魯カロ河。転じて、物事の境界、区別のこと。

【鴻溶】🔗🔉

【鴻溶】 コウヨウ 水が盛んに湧きあがるさま。恩恵などの広大なこと。大げさな身ぶりでおどること。

【鴻緒】🔗🔉

【鴻緒】 コウショ 天子の血統。統治者の血すじ。「鴻業コウギョウ」と同じ。

【鴻漸】🔗🔉

【鴻漸】 コウゼン 官位がしだいに昇進する。

【鴻鴈】🔗🔉

【鴻鴈】 コウガン かり(秋に来る渡り鳥)のこと。▽「鴻」は、大きなかり。「鴈」は、普通のかり。〈同義語〉鴻雁。「寄声欲問塞南事、只有年年鴻鴈飛=声ヲ寄セテ塞南ノ事ヲ問ハント欲スレバ、タダ年年鴻鴈ノ飛ブ有ルノミ」〔→王安石

【鴻範】🔗🔉

【鴻範】 コウハン 大きな規模。

【鴻儒】🔗🔉

【鴻儒】 コウジユ りっぱな学者。大学者。〈同義語〉洪儒。〈類義語〉大儒。「能精思著文、連結篇章者為鴻儒=ヨク思ヒヲ精ニシ文ヲ著シ、篇章ヲ連結スルハ鴻儒タリ」〔→論衡

漢字源 ページ 5119