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【剋】🔗🔉

【剋】 9画 リ部  区点=4978 16進=516E シフトJIS=998E 【尅】異体字異体字 10画 寸部 区点=5381 16進=5571 シフトJIS=9B91 《音読み》 コク〈k〉 《訓読み》 かつ/きざむ 《意味》 {動}かつ。がんばって相手にうちかつ。耐えぬく。〈同義語〉→克。「下剋上=下上ニ剋ツ」 コクス{動}きざむ。きざみつける。〈同義語〉→刻{形}ごしごしときざみつけるようにきびしいさま。〈同義語〉→刻。「剋薄コクハク」 《解字》 会意兼形声。克は、重いかぶと、または、頭を人体がささえるさま。がんばって耐え抜く意を含む。剋は「刀+音符克」で、克の原義をあらわし、また、刻(力をこめてきざむ)に通じて用いる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【剋核】🔗🔉

【剋核】 コクカク きびしい。はなはだしい。〔→荘子〕 〈注〉その他の熟語は→【克】→【刻】を見よ。

【削】🔗🔉

【削】 9画 リ部 [常用漢字] 区点=2679 16進=3A6F シフトJIS=8DED 《常用音訓》サク/けず…る 《音読み》 サク/シャク〈xio〉ショウ(セウ) 《訓読み》 けずる(けづる) 《意味》 {動}けずる(ケヅル)。刀で細くけずる。そぐ。「削減」 {動}けずる(ケヅル)。切りとる。「削髪=髪ヲ削ル」「再不朝、則削其地=再ビ朝セザレバ、スナハチソノ地ヲ削ル」〔→孟子{動}けずる(ケヅル)。竹や木に書いた誤字をけずる。また、不要なところをけずりとる。「削除」「筆削」 {形}細いさま。「痩削ソウサク(やせて細い)」 {名}けずるもの。ナイフ。▽昔、木ふだに書いた誤字をけずるのに用いた。 {名}細いさや。▽鞘ショウに当てた用法。 《解字》 会意兼形声。小は、まん中の|印をけずって、その細片の散るさまを示す。肖は、肉を細くけずること。削は「刀+音符肖ショウ」で、刀で細くけずること。小・肖の原義をあらわす。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 516