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【竜図公案】🔗🔉

【竜図公案】 リュウトコウアン〈書物〉一〇巻。明ミン代に成立。著者不明。宋ソウの名裁判官包拯ホウジョウの裁判物語。『包公案』ともいう。竜図とは包拯が竜図閣学士の官職についていたことにちなむ名。一〇〇話はそれぞれ独立した物語になっており、短編小説集と同じである。日本の大岡裁きがながく庶民に愛好されたように、清シン朝末期まで愛読された。

【竜樹】🔗🔉

【竜樹】 リュウジュ〈人名〉インドの仏教哲学者。主著に『中論』『大智度チド論』などがある。本名はナーガールジュナ。

【竜陽】🔗🔉

【竜陽】 リュウヨウ・リョウヨウ〈人名〉戦国時代、魏ギ王の気に入りの家臣。王の男色の相手として仕えた。竜陽君。

【竜智】🔗🔉

【竜智】 リュウチ〈人名〉三世紀ごろのセイロン島の僧。竜樹の弟子。金剛智コンゴウチの師。密教の第四祖。

【龕】🔗🔉

【龕】 22画 龍部  区点=8392 16進=737C シフトJIS=EA9C 《音読み》 ガン/コン(コム)/カン(カム)〈kn〉 《意味》 {名}岸壁や仏塔の下に彫りこんだむろ。中に仏像や宝物をおさめる。 {名}中に仏像を入れる廚子ズシ。 《解字》 会意兼形声。「龍+音符合(ふたをしてとじる)」で、とじて中にたいせつなものを入れこむ所。 《単語家族》 含(とじて中にふくむ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【龕灯】🔗🔉

【龕灯】 ガントウ 仏壇のともしび。「龕灯明滅欲三更=龕灯明滅シテ三更ナラント欲ス」〔→蘇軾〔国〕鉄・銅、またはブリキなどで、つりがね型の外郭をつくり、その中に、自由に回転できるろうそくたてと反射鏡とを備えたちょうちん。龕灯提灯。

【亀】🔗🔉

【亀】 11画 龜部 [人名漢字] 区点=2121 16進=3535 シフトJIS=8B54 【龜】旧字旧字 16画 龜部 区点=8393 16進=737D シフトJIS=EA9D 《音読み》 〈gu〉/キュウ(キウ)/ク〈qi〉/キン/コン〈jn〉 《訓読み》 かめ 《名付け》 あま・あや・かめ・すすむ・ながし・ひさ・ひさし 《意味》 {名}かめ。動物の名。腹と背を六角形のひびのある甲らにおおわれ、四つの足と、首尾は甲らの中にひっこめることができる。▽長寿をたもつめでたい動物とされる。また、未来を予知する能力があるとされて、古くは占いに用いられた。「亀卜キボク」 {名・形}かめのこ模様。かめのこ形の。「亀紋キモン」「亀裂キレツ」 「亀茲キュウジ・クジ」とは、国の名。漢代、天山南路北道の国として栄え、唐代には安西都護府が置かれた。今の新疆維吾爾シンキョウウイグル自治区庫車(クチャ)地方にあった。▽亀茲はkuc=iの音訳。屈支・屈茨・邱茲・丘慈などとも書かれる。その西北に千仏洞がある。 {名・動}ひびわれ。割れめができる。〈同義語〉→釁。「不亀手フキンシュ(手がしもやけにならない、ひびわれない)」▽この「亀」は、かめの子模様の亀裂がはいることと解すれば、フキシュと読んでもよい。 《解字》 象形。かめを描いたもので、外からまるくかこう意を含み、甲らでからだ全体をかこったかめ。▽キンの音は、釁キン(割れめ)に当てたもの。 《単語家族》 有(かこいこむ)丘(外から台地にかこまれ、中央の低くなったおか)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

漢字源 ページ 5201