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【割】🔗🔉

【割】 12画 リ部 [六年] 区点=1968 16進=3364 シフトJIS=8A84 《常用音訓》カツ/さ…く/わり/わ…る/わ…れる 《音読み》 カツ/カチ〈g〉 《訓読み》 われる/わる/さく/きる/わり 《名付け》 さき 《意味》 {動}わる。さく。刀で二つにきりさく。転じて、広く、二つにわること。▽漢文では「わる」という訓は用いず「さく」という。 {動}さく。分割する。「割地=地ヲ割ク」「令楚王割東国以与斉=楚王ヲシテ東国ヲ割キモッテ斉ニ与ヘシム」〔→史記{動}〔俗〕きる。途中できってとる。「割麦(麦の穂をきりとる)」 〔国〕わる。計算で、除法を行う。「割り算」わる。標準と考えられる一定の限度をはずれて下まわる。「百円の大台を割る」わり。比率をあらわすことば。一割は、十分の一のこと。 《解字》 形声。害ガイは、かご状のふたを口の上にかぶせることを示し、遏アツと同じくふさぎ止めること。割は「刀+音符害」で害の原義とは関係がない。→害 《単語家族》 契ケイ(きる)介カイ(二つにわける)界(二つにわける)と同系。 《類義》 →剖 《異字同訓》 さく。 →裂 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

【割拠】🔗🔉

【割拠】 カッキョ 実力者がめいめいに土地をわけとって、たてこもる。「群雄割拠」

【割注】🔗🔉

【割注】 ワリチュウ =割註。〔国〕本文の途中に、二行にして入れる注釈。

漢字源 ページ 538