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【十霜】🔗🔉

【十霜】 ジッソウ 十年。『十星霜ジュウセイソウ・十秋ジッシュウ・十春秋ジュウシュンジュウ』「客舎并州已十霜=并州ニ客舎シスデニ十霜」〔→賈島

【十翼】🔗🔉

【十翼】 ジュウヨク「易経」のうち、彖伝タンデン(上下)・象伝ショウデン(上下)・繋辞伝ケイジデン(上下)・文言伝・序卦伝ジョカデン・説卦伝セッカデン・雑卦伝ザッカデンの十部の総称。孔子がつくったと伝えられる。▽「易経」の本文を助ける解説という意味。

【十漿】🔗🔉

【十漿】 ジッショウ かゆ・飲み物を売る十軒の家。また、そのかゆや飲み物。〔→荘子

【十露盤】🔗🔉

【十露盤】 ソロバン〔国〕計算道具。横長の薄い箱形で、くしざしのたまがついている。算盤。

【十八史略】🔗🔉

【十八史略】 ジュウハッシリャク〈書物〉七巻。宋ソウ末元ゲン初の曾先之ソウセンシの編。成立年代不明。太古から宋代までの歴史を、トピックを中心としながら、編年史的にまとめたもの。史料的価値はほとんどなく、いわゆる俗書とされるが、手ごろな中国史の入門書として用いられた。中国でよりも、日本で広く読まれた書で、室町時代末期に渡来してから、江戸時代には藩校などで、初学者の教科書として大いに用いられた。明治にはいってからもよく読まれ、現在の漢文教科書で用いられることも多い。

【千】🔗🔉

【千】 3画 十部 [一年] 区点=3273 16進=4069 シフトJIS=90E7 《常用音訓》セン/ち 《音読み》 セン〈qin〉 《訓読み》 ち 《名付け》 かず・ち・ゆき 《意味》 {数}ち。数で、百の十倍。▽漢文では「ち」という訓は用いない。「千歳センサイ・チトセ」「千代センダイ・チヨ」 センタビ・センタビス{副・動}千回。千回する。「人十能之己千之=人十タビシテコレヲヨクスレバ己コレヲ千タビス」〔→中庸{副}数の多いことを示すことば。「千万」「千山万水」 《解字》 仮借。原字は人と同形だが、センということばはニンと縁がない。たぶん人の前進するさまから、進・晋シン(すすむ)の音をあらわし、その音を借りて1000という数詞に当てた仮借字であろう。それに一印を加え、「一千」をあらわしたのが、千という字形となった。あるいは、どんどん数え進んだ数の意か。▽証文や契約書では、改竄カイザンや誤解をさけるため、阡と書くことがある。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物

漢字源 ページ 611