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【口算】🔗🔉

【口算】 コウサン 十五歳から五十六歳までの人に課した人頭税。秦シン代にはじまり漢代以後に受け継がれた。〔→後漢書一頭あたりいくらと決めて家畜にかける税。暗算。

【口誦】🔗🔉

【口誦】 コウショウ・クジュ 口で歌う。口ずさむ。『口唱コウショウ・口吟コウギン』

【口説】🔗🔉

【口説】 コウセツ ことば。いい伝え。クゼツ・クゼチ〔国〕「口舌」と同じ。クドキ〔国〕自分の意志に従わせようとして、あれこれ言って説得すること。また、そのことば。くどくどと述べ訴えること。また、そのことば。謡曲・浄瑠璃ジョウルリで、心の思いを述べる文句。また、俗曲の一種。

【口銭】🔗🔉

【口銭】 コウセン 漢代、七歳(武帝のときは三歳)から十四歳までの者に課した人頭税。▽これといっしょに軍事税である賦銭を課し、あわせて口賦または口賦銭といった。売買の仲介をしてとる手数料。コミッション。

【口碑】🔗🔉

【口碑】 コウヒ いい伝え。伝説。

【口有蜜腹有剣】🔗🔉

【口有蜜腹有剣】 クチニミツアリハラニケンアリ〈故事〉口先は親切だが腹の中では恐ろしいことを考えていること。外面は温和で内心は陰険なこと。口蜜腹剣。〔→通鑑

【口調】🔗🔉

【口調】 クチョウ ことばの調子。いい回し。

【口論】🔗🔉

【口論】 コウロン 文書でなく、口頭で論じる。〔→論衡口げんか。いい合い。

【口頭】🔗🔉

【口頭】 コウトウ 口先。ことばだけで内容のないこと。文字に書くのではなく、口でいうこと。

【口頭交】🔗🔉

【口頭交】 コウトウノマジワリ〈故事〉口先だけの交際。〔→孟郊

【口頭禅】🔗🔉

【口頭禅】 コウトウゼン 口先だけの禅。いうことはりっぱだが、理解も実行もともなわないこと。

【口講指画】🔗🔉

【口講指画】 コウコウシカク〈故事〉ことばで説明したり指で描いたり、身ぶり手ぶりを加えてわかりやすく話すこと。〔→韓愈

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