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【口約】🔗🔉

【口約】 コウヤク 口約束。

【口授】🔗🔉

【口授】 コウジュ 師が、文字によらず自分の口から直接に教える。〔→漢書クジュ〔仏〕でしの中で特に選ばれたものに口で直接に奥義を授けること。▽仏の教えを文字に書きしるすことは、その神聖をおかすという考えから。『口伝クデン』

【口爽】🔗🔉

【口爽】 コウソウ 口が味覚を失う。また、味覚を忘れるほどおいしいもの。▽「爽」は亡、一説に、傷。「五味令人口爽=五味ハ人ヲシテ口爽ナラ令ム」〔→老子

【口過】🔗🔉

【口過】 コウカ いうべきでないことをいうこと。失言。〔→孝経口にいやなにおいがあること。『口臭コウシュウ』

【口給】🔗🔉

【口給】 コウキュウ 話し方がじょうずなこと。口が達者なこと。▽「給」は、つぎつぎに切れずにしゃべること。「禦人以口給、屡憎於人=人ニ禦ルニ口給ヲモッテスレバ、屡人ニ憎マル」〔→論語

【口腔】🔗🔉

【口腔】 コウコウ 口からのどまでの空洞クウドウの部分。口むろ。▽医学では、コウクウともいう。

【口業】🔗🔉

【口業】 クゴウ〔仏〕ことばによる行為。語業。▽ことばによる罪業には、妄語モウゴ(うそをいうこと)・綺語キゴ(ことばを飾って人を欺くこと)・悪口アック(悪口をいうこと)・両舌リョウゼツ(同一のことに関して別なことをいって互いに争わせること)の四つがある。→「三業」コウギョウ 詩をつくること。▽口業クゴウの一つである綺語に当たるとみなしていう。

【口数】🔗🔉

【口数】 コウスウ 家族数や人口など、ある範囲に生活する人の数。クチカズ〔国〕しゃべり方の度合い。ことばかず。金額や、届け・事がらの数。

【口腹】🔗🔉

【口腹】 コウフク 口と腹。「口腹累コウフクノワズライ(生活上の苦労)」「口腹之欲コウフクノヨク(飲食の欲望)」「口腹豈適為尺寸膚哉=口腹モアニタダニ尺寸ノ膚ノ為ノミニセンヤ」〔→孟子

【口禍之門】🔗🔉

【口禍之門】 クチハワザワイノモン〈故事〉口はわざわいの出てくるところである。ことばは慎まなくてはならないこと。〔馮道〕

漢字源 ページ 696