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【右】🔗🔉

【右】 5画 口部 [一年] 区点=1706 16進=3126 シフトJIS=8945 《常用音訓》ウ/ユウ/みぎ 《音読み》 ウ/ユウ(イウ)〈yu〉 《訓読み》 みぎ/みぎする(みぎす)/たっとぶ/たすける(たすく) 《名付け》 あき・あきら・これ・すけ・たか・たすく・みぎ 《意味》 {名・形}みぎ。〈対語〉→左。「座右」 {動}みぎする(ミギス)。右のほうに行く。「欲右右=右セント欲セバ右セヨ」〔→史記{名・形}西。西のほうの。▽南面すれば、西は右に当たることから。「江右(江西)」「山右(山西)」 {名・形}みぎ。上位。上位の。▽中国の戦国時代には右を尊んだことから。「拝為上卿、位在廉頗之右=拝シテ上卿ト為シ、位廉頗ノ右ニ在リ」〔→史記{動・形}たっとぶ。大事にする。えらいさま。「右武=武ヲ右ブ」「豪右(とうとい豪族)」 {動}たすける(タスク)。かばう。〈同義語〉→佑。「保右」 {形}〔俗〕保守的な。穏健的な。▽十八世紀にフランスの国民議会で、穏健派が議場の右側の席にすわったことから。「右派」 《解字》 会意兼形声。又は、右手を描いた象形文字。右は、「口+音符又(右手)」で、かばうようにして物を持つ手、つまり右手のこと。その手で口をかばうことを示す。 《単語家族》 又(右手)有(かばって持つ)佑(かばう→たすける)と同系で、右手の役割から生じた派生語である。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

【右手画円左手画方】🔗🔉

【右手画円左手画方】 ユウシュエンヲエガキサシュホウヲエガク〈故事〉右手でまるを描き、左手で四角を描く。一度に二つのことはできないことのたとえ。また、一度にさまざまのことをやってのけるすぐれた才能のたとえ。〔→韓非

【右文】🔗🔉

【右文】 ユウブン ブンヲタツトブ学問を尊重すること。「右文左武」漢字の字形の構成で、右半分の要素。つくり。▽多くの場合、形声文字の音符に当たるので、音符の意味で使うこともある。宮殿の名。宋ソウ代、集英殿のこと。右文殿。

漢字源 ページ 722