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【右史】🔗🔉

【右史】 ユウシ 古代の官名。天子のそばにいて、天子のことばを書きとめることをつかさどった。

【右往左往】🔗🔉

【右往左往】 ウオウサオウ〔国〕おおぜいの人が入り乱れて、あっちへいったりこっちへいったりすること。

【右姓】🔗🔉

【右姓】 ユウセイ 勢力のある家がら。名門。『右族ユウゾク』

【右武】🔗🔉

【右武】 ユウブ ブヲタットブ軍事に関することを尊重する。〈類義語〉尚武ショウブ。〔→史記

【右軍】🔗🔉

【右軍】 ユウグン 天子の率いる軍(=三軍)の中で右に位置する軍。また、一般に陣立ての右にある軍。晋シンの王羲之オウギシのこと。▽右軍の将軍になったことがあることから。王右軍ともいう。がちょうのこと。▽王羲之が好んだことから。

【右契】🔗🔉

【右契】 ユウケイ 契約を書いた木の札を二つに割った右半分。左右の一片ずつを、契約したそれぞれの人が持ち、後日あわせて証拠とする。▽債権者・債務者のどちらが右契を持ったかについては諸説あって不明。別に決まっていないという説もある。〔→礼記〕『右券ユウケン』〈対語〉左契。

【右相】🔗🔉

【右相】 ユウショウ 宰相のこと。ウショウ〔国〕右大臣の中国ふうの呼び名。

【右挈】🔗🔉

【右挈】 ユウケツ 右手にぶらさげる。右手で引き連れること。「左提右挈サテイユウケツ(左右に子ども・部下などを引き連れていくこと)」

【右校】🔗🔉

【右校】 ウコウ・ユウコウ 官庁名。宮中の楽器・兵器・儀礼用の器物の製造・修理を行った。

【右援】🔗🔉

【右援】 ユウエン =佑援。たすけること。援助すること。また、たすけ。

【右筆】🔗🔉

【右筆】 ユウヒツ〔国〕武家の職名。文書・記録をつかさどった。今の書記の役に当たる。文筆にすぐれた人。

【右輔】🔗🔉

【右輔】 ユウホ 都の右がわ(西部)に当たり、輔翼(警護)する地。漢の右扶風ユウフフウ、唐の鳳翔府ホウショウフ(今の陝西センセイ省鳳翔県付近)のこと。「右輔田疇薄、斯民常苦貧=右輔ハ田疇薄ク、コノ民常ニ貧シキニ苦シム」〔→李商隠

漢字源 ページ 723