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【同心】🔗🔉

【同心】 ドウシン 同じ心。同じ意見。ココロヲオナジュウス心を一つにあわせる。気持ちや考えを同じにすること。心情を同じにする友。「同心一人去、坐覚長安空=同心一人去リテ、坐ロニ覚ユ長安ノ空シキコトヲ」〔→白居易男女が契りを結ぶ。〔→古詩十九首数学で、中心が同じであること。「同心円」(6)〔国〕江戸時代、与力の下で雑務や警察などのことをつかさどった下級の役人。

【同心之言其臭如蘭】🔗🔉

【同心之言其臭如蘭】 ドウシンノゲンハソノシュウランノゴトシ〈故事〉心のあう友人どうしのことばは蘭のようにかおりがよい。人の心の結びつきの美しさをいう。〔→易経

【同心結】🔗🔉

【同心結】 ドウシンノケツ ひもや帯の結び方の一種で、かたく解けない結び方。夫婦の愛情のかたい結びつきのたとえ。〔梁武帝〕愛の契りをこめたお守り。

【同仁】🔗🔉

【同仁】 ドウジン 差別なく人を愛すること。平等に恵みをかけること。「一視同仁」「同人」と同じ。

【同中書門下平章事】🔗🔉

【同中書門下平章事】 ドウチュウショモンカヘイショウジ・ドウチュウショモンカベンショウジ『同平章事ドウヘイショウジ・ドウベンショウジ』官名。唐・宋ソウ代の宰相。略して、平章事ともいう。▽中書・門下は役所の名。

【同文】🔗🔉

【同文】 ドウブン 同じ文章。ブンヲオナジュウス使用する文字を同じくすること。転じて、天下が統一されること。

【同文同軌】🔗🔉

【同文同軌】 ドウブンドウキ〈故事〉使用する文字を統一し、車のわだちの幅を一定にする。転じて、王者が天下を統一すること。〔→中庸

【同文同種】🔗🔉

【同文同種】 ドウブンドウシュ 使用する文字が同一で、人種も同じであること。

【同穴】🔗🔉

【同穴】 ドウケツ 同じ穴。夫婦が同じ墓穴に葬られること。夫婦仲のむつまじいことのたとえ。〔→詩経→「偕老同穴カイロウドウケツ」

漢字源 ページ 739