【哽】 10画　口部　 区点=5111　16進=532B　シフトJIS=9A4A 《音読み》　コウ（カウ）／キョウ（キャウ）〈gng〉 《訓読み》　むせる（むす） 《意味》 ｛動｝むせる（ムス）。のどがつかえる。 《解字》 会意兼形声。更の原字は「丙（ぴんとはる）＋攴（動詞記号）」の会意文字で、かたく張って引っかかる意を含む。哽は「口＋音符更（かたい物がつかえる）」。のどもとにひっかかってつかえること。 《熟語》 →熟語

【哽咽】 コウエツ のどを詰まらせてむせび泣く。『哽噎コウエツ』「哽咽不能語＝哽咽シテ語ルアタハズ」〔古楽府〕

【哽恨】 コウコン むせび泣きをして悲しむ。

【哽塞】 コウソク 悲しみで胸がふさがる。悲しみでのどがつかえて声が出なくなる。

【哮】 10画　口部　 区点=5112　16進=532C　シフトJIS=9A4B 《音読み》　コウ（カウ）／キョウ（ケウ）〈xio〉 《訓読み》　ほえる（ほゆ） 《意味》 ｛動｝ほえる（ホユ）。猛獣が太い声でほえる。〈類義語〉→吼コウ。「咆哮ホウコウ」 「哮喘コウゼン」とは、ほえるようにせきあげるぜんそくのこと。 《解字》 形声。「口＋音符孝」。 《類義》 →吠 《熟語》 →熟語 →下付・中付語