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【回回】🔗🔉

【回回】 カイカイ =廻廻。ぐるぐるめぐりまわる。=廻廻。大きな円を描いて広がったさま。「地回回而風淅淅=地回回トシテ風淅淅タリ」〔→杜甫光が四方に広がって輝くさま。〔→張衡心が乱れるさま。うらめしげな声の形容。〔関尹子〕(6)たびたび。「終日求人卜、回回道好音=終日人ヲ求メテ卜ス、回回トシテ好音ヲ道フ」〔→杜牧〕(7)〔俗〕いつでも。(8)昔、中央アジアの回教諸国の総称。(9)「回教」のこと。▽(8)(9)は、フイフイとも読む。

【回向】🔗🔉

【回向】 エコウ =廻向。〔仏〕読経・布施などを行って、死者の死後の安穏をもたらすよう祈ること。▽自分の功徳を他に回し向かわせる意。

【回{蛔}虫】🔗🔉

【回{蛔}虫】 カイチュウ 人類や家畜の小腸に寄生する害虫。

【回忌】🔗🔉

【回忌】 カイキ 忌み避ける。〔仏〕人の死後、巡ってくる忌日キニチ。一回忌・三回忌・七回忌・十三回忌・十七回忌など。〈類義語〉年忌。

【回易】🔗🔉

【回易】 カイエキ =廻易。宋ソウ代の慣例の一つで、外国へ使節を送るとき、自国の産物を持って行き、先方の物産と交換して帰国したこと。

【回邪】🔗🔉

【回邪】 カイジャ わきへ曲がって正しくない。よこしまなこと。「回邪曲直」〔→礼記

【回首】🔗🔉

【回首】 カイシュ コウベヲメグラス=廻首。首をめぐらして見る。ふり返って見る。「故国不堪回首、月明中=故国ハ回首スルニ堪ヘズ、月明ノ中」『回頭カイトウ』回想する。

【回春】🔗🔉

【回春】 カイシュン 病気がよくなること。若返ること。

【回風】🔗🔉

【回風】 カイフウ =廻風。つむじ風。〈類義語〉回飆カイヒョウ。「卒遇回風起=卒ニ回風ノ起コルニ遇フ」〔→曹植

【回帰】🔗🔉

【回帰】 カイキ ひとめぐりして、もとへもどること。

【回訓】🔗🔉

【回訓】 カイクン〔国〕外地で勤務する役人からの問い合わせに対して本国政府が回答すること。

【回書】🔗🔉

【回書】 カイショ 「回翰」と同じ。=廻書。順にまわして読む書状。

【回教】🔗🔉

【回教】 カイキョウ イスラム教のこと。世界三大宗教の一つ。マホメットがはじめた宗教で、唯一神アラーを信じ、コーランを経典とする。中東・北アフリカ・東南アジアなどに分布。マホメット教。イスラム教。回回教カイカイキョウ・フイフイキョウ。

漢字源 ページ 890