【報仇】 ホウキュウ・アダヲムクユ あだをうつ。かたきをとる。また、かたきうち。『報讎ホウシュウ』

【報囚】 ホウシュウ 囚人の罪を決定すること。

【報本反始】 ホウホンハンシ・モトニムクイハジメニカエル〈故事〉天地の神や祖先の霊をまつり、それらの恩功にむくいること。〔→礼記〕

【報応】 ホウオウ 善悪のさまざまな行為に対するむくい。

【報効】 ホウコウ 恩にむくいるため、大いに努力する。〔俗〕私有財産を国家に差し出す。

【報国】 ホウコク 国家から受けた恩にむくいること。「尽忠報国」

【報命】 ホウメイ 使者が命じられた仕事の結果を帰って報告する。〈類義語〉復命。〔→史記〕

【報施】 ホウシ よい行いに対して、よいむくいを与える。

【報書】 ホウショ 知らせの手紙。返事の手紙。返書。「問訊東橋竹、将軍有報書＝問訊ス東橋ノ竹、将軍報書有リ」〔→杜甫〕

【報辱】 ホウジョク はじをすすぐ。『報恥ホウチ』

【報祭】 ホウサイ 神や祖先の恵みに感謝する祭り。『報賽ホウサイ』

【報章】 ホウショウ 手紙の返事。

【報道】 ホウドウ 知らせること。また、知らせ。新聞・ラジオ・テレビなどで、社会の出来事を広く知らせること。また、そのニュース。

【報復】 ホウフク 仕返しをすること。また、仕返し。〈類義語〉復仇フッキュウ。〔→漢書〕応答。応待。

【報酬】 ホウシュウ 努力や働きに対する謝礼としての金銭・物品。

【報徳】 ホウトク・トクニムクユ 恩や徳にむくいる。恩をかえす。