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淋 したたる🔗🔉

【淋】 11画 水部  区点=4652 16進=4E54 シフトJIS=97D2 《音読み》 リン(リム)〈ln・ln〉 《訓読み》 したたる/さびしい(さびし) 《意味》 {動・形}したたる。水がたらたらと絶えずたれる。また、そのさま。〈類義語〉→滴。「流汗淋漓リュウカンリンリ(汗がたらたらとたれる)」「淋雨リンウ」 {名}りん病。うみや、尿が絶え間なくたれる病気。▽現代は去声に読む。〈同義語〉→痳。 〔国〕さびしい(サビシ)。 《解字》 会意兼形声。林は、木立の続くはやし。絶え間なく続く意を含む。淋は「水+音符林」で、あとからあとから絶えずに汁がしたたること。 《類義》 滴は、ひとしずくずつ、まっすぐたれること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

溜 したたり🔗🔉

【溜】 13画 水部  区点=4615 16進=4E2F シフトJIS=97AD 【澑】異体字異体字 15画 水部 区点=6317 16進=5F31 シフトJIS=E050 《音読み》 リュウ(リウ)/ル〈li・li〉 《訓読み》 たまる/たまり/したたる/したたり/ためる(たむ)/ため 《意味》 {動・名}たまる。たまり。水がとまってたまる。雨垂れをうける、軒下の水たまり。〈同義語〉→霤{動・名}したたる。したたり。雨垂れがつるりと流れ落ちる。あまだれ。 {動}するりと、ぬけさる。 〔俗〕「溜氷リュウヒョウ」とは、氷すべりのこと。 〔国〕たまる。ためる(タム)。物や人・事が、出るのよりもはいる方が多くて、そこに集まる。たまるようにする。貯える。たまり。たまること。また、たまった所。特に、人が集まって、控えている所。ため。ためておくこと。また、その場所。 《解字》 会意兼形声。「水+音符留(つるつるしたものがしばしとまる)」。古典では軒下の水たまりの意(霤とも)に用いる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

滴 したたり🔗🔉

【滴】 14画 水部 [常用漢字] 区点=3709 16進=4529 シフトJIS=9348 《常用音訓》テキ/しずく/したた…る 《音読み》 テキ/チャク〈d〉 《訓読み》 しずく/したたる/したたり 《意味》 {動}したたる。ひと所に集まったしずくが垂れ落ちる。〈類義語〉→呼レキ。「鋤禾日当午、汗滴禾下土=禾ヲ鋤キテ日ハ午ニ当タル、汗ハ滴ル禾下ノ土」〔李紳〕 {名}したたり。ひと所に集まって、ぽとりと落ちるしずく。「水滴」「点滴」 {単位}しずくを数えることば。 《解字》 会意兼形声。右側は、啻(一つにまとまる)の変形した字。滴はもと「水+音符啻テキ」。しずくはひと所に水が集まり、まとまったときにぽとりと垂れる。ひと所にまとまるの意を含んだことばである。 《単語家族》 摘(果物や花を手にとり、ひと所にまとめる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

瀝 したたり🔗🔉

【瀝】 19画 水部  区点=6345 16進=5F4D シフトJIS=E06C 《音読み》 レキ/リャク〈l〉 《訓読み》 したたる/そそぐ/しずく(しづく)/したたり/こす 《意味》 {動}したたる。そそぐ。しずくが続いてたれる。しずくをたらす。「滴瀝テキレキ」 {名}しずく(シヅク)。したたり。点々と続いてたれるしずく。 {動}こす。しるをこして下にしずくをたらす。〈類義語〉→漉ロク→滷ロ。 《解字》 会意兼形声。歴の上部はもと「厂(やね)+禾(いね)二つ」の会意文字で、稲をつらねて納屋に並べたさま。歴は、それに止(足)を加え、つぎつぎと続いて各地を歩くこと。いずれもじゅずつなぎに続くの意を含む。瀝は「水+音符歴」で、水のしずくがじゅずつなぎに続いてたれること。 《類義》 滴テキは、啻(一つにまとまる)と同系で、しずくが一つぶずつまるくまとまってたれること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

認 したためる🔗🔉

【認】 14画 言部 [六年] 区点=3907 16進=4727 シフトJIS=9446 《常用音訓》ニン/みと…める 《音読み》 ニン/ジン/ニョウ/ジョウ〈rn〉 《訓読み》 みとめる(みとむ)/したためる(したたむ) 《名付け》 もろ 《意味》 {動}みとめる(ミトム)。じわじわと見さだめる。何ものであるかを見わける。じわりと心にやきつける。▽訓の「みとむ」は「み(見)とむ(留)」の意。〈類義語〉→知→識。「認定」「誤認」 {動}みとめる(ミトム)。手間をかけたすえ、よかろうと納得する。「承認」「認可」 {動}〔俗〕じわじわと手間をかけておぼえている。人や文字をおぼえている。「認得字レンタツー(字をおぼえている)」 〔国〕したためる(シタタム)。処置して整える。したくする。「よろずの事を認めておく」したためる(シタタム)。食事をととのえて食べる。また、用具をととのえて手紙などを書く。「手紙を認める」 《解字》 会意兼形声。刃は「刀+丶印」からなり、ねばり強くきたえた刀のはの部分を丶印でさし示した指事文字。ねばり強いの意を含む。忍ニンは、それに心を加え、じわじわとねばる心を示す。認は「言+音符忍」で、じわじわと対象の特色を心に印象づけること。 《単語家族》 忍靭ジン・ニン(ねばり強い)仁ジン(ねっとりと親しむ)などと同系。 《類義》 →知 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

霤 したたり🔗🔉

【霤】 18画 雨部  区点=8037 16進=7045 シフトJIS=E8C3 《音読み》 リュウ(リウ)/ル〈li〉 《訓読み》 したたり 《意味》 {名}したたり。したたりおちる水。あまだれ。しずくなど。「太山之霤、穿石=太山ノ霤、石ヲ穿ツ」〔→枚乗〕 《解字》 会意兼形声。「雨+音符留(たまる、つるりとすべる)」。 《単語家族》 溜(水たまり、つるつるすべる水玉)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

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