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殿 しんがり🔗🔉

【殿】 13画 殳部 [常用漢字] 区点=3734 16進=4542 シフトJIS=9361 《常用音訓》テン/デン/との/どの 《音読み》 デン/テン〈din〉 《訓読み》 との/しんがり/どの 《名付け》 あと・すえ・との 《意味》 {名}との。ずっしりと土台を構えた大きな建物。▽秦シン代以後に用いられるようになったことば。 〈類義語〉→堂。「殿堂」「宮殿」 「殿下」とは、身分の高い人を直接さすことをさけて、殿の下ということばで示した敬語。▽日本では皇族につける敬称。 {名}しんがり。行軍のとき、最後に構えていて敵の追撃を防ぐ、後詰めの部隊。臀デン(しり)につく部隊のこと。また、試験で最下位の成績。「殿軍」「殿最」 デンス{動}行軍の最後尾を守る。「奔而殿=奔リテ殿ス」〔→論語{動}むちで尻シリをたたく。〈同義語〉→臀デン{動・形}でんでんと太鼓をたたく。また、その音。 〔国〕との。城主や主君に対する敬称。また、成人男子に対する敬称。「若殿ワカトノ」「殿方トノガタ(男のかた)」どの。他人の姓名・職名の下につける敬称。 《解字》 会意兼形声。左側は臀デン(しり)の原字で「尸シ(からだ、しり)+兀(こしかけ)+冂(台)」の会意文字。大きい尻をずっしりと台上に乗せたさまを示す。殿はそれを音符とし、殳(動詞の記号)をそえた字で、尻をむちでうつこと。ただし、その音符の字はもとずっしりと大きく重いの意を含んでいるので、殿はずっしりと土台を構えた大きい建物の意に転用され、また、尻は人体の後部にあるため、しんがりをつとめるの意となった。 《単語家族》 豚トン(ずっしりと重いぶた)などと同系。 《類義》 堂は、広く高い土台の上の建物。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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