【稠】 13画　禾部　 区点=6739　16進=6347　シフトJIS=E266 《音読み》　チュウ（チウ）／ジュウ（ヂウ）〈chu〉 《訓読み》　おおい（おほし） 《意味》 ｛形｝おおい（オホシ）。まんべんなくびっしりつまっている。「稠密チュウミツ」 ｛形｝〔俗〕かゆや、のりが濃いさま。〈対語〉→稀。 《解字》 会意兼形声。「禾（作物）＋音符周（まんべんなく）」。もと周がびっしりと作物のつまった田畑をあらわしたが、周がまわり、国名などに用いられたため、のちに禾（作物）をそえてつくられた字。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【稠人】 チュウジン びっしり集まっているおおくの人。

【稠人広衆】 チュウジンコウシュウ 多人数の集まり。人が密集していること。〔→史記〕

【稠直】 チュウチョク 性格がまじめで行いが正しいこと。

【稠密】 チュウミツ ＝綢密。びっしり集まっている。こみあっている。「人口稠密」

【稠畳】 チュウジョウ びっしりと重なりあうこと。〈類義語〉重畳。

【綢直】 チュウチョク ＝稠直。心がこまやかで正直なさま。

【綢密】 チュウミツ ＝稠密。びっしりとこみあっているさま。物が集まりたてこんでいるさま。