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 「役」は「えき」とも読み、公用のため税の代わりに労働することを指したが、「役人・役所・役場」などは公の仕事をすること、「子守り役・留守番役・会計の役・世話役・相談役・仲🔗🔉

 「役」は「えき」とも読み、公用のため税の代わりに労働することを指したが、「役人・役所・役場」などは公の仕事をすること、「子守り役・留守番役・会計の役・世話役・相談役・仲人の役・取締役・重役」などは責任を持って引き受けた仕事をすること(人)、「主役・悪役・子役・老け役・代役・配役」などは劇などで、ある人物を演じる・受け持つこと(俳優)を表す。「人〔仕事〕の役に立つ」は何かをする上で重要な・利益になる働きをすること。

 「役割」は俳優の役を表すほかに、最後までやり遂げるために、個人に割り当てられた任務、物事の重要な働き・作用という意味で、「役目」は人間なら誰もが持っているはずの、責任を🔗🔉

 「役割」は俳優の役を表すほかに、最後までやり遂げるために、個人に割り当てられた任務、物事の重要な働き・作用という意味で、「役目」は人間なら誰もが持っているはずの、責任を持って当然すべき仕事、物事の通常の働きという意味を表す。「役割を果たした」は立派に任務を完遂した、「役目」に置き換えると、することだけはした・任期を終えたことを表し、「私の役割は教えることです」を「役目」に置き換えると、教えることに熱意がないといったニュアンスになる。「教師は教えるのが役目だ・子を育てるのは親の役目だ・動物のしっぽの役目は何ですか」は「役割」に置き換わらない。

 「効果」は期待した作用・状態が実現することを表し、映画や舞台の擬音・照明などにも使われる。「効き目」は「効果」の和語的表現。使用範囲は日常的な事柄・物に限られる。「効能🔗🔉

 「効果」は期待した作用・状態が実現することを表し、映画や舞台の擬音・照明などにも使われる。「効き目」は「効果」の和語的表現。使用範囲は日常的な事柄・物に限られる。「効能」は薬の「効き目」で、説明書・効能書き・能書きに書いてあるもの。効かないかもしれない。「くすり」を参照。

類義使分 ページ 642