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それなら : それまでの内容を認めて、意見・判断を述べる場合に使う接続詞。🔗⭐🔉
それなら : それまでの内容を認めて、意見・判断を述べる場合に使う接続詞。
置 換 =
「それでは」は「すでにそうであるから・そうなったからには」といった意味を表し、「今日頭が痛いから会社休むよ」と相手の言い分・状況を受けて、「それでは」と考え、「困らない🔗⭐🔉
「それでは」は「すでにそうであるから・そうなったからには」といった意味を表し、「今日頭が痛いから会社休むよ」と相手の言い分・状況を受けて、「それでは」と考え、「困らないんですか・一緒に病院まで行きましょうか・誰が会社に電話するんですか」など、新しい話題を疑問の形で提出する場合、「これでこの仕事は終わった・質問はありませんね」といった何かの終わり・区切りになった状況を受けて、「それでは」と新たにすべきことを捜し、「もう帰ろうか・そちらを始めるか・授業を終わりましょう・次の問題に移りましょう」など、新しい話題や場面に切り換える場合に使われる。普通の会話では「では・じゃ・それ(ん)じゃ」が使われる。「さて」「ばあい」を参照。
「それなら」は「もしそういうことなら・それが事実なら」といった意味を表し、「これ、1 万円もするんですか、高いですね・財布を落としたんです」といった相手の言い分を受けて、🔗⭐🔉
「それなら」は「もしそういうことなら・それが事実なら」といった意味を表し、「これ、1 万円もするんですか、高いですね・財布を落としたんです」といった相手の言い分を受けて、「それなら」と考え、「もう少しお安くしますよ・こちらのはいかがですか・少しお貸ししましょうか・大変でしょう」など、勧誘・希望・意志・推量・命令・疑問といった話し手の意見・感想・判断が続くことになる。会話では「そんなら」が使われる場合がある。
これらの例はすべて置き換えが可能である。ただ「それでは」には事実が確定しているという認識があり、確定した条件で新たに事を始める、「それなら」には未確定・未確認という認識🔗⭐🔉
これらの例はすべて置き換えが可能である。ただ「それでは」には事実が確定しているという認識があり、確定した条件で新たに事を始める、「それなら」には未確定・未確認という認識があり、仮定条件で自分の考えを述べるという違いがある。「宿題すんだ・今度の日曜日一緒にドライブしようよ・試験だめだったよ」と言われて、相手の言葉を信じた場合は「じゃ、遊びに行こうよ・じゃ、何かおいしいものでも用意するか・じゃ、また浪人ね」、疑っている場合は「本当 ? そんなら遊びに行くか・本当 ? それなら時間空けるけど・本当 ? それなら大変じゃない」といった答えになるが、「本当 ? それなら」というあからさまな疑問以外の表現は、やはり互いに置き換えることができる。
補 足 =
類義使分 ページ 753。