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広辞苑の検索結果 (19)
ふ‐じょう【不定】‥ヂヤウ🔗⭐🔉
ふ‐じょう【不定】‥ヂヤウ
①不確かなこと。さだめなきこと。源氏物語若菜上「ことにこそは後見きこえめと思ふを、それだにいと―なる世の定めなりや」。「老少―」
②思いがけないこと。意外なこと。宇治拾遺物語1「―のことかな」
⇒ふじょう‐の‐くも【不定の雲】
ふじょう‐の‐くも【不定の雲】‥ヂヤウ‥🔗⭐🔉
ふじょう‐の‐くも【不定の雲】‥ヂヤウ‥
老少不定という人間の運命を、月を曇らす雲にたとえた語。謡曲、隅田川「生死長夜の月の影、―おほへり」
⇒ふ‐じょう【不定】
ふ‐てい【不定】🔗⭐🔉
ふ‐てい【不定】
きまっていないこと。一定していないこと。「住所―」
⇒ふてい‐が【不定芽】
⇒ふてい‐かんし【不定冠詞】
⇒ふてい‐けい【不定形】
⇒ふてい‐こん【不定根】
⇒ふてい‐し【不定詞】
⇒ふてい‐じ【不定時】
⇒ふてい‐しゅうそ【不定愁訴】
⇒ふてい‐しょう【不定称】
⇒ふてい‐せきぶん【不定積分】
⇒ふてい‐ふう【不定風】
⇒ふてい‐ほうていしき【不定方程式】
ふてい‐が【不定芽】🔗⭐🔉
ふてい‐が【不定芽】
植物体に傷がついたり、その他の原因で茎頂や葉腋以外の場所に生じる芽。↔定芽。
⇒ふ‐てい【不定】
ふてい‐かんし【不定冠詞】‥クワン‥🔗⭐🔉
ふてい‐かんし【不定冠詞】‥クワン‥
(indefinite article)冠詞の一つ。可算名詞に付けて、その名詞が指示する類の中の任意の個体であることを示す。a boyならば「少年」という類に属する任意のメンバーの意。a(英語)、un,une,des(フランス語)の類。↔定冠詞。
⇒ふ‐てい【不定】
ふ‐ていき【不定期】🔗⭐🔉
ふていき‐けい【不定期刑】🔗⭐🔉
ふていき‐けい【不定期刑】
刑の期間を定めずに言い渡し、その執行の状況により、釈放の時期を決める刑。日本では、少年法上、長期と短期とを定めて宣告する相対的不定期刑が認められている。↔定期刑。
⇒ふ‐ていき【不定期】
ふていき‐こうろ【不定期航路】‥カウ‥🔗⭐🔉
ふていき‐こうろ【不定期航路】‥カウ‥
航行期日・寄航地などが定まっていない航路。↔定期航路。
⇒ふ‐ていき【不定期】
ふていき‐せん【不定期船】🔗⭐🔉
ふていき‐せん【不定期船】
航路を特定せずに航行する商船。↔定期船
⇒ふ‐ていき【不定期】
ふてい‐けい【不定形】🔗⭐🔉
ふてい‐けい【不定形】
①形または様式の一定しないもの。
②〔数〕二つの連続関数の商の形で表される関数が、変数の或る値で、分母・分子ともに0または無限大となること。
⇒ふ‐てい【不定】
ふていけい‐し【不定型詩】🔗⭐🔉
ふていけい‐し【不定型詩】
一定の型にはまらない詩。散文詩の類。↔定型詩
ふてい‐こん【不定根】🔗⭐🔉
ふてい‐こん【不定根】
茎・葉など、根以外の部分から出る根。
⇒ふ‐てい【不定】
ふてい‐し【不定詞】🔗⭐🔉
ふてい‐し【不定詞】
(infinitive)非定形動詞の一つ。動詞を文中で名詞としての機能をもたせるために使用するのが基本。英語では、形容詞・副詞としての働きもする。その動作の主体の性・数・人称などによって語形が変化しないことからの称。to love(英語)、lieben(ドイツ語)、aimer(フランス語)の類。不定法。
⇒ふ‐てい【不定】
ふてい‐じ【不定時】🔗⭐🔉
ふてい‐じ【不定時】
各地の日出・日没を基準の時刻として昼間と夜間とを別個に等分する時法。江戸時代の民間時法がその例。↔平分時。
⇒ふ‐てい【不定】
ふてい‐しゅうそ【不定愁訴】‥シウ‥🔗⭐🔉
ふてい‐しゅうそ【不定愁訴】‥シウ‥
明白な器質的疾患が見られないのに、さまざまな自覚症状を訴える状態。
⇒ふ‐てい【不定】
ふてい‐しょう【不定称】🔗⭐🔉
ふてい‐しょう【不定称】
代名詞で、人または物、あるいは方角・場所などの定まらないものを指示するもの。「だれ」「どれ」「どちら」「どこ」などの類。
⇒ふ‐てい【不定】
ふてい‐ふう【不定風】🔗⭐🔉
ふてい‐ふう【不定風】
季節・方向・強弱などの一定しない風。旋風の類。
⇒ふ‐てい【不定】
ふてい‐ほうていしき【不定方程式】‥ハウ‥🔗⭐🔉
ふてい‐ほうていしき【不定方程式】‥ハウ‥
〔数〕
①有理数の係数をもつ代数方程式(未知数は二つ以上)の整数解を求めるとき、この方程式を不定方程式という。ディオファントスの方程式。
②(複数の)未知数に関する方程式の解が一意に定まらないとき、この方程式を不定方程式という。
⇒ふ‐てい【不定】
大辞林の検索結果 (20)
ふ-じょう【不定】🔗⭐🔉
ふ-じょう ―ヂヤウ [0] 【不定】 (名・形動)[文]ナリ
(1)〔仏〕 定まっていないこと。定まらないこと。また,そのさま。「老少―」「生死(シヨウジ)―」「わが身わがこころは―なり/一遍上人語録」
(2)意外なこと。思いがけないこと。また,そのさま。「―の事かな/今昔 26」
ふじょう-ごう【不定業】🔗⭐🔉
ふじょう-ごう ―ヂヤウゴフ [2] 【不定業】
〔仏〕 報いとして受ける結果およびその時期が決定していない行為。
⇔定業(1)
ふてい-が【不定芽】🔗⭐🔉
ふてい-が [2] 【不定芽】
茎の先端や葉腋から出る定芽に対し,それ以外の場所(節間・葉・根など)から出る芽。
ふてい-かんし【不定冠詞】🔗⭐🔉
ふてい-かんし ―クワン― [4] 【不定冠詞】
ヨーロッパ諸語にみられる冠詞の一。名詞が不特定の事物をあらわす場合に前に添加される冠詞。英語・ドイツ語には単数形しかないが,フランス語・スペイン語などには複数形もある。英語の a やドイツ語の ein やフランス語の un など。
→定冠詞
ふてい-けい【不定形】🔗⭐🔉
ふてい-けい [0] 【不定形】
(1)形や様式が一定でないもの。
(2)二つの関数
(
),
(
)で,
→
または
→±∞ の時,
(
),
(
)の極限値が同時に 0 または ±∞ となる場合,
(
)/
(
),
(
)−
(
)などの極限をいう。
(
),
(
)で,
→
または
→±∞ の時,
(
),
(
)の極限値が同時に 0 または ±∞ となる場合,
(
)/
(
),
(
)−
(
)などの極限をいう。
ふてい-こん【不定根】🔗⭐🔉
ふてい-こん [2] 【不定根】
植物の定根(テイコン)以外の根(ネ)。普通には,葉・茎から出る根をいう。
ふてい-し【不定詞】🔗⭐🔉
ふてい-し [2] 【不定詞】
〔infinitive〕
ヨーロッパ諸語にみられる動詞の形態の一。また,その用法。定動詞に対する。人称・数について形態上の区別がなく,個々の動詞が表す行為などの内容を表現する名詞的機能をもつ。不定法。
ふてい-じ-ほう【不定時法】🔗⭐🔉
ふてい-じ-ほう ―ハフ [0] 【不定時法】
日の出から日没までを昼とし,日没から日の出までを夜として,それぞれを六等分して時を決める方法。日本では,江戸時代に民間で行われた。
⇔定時法
ふてい-しゅうそ【不定愁訴】🔗⭐🔉
ふてい-しゅうそ ―シウ― [4] 【不定愁訴】
頭重・いらいら・疲労感・不眠など漠然とした不快感を伴う自覚症状を訴えるが,それとからだの異常との関連がはっきりしないもの。
ふてい-しょう【不定称】🔗⭐🔉
ふてい-しょう [2] 【不定称】
代名詞で,人・事物・方角・場所などについて,はっきり特定できないものを指示する場合に用いるもの。「だれ」「どれ」「どちら」「どこ」などの類。
ふてい-せきぶん【不定積分】🔗⭐🔉
ふてい-せきぶん [4] 【不定積分】
〔数〕 定積分 ∫
(
)
において
を変化させれば,
の関数がえられる。この関数を
(
)の不定積分という。
(
)が連続ならば,その不定積分は
(
)の原始関数であるから,不定積分を原始関数と同義にも用いる。
(
)の不定積分を ∫
(
)
で表す。
(
)
において
を変化させれば,
の関数がえられる。この関数を
(
)の不定積分という。
(
)が連続ならば,その不定積分は
(
)の原始関数であるから,不定積分を原始関数と同義にも用いる。
(
)の不定積分を ∫
(
)
で表す。
ふてい-ふう【不定風】🔗⭐🔉
ふてい-ふう [2] 【不定風】
方向・強弱などの定まらない風。
ふてい-ほうていしき【不定方程式】🔗⭐🔉
ふてい-ほうていしき ―ハウテイ― [6] 【不定方程式】
未知数の個数より方程式の個数が少なく,その解が一つに定まらないような方程式。特に,係数を整数として整数解を求めるときにいうことがある。
ふ-ていき【不定期】🔗⭐🔉
ふ-ていき [2] 【不定期】 (名・形動)[文]ナリ
時期・期間の一定しない・こと(さま)。「―に送られてくる荷物」「―航路」「―船」
ふていき-けい【不定期刑】🔗⭐🔉
ふていき-けい [4] 【不定期刑】
自由刑の宣告に際して,刑期を確定しないで言い渡すもの。
⇔定期刑
ふていき-ろせん【不定期路線】🔗⭐🔉
ふていき-ろせん [5] 【不定期路線】
鉄道・バス・航空路などの,運行の期日・時刻などが一定していない路線。
ふていけい-し【不定型詩】🔗⭐🔉
ふていけい-し [4] 【不定型詩】
伝統的な定型・韻律にのっとらない詩。散文詩など。
⇔定型詩
ふてい【不定の】(和英)🔗⭐🔉
ふていき【不定期の】(和英)🔗⭐🔉
ふていき【不定期の】
irregular.→英和
‖不定期貨物船 a tramp.
広辞苑+大辞林に「不定」で始まるの検索結果。