複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (3)

しゅ‐たい【主体】🔗🔉

しゅ‐たい主体】 ①[漢書東方朔伝「上以て主体を安んじ、下以て万民に便す」]天子のからだ。転じて、天子。 ②(hypokeimenon ギリシア・subject イギリス)元来は、根底に在るもの、基体の意。 ㋐性質・状態・作用の主。赤色をもつ椿の花、語る働きをなす人間など。 ㋑主観と同意味で、認識し、行為し、評価する我を指すが、主観を主として認識主観の意味に用いる傾向があるので、個体性・実践性・身体性を強調するために、この訳語を用いるに至った。↔客体。→主観。 ③集合体の主要な構成部分。「無党派の人々を―とする団体」 ⇒しゅたい‐せい【主体性】 ⇒しゅたい‐てき【主体的】

しゅたい‐せい【主体性】🔗🔉

しゅたい‐せい主体性】 主体的であること。また、そういう態度や性格であること。「―に欠ける」 ⇒しゅ‐たい【主体】

しゅたい‐てき【主体的】🔗🔉

しゅたい‐てき主体的】 ①ある活動や思考などをなす時、その主体となって働きかけるさま。他のものによって導かれるのでなく、自己の純粋な立場において行うさま。「―な判断」「―に行動する」 ②(→)主観的に同じ。 ⇒しゅ‐たい【主体】

大辞林の検索結果 (6)

しゅ-たい【主体】🔗🔉

しゅ-たい [0][1] 【主体】 (1)自覚や意志をもち,動作・作用を他に及ぼす存在としての人間。 (2)集団・組織・構成などの中心となるもの。「学生を―とするデモ行進」 (3)〔哲〕 〔(ギリシヤ) hypokeimenon; (ラテン) subjectum〕 (ア)何らかの性質・状態・作用などを保持する当のもの。読書という行為における読み手,赤いという性質を具有する花,の類。(イ)(「主観」が認識論的意味で用いられるのに対し,存在論的・倫理学的意味で)行為・実践をなす当のもの。 ⇔客体 →主観 (4)機械や製品の主要部分。

しゅたい-きんこう【主体均衡】🔗🔉

しゅたい-きんこう ―カウ [4] 【主体均衡】 与えられた財価格と所得のもとで,その財を自己に最も有利な量だけ需要あるいは供給すること。財価格や所得が変化するとそれらの需要量あるいは供給量も変化する。 →需要関数 →供給関数 →市場均衡

しゅたい-せい【主体性】🔗🔉

しゅたい-せい [0] 【主体性】 自分の意志・判断によって,みずから責任をもって行動する態度のあること。「―をもって行動する」

しゅたい-せい-ろんそう【主体性論争】🔗🔉

しゅたい-せい-ろんそう ―ロンサウ [6] 【主体性論争】 第二次大戦直後,文学・哲学の分野を中心に主体性の意義をめぐって起こった論争。近代的自我の確立を主張する人々と客観的・歴史的法則性を重視する人々とに分かれ,論争が行われた。

しゅたい-てき【主体的】🔗🔉

しゅたい-てき [0] 【主体的】 (形動) 自分の意志・判断によって行動するさま。自主的。「―に判断する」

しゅたい【主体】(和英)🔗🔉

しゅたい【主体】 the subject;→英和 the nucleus (核心).→英和 …を〜とする be mainly composed;consist chiefly.‖主体性 subjectivity;independence;autonomy.

広辞苑+大辞林主体で始まるの検索結果。