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広辞苑の検索結果 (13)
し‐かかり【仕掛り・仕懸り】🔗⭐🔉
し‐かかり【仕掛り・仕懸り】
事をしはじめること。また、事に着手して、まだ途中であること。しかけ。
⇒しかかり‐ひん【仕掛り品】
しかかり‐ひん【仕掛り品】🔗⭐🔉
しかかり‐ひん【仕掛り品】
⇒しかけひん
⇒し‐かかり【仕掛り・仕懸り】
し‐かか・る【仕掛かる】🔗⭐🔉
し‐かか・る【仕掛かる】
〔他五〕
①事をしはじめる。
②事をしはじめて、まだ終わらない。
し‐かけ【仕掛け・仕懸け】🔗⭐🔉
し‐かけ【仕掛け・仕懸け】
①やり方。好色一代男4「両人共に此善吉―を見ならへ」
②行動に出ること。攻勢をかけること。浄瑠璃、神霊矢口渡「鎌倉へ―の転奕ばくち」
③用意。特に炊事のしたく。
④装置。からくり。また、作り具合。構え。「種も―もない」「電気―」
⑤詐欺などの企み。特に支払いや請求に際し貨幣の相場の変動を自分に有利に運用して、あるいはごまかして利鞘を取ること。浄瑠璃、堀川波鼓「銭は―でやりました」
⑥途中まですること。やりかけ。「―の仕事」
⑦遊里で、うちかけをいう。また、小袖をいうこともある。洒落本、古契三娼「春子ども屋から抱へにわたす―は小袖二つづつさ」
⇒しかけ‐ごと【仕掛け事】
⇒しかけ‐こどうぐ【仕掛小道具】
⇒しかけ‐てっぽう【仕掛鉄砲】
⇒しかけ‐はなび【仕掛花火】
⇒しかけ‐ひん【仕掛品】
⇒しかけ‐ぶんこ【仕懸文庫】
⇒しかけ‐もの【仕掛物】
⇒しかけ‐もの【仕懸け者・仕掛け者】
⇒しかけ‐やまぶし【仕掛山伏】
しかけ‐ごと【仕掛け事】🔗⭐🔉
しかけ‐ごと【仕掛け事】
しかけておいた事。たくらみごと。浄瑠璃、吉野忠信「万端かうした―、甘いも酸いもしりながら」
⇒し‐かけ【仕掛け・仕懸け】
しかけ‐こどうぐ【仕掛小道具】‥ダウ‥🔗⭐🔉
しかけ‐こどうぐ【仕掛小道具】‥ダウ‥
劇場で使用する仕掛けのある小道具。怪談物などに多い。
⇒し‐かけ【仕掛け・仕懸け】
しかけ‐てっぽう【仕掛鉄砲】‥パウ🔗⭐🔉
しかけ‐てっぽう【仕掛鉄砲】‥パウ
(→)夜狙よねらいに同じ。
⇒し‐かけ【仕掛け・仕懸け】
しかけ‐はなび【仕掛花火】🔗⭐🔉
しかけ‐はなび【仕掛花火】
装置を施して、さまざまの形の現れるように作った花火。〈[季]夏〉
⇒し‐かけ【仕掛け・仕懸け】
しかけ‐ひん【仕掛品】🔗⭐🔉
しかけ‐ひん【仕掛品】
製造工程にあってまだ商品として完成していないもの。しかかりひん。
⇒し‐かけ【仕掛け・仕懸け】
しかけ‐もの【仕掛物】🔗⭐🔉
しかけ‐もの【仕掛物】
特殊な仕掛けがしてあるもの。主に劇場で用いる大道具・小道具・衣裳・鬘かつらなど。またそれを使う場面。
⇒し‐かけ【仕掛け・仕懸け】
しかけ‐もの【仕懸け者・仕掛け者】🔗⭐🔉
しかけ‐もの【仕懸け者・仕掛け者】
①たくらみをもって、人をだます者。日本永代蔵5「借銭の宿にもさまざまの―あり」
②特に、色仕掛で男をだまし、金などを取る女。浮世草子、好色産毛「世に―があるは、いたづらのあまりかなとおもひよりて」
⇒し‐かけ【仕掛け・仕懸け】
しかけ‐やまぶし【仕掛山伏】🔗⭐🔉
しかけ‐やまぶし【仕掛山伏】
詐欺を働く山伏。騙かたり山伏。世間胸算用1「今時―とて、さまざま護摩の壇にからくりいたし」
⇒し‐かけ【仕掛け・仕懸け】
し‐か・ける【仕掛ける】🔗⭐🔉
し‐か・ける【仕掛ける】
〔他下一〕[文]しか・く(下二)
①しだす。し始める。また、途中までする。やりかける。天草本金句集「―・けた事のすまぬうちに、又べちのむつかしい事がある」。「外出の用意を―・けたところに客が来た」
②動作をしむける。行動に出る。攻勢をかける。枕草子143「猿楽さるごう―・くるに」。「こちらから喧嘩を―・ける」
③押しかける。乗りこむ。浮世草子、風流曲三味線「鮫鞘の大脇差を横たへ玄関へ―・け」
④装置する。仕掛をする。用意する。仕度する。「わなを―・ける」「御飯を―・ける」
⑤(取引用語)清算市場で、売買玉を建てる。
大辞林の検索結果 (12)
し-かかり【仕掛(か)り・仕懸(か)り】🔗⭐🔉
し-かかり [0] 【仕掛(か)り・仕懸(か)り】
(1)仕事のし始め。とりかかり。
(2)仕事の途中であること。
しかかり-ひん【仕掛(か)り品】🔗⭐🔉
しかかり-ひん [0] 【仕掛(か)り品】
製造中でまだ完成していない物品。仕掛け品。
し-かか・る【仕掛(か)る・仕懸(か)る】🔗⭐🔉
し-かか・る [3] 【仕掛(か)る・仕懸(か)る】 (動ラ五[四])
(1)し始める。とりかかる。「外出の支度を―・る」
(2)仕事の途中である。「―・った仕事」
し-かけ【仕掛(け)・仕懸(け)】🔗⭐🔉
し-かけ [0] 【仕掛(け)・仕懸(け)】
(1)やりかけであること。「―の仕事」
(2)他に対して働きかけること。しかけること。「相手の―を待つ」
(3)物事をある目的に合わせて,作りこしらえること。(ア)装置。からくり。しくみ。「種も―もございません」「最後でどんでん返しになる―の映画」(イ)釣りで,目的とする魚に応じて幹糸(ミキイト)・鉤素(ハリス)・釣り針・おもりなどを組み合わせて仕立てたもの。(ウ)「仕掛け花火」の略。
(4)打掛・掻取(カイドリ)の称。「この―を斯う着なましてね/人情本・梅美婦禰 5」
(5)やり方。かけひき。「両人共に此善吉―を見ならへ/浮世草子・一代男 4」
(6)ごまかし。「銭は―でやりました/浄瑠璃・堀川波鼓(中)」
(7)用意。準備。特に食事などの用意。「朝の―をしねえぢやあならねえ/人情本・英対暖語」
しかけ-はなび【仕掛(け)花火】🔗⭐🔉
しかけ-はなび [4] 【仕掛(け)花火】
地上に装置をして,種々の形や文字が現れるように作った花火。しかけ。[季]秋。
しかけ-ひん【仕掛(け)品】🔗⭐🔉
しかけ-ひん [0] 【仕掛(け)品】
「仕掛(シカ)かり品(ヒン)」に同じ。
しかけ-ぶんこ【仕掛(け)文庫】🔗⭐🔉
しかけ-ぶんこ [4] 【仕掛(け)文庫】
江戸深川の遊里で,遊女の着替えなどを入れて持ち運ぶのに用いた手箱。
しかけ-もの【仕掛(け)物】🔗⭐🔉
しかけ-もの [0] 【仕掛(け)物】
特殊な仕掛けのしてある物。特に演劇などで,舞台効果をあげるため仕掛けのしてある大道具・小道具・衣装・鬘(カツラ)の類。
しかけ-もの【仕掛(け)者】🔗⭐🔉
しかけ-もの 【仕掛(け)者】
(1)たくらみをして人をだます者。「借銭の宿にも,様々の―有り。油断する事なかれ/浮世草子・永代蔵 5」
(2)色仕掛けで男をだまし,金などをとる女。「又同じ姿にて,各別の―あり/浮世草子・織留 6」
し-か・ける【仕掛ける】🔗⭐🔉
し-か・ける [3] 【仕掛ける】 (動カ下一)[文]カ下二 しか・く
(1)他人に対して,自分の方から積極的に動作・作用を向ける。攻勢に出る。「喧嘩(ケンカ)を―・ける」「うしをくひてゐるきやくにはなしを―・ける/安愚楽鍋(魯文)」
(2)装置を取り付ける。また,装置をセットする。しかけをする。「目覚まし時計を―・ける」「わなを―・ける」
(3)し始める。また,ある動作を始めてその途中である。「挨拶を―・けて気付いた」
(4)煮たきするために,鍋(ナベ)・釜(カマ)などを火にかける。また,その準備をしておく。「ご飯を―・ける」「是からおかゆを―・けう/浄瑠璃・先代萩」
(5)浴びせる。注ぎかける。ひっかける。「烏のとびて通りけるがゑどを―・けけるを/宇治拾遺 2」
(6)押し寄せる。押しかける。「今夜は何でも家へ―・けて,引つ剥いで行かにやあなりませぬのさ/歌舞伎・都鳥廓白浪」
しかけ【仕掛】(和英)🔗⭐🔉
広辞苑+大辞林に「仕掛」で始まるの検索結果。