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広辞苑の検索結果 (4)
ていげん‐てき【定言的】🔗⭐🔉
ていげん‐てき【定言的】
(categorical)ある命題が無条件的であること、またあることを条件なしに端的に主張するさま。断言的。→仮言的→選言的。
⇒ていげんてき‐さんだんろんぽう【定言的三段論法】
ていげんてき‐さんだんろんぽう【定言的三段論法】‥パフ🔗⭐🔉
ていげんてき‐さんだんろんぽう【定言的三段論法】‥パフ
推理の2前提が定言命題より成る三段論法。「すべての人は可死的である」「ソクラテスは人である」「故にソクラテスは可死的である」の類。
⇒ていげん‐てき【定言的】
ていげん‐めいだい【定言命題】🔗⭐🔉
ていげん‐めいだい【定言命題】
無条件的に主語と述語との一定の関係を主張する命題。「SはPである(でない)」という形式の命題。全称肯定命題・全称否定命題・特称肯定命題・特称否定命題の4種に区別。定言的判断。↔条件命題↔選言命題。
ていげん‐めいほう【定言命法】‥ハフ🔗⭐🔉
ていげん‐めいほう【定言命法】‥ハフ
(kategorischer Imperativ ドイツ)カントの唱えた道徳的命法。意志を無条件的に規定する道徳法則。条件つきの仮言的命法と異なり、行為そのものを価値ある目的として絶対的・無条件的に命令すること。「汝の意志の格率が常に同時に普遍的立法として妥当するように行為せよ」が有名な型式。例えば「汝殺すなかれ」。断言的命法。無上命法。
大辞林の検索結果 (6)
てい-げん【定言】🔗⭐🔉
てい-げん [0][3] 【定言】
〔論〕 なんらの仮定条件をつけずに端的に述定する立言。断言。直言。
ていげん-てき【定言的】🔗⭐🔉
ていげん-てき [0] 【定言的】 (形動)
〔論〕
〔categorical〕
仮定条件なしに端的に立言するさま。断言的。直言的。
ていげん-てき-さんだんろんぽう【定言的三段論法】🔗⭐🔉
ていげん-てき-さんだんろんぽう ―ロンパフ [11] 【定言的三段論法】
〔論〕 大前提および小前提が定言命題から成る三段論法。
→三段論法
ていげん-てき-はんだん【定言的判断】🔗⭐🔉
ていげん-てき-はんだん [7] 【定言的判断】
⇒定言命題
ていげん-めいだい【定言命題】🔗⭐🔉
ていげん-めいだい [5] 【定言命題】
〔論〕 主語に対して述語が結びついているという形の単純な命題。「 S は P である」「 S は P ではない」という形式をとる。主語のかかわる範囲について全称と特称,判断の性質について肯定と否定が挙げられ,計四種がある。定言的判断。
ていげん-めいほう【定言命法】🔗⭐🔉
ていげん-めいほう ―ハフ [5] 【定言命法】
〔(ドイツ) kategorischer Imperativ〕
人間の意志を制約する道徳法則のうちで,人間一般に無条件に当てはまるものをいう。仮言命法が「もし幸福を望むならば,云々の行為をせよ」と条件付きであるのに対し,端的に「何々せよ」と義務を命ずる。カントによれば,道徳的命法は何かの目的のための手段であってはならないから,定言命法であるとされる。定言的命令。無上命法。
⇔仮言命法
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