こ‐なんど【小納戸】 江戸幕府の職名。若年寄に属し、将軍に近侍して、理髪・食膳・庭方などの細事をつかさどった。小納戸方。↔大納戸。 ⇒こなんど‐しゅう【小納戸衆】 ⇒こなんど‐とうどり【小納戸頭取】 ⇒こなんど‐ぼうず【小納戸坊主】

こなんど‐しゅう【小納戸衆】 小納戸を勤める役人。 ⇒こ‐なんど【小納戸】

こなんど‐とうどり【小納戸頭取】 小納戸衆を統監し、表役人と政務以外万般の連絡にあたった者。 ⇒こ‐なんど【小納戸】

こなんど‐ぼうず【小納戸坊主】_‥バウ‥ 奥坊主の別称。 ⇒こ‐なんど【小納戸】

こ-なんど [2] 【小納戸】 江戸幕府の職名。若年寄の配下で，将軍の理髪・食膳・庭方など日常の雑務を担当した。小納戸方。 ⇔大納戸

こなんど-しゅう [4] 【小納戸衆】 小納戸の役人。

こなんど-とうどり [5] 【小納戸頭取】 小納戸の長。将軍の側近にあり，奥向きの取り締まりとして，表役人との応接に当たった。

こなんど-ぼうず ―バウ― [5] 【小納戸坊主】 奥坊主(オクボウズ)の別名。