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広辞苑の検索結果 (6)
けんむ【建武】🔗⭐🔉
けんむ【建武】
(ケンブとも)[後漢書「於是建元為建武」](勅により後漢の光武帝の年号を用いる)後醍醐天皇朝の年号。元弘4年1月29日(1334年3月5日)改元、建武3年2月29日(1336年4月11日)延元に改元。北朝では建武5年8月28日(1338年10月11日)まで用い、暦応に改元した。
⇒けんむいらい‐ついか【建武以来追加】
⇒けんむ‐しきもく【建武式目】
⇒けんむ‐ねんかんき【建武年間記】
⇒けんむ‐ねんじゅうぎょうじ【建武年中行事】
⇒けんむ‐の‐しんせい【建武新政】
けんむいらい‐ついか【建武以来追加】🔗⭐🔉
けんむいらい‐ついか【建武以来追加】
室町幕府の法令集。鎌倉幕府の御成敗式目に建武以後の法令を追加する意味で、この称がある。
⇒けんむ【建武】
けんむ‐しきもく【建武式目】🔗⭐🔉
けんむ‐しきもく【建武式目】
建武3年(1336)足利尊氏が幕政の参考のために諮問し、これに中原是円・同真恵らが答申する形式をとった法令。幕府の所在地に関する1項目と政道17条とから成る。
→文献資料[建武式目]
⇒けんむ【建武】
けんむ‐ねんじゅうぎょうじ【建武年中行事】‥ヂユウギヤウ‥🔗⭐🔉
けんむ‐ねんじゅうぎょうじ【建武年中行事】‥ヂユウギヤウ‥
朝廷・官府の年間恒例の儀式の故事・典例を和文で記した書。後醍醐天皇撰。3巻。建武年間成立。
⇒けんむ【建武】
けんむ‐の‐しんせい【建武新政】🔗⭐🔉
けんむ‐の‐しんせい【建武新政】
後醍醐天皇による新政。元弘3年(1333)6月、鎌倉幕府を倒して京都に還幸し、強力な天皇親政をめざして記録所を再興し、雑訴決断所を置き、翌年、建武と改元。足利尊氏と対立し、わずか2年半で崩壊。南北朝時代を迎える。建武の中興。
⇒けんむ【建武】
大辞林の検索結果 (7)
けんむ【建武】🔗⭐🔉
けんむ 【建武】
年号(1334.1.29-1336.2.29)。元弘の後。建武三年,後醍醐(ゴダイゴ)天皇は南朝を樹立して延元とし,北朝は建武を継承し,建武五年8月28日,暦応と改元。後醍醐天皇および北朝の光明(コウミヨウ)天皇の代。けんぶ。
けんむ-いらいついか【建武以来追加】🔗⭐🔉
けんむ-いらいついか 【建武以来追加】
建武年間(1334-1336)から永正年間(1504-1521)に至るまで室町幕府が必要に応じて発布した法令集。鎌倉幕府の「御成敗式目」を本条とし,それに追加する意でこの称がある。
けんむ-しきもく【建武式目】🔗⭐🔉
けんむ-しきもく 【建武式目】
足利尊氏が,1336年(建武3)政治方針を御家人たちに示すために発した一七条の法令。
けんむ-ねんかんき【建武年間記】🔗⭐🔉
けんむ-ねんかんき 【建武年間記】
建武政権が発布した法令その他を収載した記録。一巻。著者・成立年代ともに不明。混乱した世相を風刺した「二條河原落書」を収める。建武記。建武令。
けんむ-ねんじゅうぎょうじ【建武年中行事】🔗⭐🔉
けんむ-ねんじゅうぎょうじ ―ネンヂユウギヤウジ 【建武年中行事】
有職書。後醍醐天皇撰。三巻。建武年間(1334-1336)成立。恒例の年中行事について和文で解説したもの。秘記・御抄・和字年中行事とも。
けんむ-の-しんせい【建武の新政】🔗⭐🔉
けんむ-の-しんせい [1] 【建武の新政】
後醍醐天皇が1333年(元弘3)6月,鎌倉幕府を討滅して天皇親政による復古的政権を樹立したこと。記録所や雑訴決断所を設けて一般政務や訴訟問題の処理にあたったが,武士階級の不満を解消できず,二年余りで足利尊氏が叛することとなり,南北朝の内乱となる。建武の中興。
→建武の新政[表]
けんむ-の-ちゅうこう【建武の中興】🔗⭐🔉
けんむ-の-ちゅうこう 【建武の中興】
⇒建武の新政(シンセイ)
広辞苑+大辞林に「建武」で始まるの検索結果。