こ【弧】 ①木の弓。弓。また、弓なりの形。「―を描いて飛ぶ」 ②〔数〕円周または曲線のつながった一部分。

こ‐こう【弧光】_‥クワウ 弧状の光。アーク放電の光。アーク。 ⇒ここう‐とう【弧光灯】

ここう‐とう【弧光灯】_{‥クワウ‥} アーク灯。 ⇒こ‐こう【弧光】

こ‐じょう【弧状】_‥ジヤウ 弓なりのさま。 ⇒こじょう‐れっとう【弧状列島】

こじょう‐れっとう【弧状列島】_{‥ジヤウ‥タウ} 弧の形をなして連なる列島。その大洋側には必ず海溝またはトラフ（舟状海盆）がこれと平行に分布し、さらにその外側（大洋側）にある海洋プレートが内側に向かって海溝のところで沈み込んでいる。弧状列島を形成する隆起運動や列島に沿う火山帯・深発地震帯の活動はこの沈み込みに関連する。西太平洋のまわりに多い。日本列島は、千島弧・東北日本弧・伊豆小笠原弧の弧状列島と西南日本弧・琉球弧の弧状列島とから成る。島弧。→花綵_かさい列島 ⇒こ‐じょう【弧状】

こ‐せん【弧線】 弧状の線。弓なりの線。「―文_もん」

こ‐ど【弧度】 〔数〕^（→）ラジアンに同じ。

こ‐とう【弧灯】 アーク灯のこと。

こど‐ほう【弧度法】_‥ハフ 〔数〕弧度（ラジアン）で角度をはかる法。→ラジアン

弧　字形 　筆順 〔弓部6画／9画／常用／2444・384C〕 〔音〕コ(漢) [意味] ①木を曲げてつくった弓。「懸弧・桑弧」 ②弓のようにまがった形。ゆみなり。アーチ。「弧状・括弧」 ③〔数〕円周または曲線の一部。「円弧」 [解字] 形声。「弓」＋音符「瓜」（＝まるみを帯びたうり）。まるい曲線をなした弓の意。

こ [1] 【弧】 円周の一部分。また，放物線などの曲線の一部分。「―を描いて飛ぶ」

こ-こう ―クワウ [1][0] 【弧光】 弧状の光。アーク放電の光。

ここう-スペクトル ―クワウ― [5] 【弧光―】 ⇒アーク-スペクトル

こ-じょう ―ジヤウ [0] 【弧状】 弓のように反った形。

こじょう-れっとう ―ジヤウ―タウ [4] 【弧状列島】 大洋と大陸との境に位置し，大洋の方に弓なりにふくらんだ面を向けて湾曲している列島。大洋側に海溝があり，列島上には活火山を伴う。日本列島・アリューシャン列島など。島弧。花綵(カサイ)列島。

こ-せん [0] 【弧線】 弧状の線。弓なりに曲がった線。

こ-ど [1] 【弧度】 ⇒ラジアン

こど-ほう ―ハフ [2][0] 【弧度法】 ラジアンを単位とする角の測り方。

こ【弧】 an arc.→英和

こせん【弧線】 an arc (of a circle).→英和