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広辞苑の検索結果 (2)

て‐ならい【手習い】‥ナラヒ🔗🔉

て‐ならい手習い‥ナラヒ ①文字を書く練習。習字。蜻蛉日記「ちひさき人には、―、歌よみなど教へ」。「子供に―をさせる」 ②心に浮かぶ歌などを書きながすこと。すさび書き。源氏物語手習「硯にむかひて、思ひあまる折には、―をのみ」 ③学問。修業。稽古。「六十の―」 ⇒てならい‐こ【手習子】 ⇒てならい‐ししょう【手習師匠】 ⇒てならい‐ぞうし【手習草紙】 ⇒てならい‐どころ【手習所】 ⇒てならい‐はじめ【手習始】 ⇒手習いは坂に車を押す如し

○手習いは坂に車を押す如してならいはさかにくるまをおすごとし🔗🔉

○手習いは坂に車を押す如してならいはさかにくるまをおすごとし 学問は少し油断をすれば後戻りするものであるの意。(松屋筆記) ⇒て‐ならい【手習い】 てならい‐はじめ手習始‥ナラヒ‥ 初めて手習いすること。手習いを始めること。東鑑26「若君御―の儀有り」 ⇒て‐ならい【手習い】 て‐なら・う手習ふ‥ナラフ 〔自四〕 ①文字を書く練習をする。習字をする。古今和歌集「この二歌ふたうたは…―・ふ人のはじめにもしける」 ②思うままに歌などを書きつける。すさび書きをする。源氏物語浮舟「木幡の里に馬はあれどなど、あやしき硯召しいでて、―・ひたまふ」 て‐ならし手馴らし】 手に使いならすこと。また、何度かして慣れておくこと。 て‐なら・す手馴らす】 〔他四〕 ①手ずから育ててならす。てなずけてならす。源氏物語若菜下「この―・しし猫の、いとらうたげにうち鳴きて来るを」 ②つかいならす。源氏物語若菜下「例の―・し給へるをぞ、調べて奉り給ふ」 て‐なれ手馴れ】 てなれること。つかいなれること。和泉式部集「言はましを、われが―の駒ならば」 て‐な・れる手馴れる】 〔自下一〕[文]てな・る(下二) ①手に扱い馴れる。使いなれる。徒然草「―・れし具足なども、心もなくて変らず久しき、いと悲し」 ②熟練する。熟達する。「―・れた手つき」 ③馴れなつく。日葡辞書「テナレタトリ、また、イヌ」 て‐なわ手縄‥ナハ ①旗または幕の乳にとおして張りわたす縄。 ②和船の帆の向きを変えるため、帆桁ほげたの両端から引いた綱。 ③口取くちとりが馬を引く縄。差縄さしなわ。 ④捕吏などが人を捕らえて縛るのに用いる縄。とりなわ。 テナントtenant】 ビルの一室などの不動産を店や事務所として借りる人。 て‐に …というに。…だから。狂言、昆布売「ああ、やる―」

大辞林の検索結果 (6)

て-ならい【手習い】🔗🔉

て-ならい ―ナラヒ [2] 【手習い】 (名)スル (1)江戸時代,寺子屋で文字の読み書きを習うこと。習字。「―机」「―師匠」 (2)勉強。稽古(ケイコ)。「四十の―」 (3)源氏物語の巻名。第五三帖。宇治十帖の一。

てならい=は坂に車を押す如(ゴト)し🔗🔉

――は坂に車を押す如(ゴト)し 学問や稽古事は少しでも油断をすると,もとに戻ってしまうことのたとえ。

てならい-ことば【手習い詞】🔗🔉

てならい-ことば ―ナラヒ― [5] 【手習い詞】 平安時代以降,手習いに使われた歌詞や詩文。「難波津の歌」「安積山(アサカヤマ)の歌」「天地(アメツチ)の歌」「大為爾(タイニ)の歌」「いろは歌」「千字文」など。

てならい-ぞうし【手習い草紙】🔗🔉

てならい-ぞうし ―ナラヒザウ― [5] 【手習い草紙】 習字に用いる帳面。

てならい-どころ【手習い所】🔗🔉

てならい-どころ ―ナラヒ― [5] 【手習い所】 習字を教える所。

てならい【手習い】(和英)🔗🔉

てならい【手習い】 ⇒習字.60の手習い It is never too late to learn.

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