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広辞苑の検索結果 (2)

こ・く【放く】🔗🔉

こ・く放く】 〔他五〕 ①体外に出す。はなつ。ひる。倭名類聚鈔3「霍乱、俗云之利(尻)与利久智(口)与利古久こく夜万比(病)」。「屁を―・く」 ②ものを言うことを卑しめていう語。ぬかす。「嘘を―・きやがれ」

さ・く【離く・放く】🔗🔉

さ・く離く・放く】 [一]〔他四〕 放つ。遠くへやる。万葉集3「この崎を独り過ぐれば見も―・かず来ぬ」 [二]〔他下二〕 ①間を離す。距離をおく。允恭紀「細紋形ささらがた錦の紐を解き―・けてあまたは寝ずにただ一夜のみ」。万葉集2「鯨魚いさなとり近江の海を沖―・けて漕ぎ来る船」 ②離して遠ざける。万葉集14「親は―・くれど吾は離さかるがへ」。催馬楽、貫河「柔らかに寝る夜はなくて親―・くる夫つま」 ③(動詞の連用形に付いて)…して思いをはらす。万葉集19「語り―・け見―・くる人目乏しみと思ひし繁し」 ④(「見―・く」などの形で)遠方に目を放つ。遠くを見やる。万葉集1「つばらにも見つつ行かむをしばしばも見―・けむ山を心なく雲の隠さふべしや」

大辞林の検索結果 (2)

こ・く【放く】🔗🔉

こ・く [1] 【放く】 (動カ五[四]) (1)体内にあるものを体外に出す。たれる。ひる。「屁(ヘ)を―・く」 (2)「言う」「する」などを卑しめていう語。「うそを―・け」「いい年―・いて」「ばか―・くな」

さ・く【離く・放く】🔗🔉

さ・く 【離く・放く】 ■一■ (動カ四) 遠くへやる。引き離す。遠ざける。「見も―・かず来(キ)ぬ/万葉 450」 ■二■ (動カ下二) (1){■一■}に同じ。「難波津(ナニワヅ)にみ船泊(ハ)てぬと聞こえ来(コ)ば紐解き―・けて立ち走りせむ/万葉 896」 (2)他の動詞の連用形に付いて,心理的に外に向かう動作を表す。…やる。…して気を晴らす。「語り―・け見―・くる人目ともしみと/万葉 4154」 →振り放(サ)く →見放(サ)く

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