複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (2)

ざん‐ぎり【散切り】🔗🔉

ざん‐ぎり散切り】 ①髪を剃りもせず結びもせず切り下げたままにしておくこと。じゃんぎり。 ②元結もとゆいを結ばず、髪を散らしたままにしておくこと。明治初年に流行し、半髪・総髪に対して、文明開化の象徴とされた。ざんぎりあたま。→散髪脱刀令。 散切り ③(髪を散切りにさせられていたのでいう)江戸時代、非人の俗称。 ⇒ざんぎり‐あたま【散切り頭】 ⇒ざんぎり‐きょうげん【散切狂言】 ⇒ざんぎり‐もの【散切物】

ざんぎり‐あたま【散切り頭】🔗🔉

ざんぎり‐あたま散切り頭(→)「ざんぎり」2に同じ。仮名垣魯文、胡瓜遣「文明開化日々にすゝみ―は九月の栗林のごとく」。「―を叩いてみれば文明開化の音がする」 ⇒ざん‐ぎり【散切り】

大辞林の検索結果 (5)

ざん-ぎり【散切り】🔗🔉

ざん-ぎり [0][4] 【散切り】 (1)明治初期,散髪脱刀令以降流行した男の髪形。髷(マゲ)を結わずに髪を短く切り西洋風にしたもの。散髪(サンパツ)。斬髪(ザンパツ)。 (2)剃(ソ)ったり結んだりしないで,後ろになでつけただけの髪。なでつけ髪。「頭は霜を梳(ケズ)りて―となし/浮世草子・禁短気」 (3)〔(2)の髪形から〕 近世,囚人を扱った非人のこと。 散切り(1) [図]

ざんぎり-あたま【散切り頭】🔗🔉

ざんぎり-あたま [5] 【散切り頭】 散切り{(1)}にした頭。「―をたたいてみれば文明開化の音がする」

ざんぎり-きょうげん【散切り狂言】🔗🔉

ざんぎり-きょうげん ―キヤウ― [5] 【散切り狂言】 「散切り物」に同じ。

ざんぎり-もの【散切り物】🔗🔉

ざんぎり-もの [0] 【散切り物】 歌舞伎世話狂言の一。明治初期,散切り頭に象徴される新時代の社会生活に取材したもの。黙阿弥の「島鵆月白浪(シマチドリツキノシラナミ)」「水天宮利生深川(スイテングウメグミノフカガワ)」などの類。

ざんぎり【散切り(頭)】(和英)🔗🔉

ざんぎり【散切り(頭)】 a crop(ped head).→英和 頭を〜にする have one's hair cropped.

広辞苑+大辞林散切りで始まるの検索結果。