複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (6)

まつなが‐せきご【松永尺五】🔗🔉

まつなが‐せきご松永尺五】 江戸初期の儒学者。名は昌三。貞徳の子。藤原惺窩の門人。藤門四家の一人。仕官せず京都に私塾春秋館・講習堂・尺五堂を開く。門下に木下順庵・貝原益軒らを輩出。著「尺五先生全集」など。(1592〜1657) ⇒まつなが【松永】

まつなが‐ていとく【松永貞徳】🔗🔉

まつなが‐ていとく松永貞徳】 江戸初期の俳人・歌人。名は勝熊、号は長頭丸・逍遊軒など。京都の人。細川幽斎に和歌を、里村紹巴じょうはに連歌を学んだ。和歌や歌学を地下じげの人々に教え、狂歌も近世初期第一の作者。「俳諧御傘ごさん」を著して俳諧の式目を定め貞門俳諧の祖となる。花の下宗匠。門人に北村季吟らの七哲がある。編著「新増犬筑波集」「紅梅千句」など。(1571〜1653) ⇒まつなが【松永】

まつなが‐ひさひで【松永久秀】🔗🔉

まつなが‐ひさひで松永久秀】 室町末期の武将。三好長慶の家臣。弾正少弼。大和の信貴山しぎさんに城を築き、主家を滅ぼし、足利義輝を自殺させた。織田信長入京の際降伏したが、のち叛いて敗死。(1510〜1577) ⇒まつなが【松永】

まつなが‐やすざえもん【松永安左衛門】‥ヱ‥🔗🔉

まつなが‐やすざえもん松永安左衛門‥ヱ‥ 実業家。長崎県生れ。九州電気を創業、東邦電力社長。第二次大戦後、電力事業の分割民営化を主導。(1875〜1971) ⇒まつなが【松永】

まつなが‐わふう【松永和風】🔗🔉

まつなが‐わふう松永和風】 (4世)長唄の唄方。3世和楓(1839〜1916)に学び、美声と独特の節回しで昭和初期の長唄界を風靡。(1874〜1962) ⇒まつなが【松永】

大辞林の検索結果 (8)

まつなが【松永】🔗🔉

まつなが 【松永】 広島県福山市の地名。もと松永市。近世,塩田で栄えた。備後表(ビンゴオモテ)・下駄を産する。

まつなが【松永】🔗🔉

まつなが 【松永】 姓氏の一。

まつなが-せきご【松永尺五】🔗🔉

まつなが-せきご 【松永尺五】 (1592-1657) 江戸前期の儒者。京都の人。名は昌三。松永貞徳の子。藤原惺窩の弟子。林羅山とは対照的に,禄仕せず長年京都で私塾を経営。門下に木下順庵・貝原益軒・安東省庵などを輩出。著「彝倫(イリン)抄」「尺五先生全集」など。

まつなが-ていとく【松永貞徳】🔗🔉

まつなが-ていとく 【松永貞徳】 (1571-1653) 江戸初期の俳人・歌人・歌学者。京都の人。幼名,勝熊。号,逍遊軒・松友・長頭丸(チヨウズマル)・花咲の翁など。九条稙通・細川幽斎らから和歌・歌学,里村紹巴(ジヨウハ)から連歌を学ぶ。豊かな学殖で古典を講義,私塾を開き,また庶民の間に俳諧を広めた。門下から北村季吟・加藤盤斎・伊藤仁斎らを輩出。江戸初期の代表的な狂歌師でもあった。編著「俳諧御傘(ゴサン)」「新増犬筑波集」「天水抄」など。

まつなが-ひさひで【松永久秀】🔗🔉

まつなが-ひさひで 【松永久秀】 (1510-1577) 室町末期の武将。三好長慶の家臣。弾正少弼。奈良に多聞城を築く。長慶の子義興を毒殺し,将軍足利義輝を襲って自害させ,東大寺大仏殿を焼き打ちした。織田信長の入京に際し降伏したが,のち背いて大和の信貴山城で敗死。下剋上の典型的人物とされる。

まつなが-やすざえもん【松永安左衛門】🔗🔉

まつなが-やすざえもん ―ヤスザモン 【松永安左衛門】 (1875-1971) 実業家。長崎県生まれ。号,耳庵。九州水力電気・東部電力を創業。六〇歳を過ぎて埼玉県に山荘を営み茶道に精進。名物茶道具を収集し「茶道三年」「茶道春秋」などの著述を残した。

まつなが-よしすけ【松永良弼】🔗🔉

まつなが-よしすけ 【松永良弼】 (1690頃-1744) 江戸中期の数学者。関孝和・建部賢弘・中根元圭の数学を統一し,関孝和を祖とする関流を確立。主著「方円算法」には三角関数の級数展開などが示されている。

まつなが-わふう【松永和楓】🔗🔉

まつなが-わふう 【松永和楓】 長唄唄方家元。 (1)(三世)(1837-1916) 清元の節回しを取り入れた独特な芸風で,明治期の名人といわれた。 (2)(四世)(1874-1962) 和風と改名。初め三味線方,のち唄方に転じた。「鶴命会」を組織。昭和期の代表的唄方。

広辞苑+大辞林松永で始まるの検索結果。