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広辞苑の検索結果 (7)

そぎ【枌】🔗🔉

そぎ】 (古くはソキ)「そぎいた」の略。〈日葡辞書〉

そぎ‐いた【枌板】🔗🔉

そぎ‐いた枌板】 (古くはソキイタ)そいだ薄い木の板。屋根などを葺くのに用いる。そぎた。そぎ。

そぎ‐た【枌板】🔗🔉

そぎ‐た枌板】 (古くはソキタ)ソギイタの約。万葉集11「―持ち葺ける板目の合はざらば」

そぎ‐ぶき【枌葺き】🔗🔉

そぎ‐ぶき枌葺き】 枌板で屋根を葺くこと。また、その屋根。

ふん‐ゆ【枌楡】🔗🔉

ふん‐ゆ枌楡】 ①ニレの木。 ②(漢の高祖が、故郷でニレの木を社神として祀った故事から)神域。社前。また、故郷。平家物語5「つひに―の砌みぎりについて、敬つて清浄の席をのべ」 ⇒ふんゆ‐の‐きょ【枌楡の居】

ふんゆ‐の‐きょ【枌楡の居】🔗🔉

ふんゆ‐の‐きょ枌楡の居】 仙洞せんとう御所。 ⇒ふん‐ゆ【枌楡】

[漢]枌🔗🔉

 字形 〔木部4画/8画/5935・5B43〕 〔音〕フン(漢) 〔訓〕そぎ [意味] ①屋根などをふく薄い板。そぎ。そぎいた。 ②木の名。にれ。しろにれ。「枌楡ふんゆ」 ③棟木。

大辞林の検索結果 (4)

そぎ【削ぎ・枌】🔗🔉

そぎ [2] 【削ぎ・枌】 〔動詞「削ぐ」の連用形から。古くは「そき」〕 削(ソ)ぎ板。

そぎ-いた【削ぎ板・枌板】🔗🔉

そぎ-いた [0] 【削ぎ板・枌板】 〔古くは「そきいた」〕 そいで作った薄い木の板。屋根を葺(フ)くのに用いる。そぎ。

ふん-ゆ【枌楡】🔗🔉

ふん-ゆ 【枌楡】 (1)ニレの木。 (2)〔漢の高祖が,故郷の神社のニレの木を社神としてまつったという故事から〕 神聖な場所。神域。また,故郷。「蘋(ヒンパン)の礼おこたらず,―のかげさかん也/保元(上)」

ふんゆ-の-きょ【枌楡の居】🔗🔉

ふんゆ-の-きょ 【枌楡の居】 仙洞(セントウ)御所のこと。「太上天皇の尊号をかうぶりて,―を占めき/保元(上・古活字本)」

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