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広辞苑の検索結果 (11)

そえ【添え・副】ソヘ🔗🔉

そえ添え・副ソヘ ①添えもの。おまけ。傾城禁短気「さまざまの芸を―にして」 ②つきそい。ひかえ。補佐。 ③華道で、主な枝に添えてさす枝。立華りっか・生花で、真しんに対する役枝やくえだの称。 ④添え髪。かもじ。 ⑤飯の菜さい

そえ‐がみ【添え髪】ソヘ‥🔗🔉

そえ‐がみ添え髪ソヘ‥ いれがみ。いれげ。そえ。

そえ‐ぎ【添え木】ソヘ‥🔗🔉

そえ‐ぎ添え木ソヘ‥ 草木などが傾き倒れないように支柱として添えた木。また、骨折の治療に使う、患部を固定するための木。

そえ‐ごえ【添え声】ソヘゴヱ🔗🔉

そえ‐ごえ添え声ソヘゴヱ 舞などに歌声を添えること。天草本伊曾保物語「一曲―にあづかれ」

そえ‐じ【添え字】ソヘ‥🔗🔉

そえ‐じ添え字ソヘ‥ ①本文の文字の横に小さく書き添えた、送り仮名などの文字。 ②数式などで、同じ文字で表す複数の変数を区別するため、その文字の脇に小さく書き添える文字・数字。サフィックス。

そえ‐ぢ【添え乳】ソヘ‥🔗🔉

そえ‐ぢ添え乳ソヘ‥ 乳児に添い寝して乳を飲ませること。泉鏡花、女客「階下で―をしてゐたらしい」

そえ‐のけ【添え除け】ソヘ‥🔗🔉

そえ‐のけ添え除けソヘ‥ 加えることと削除すること。加除。日葡辞書「コトバノソエノケヲスル」

そえ‐ばしら【添え柱】ソヘ‥🔗🔉

そえ‐ばしら添え柱ソヘ‥ 柱のわきに添えて立てる柱。

そえ‐びき【添え弾き】ソヘ‥🔗🔉

そえ‐びき添え弾きソヘ‥ (→)連れ弾きに同じ。浮世草子、好色産毛「爰ここな女郎は琴の上手、我も―して」

そえ‐もの【添え物】ソヘ‥🔗🔉

そえ‐もの添え物ソヘ‥ ①付け添えたもの。また、第二義的な意味しかもたないもの。「あの重役は―だ」 ②景品。おまけ。

そ・える【添える・副える】ソヘル🔗🔉

そ・える添える・副えるソヘル 〔他下一〕[文]そ・ふ(下二) すでに有るものに外からつき従う形で新たに加える意。 ①(補助として)加える。足す。万葉集18「となみの関に明日よりは守部やり―・へ」。源氏物語桐壺「限ある事に事を―・へさせ給ふ」。「贈物に手紙を―・える」「脇から言葉を―・える」「錦上花を―・える」 ②つき従わせる。源氏物語夕顔「御使ひに人を―・へあかつきの道をうかがはせ」 ③そばに近寄せる。万葉集2「剣刀つるぎたち身に―・へ寝けむ若草のその夫つまの子は」 ④よそえる。なぞらえる。万葉集8「たなぎらひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが代しろに―・へてだに見む」

大辞林の検索結果 (28)

そえ【添え・副え】🔗🔉

そえ ソヘ [0] 【添え・副え】 (1)主となる物にそえること。そえたもの。おまけ。「さまざまの芸を―にして薬を売に同じう/浮世草子・禁短気」 (2)人に従う人。補佐する人。「―になつて力を仮してはくれまいか/五重塔(露伴)」 (3)生け花で,中心となる枝を助ける働きをする枝。《副》 (4)ごはんのおかず。 (5)かもじ。添え髪。

そえ【酘・添(え)】🔗🔉

そえ ソヘ [0] 【酘・添(え)】 清酒の醸造で,もろみをつくるために酒母に加える蒸し米・麹(コウジ)・水など。また,それらを加えること。

そえ-いし【添(え)石】🔗🔉

そえ-いし ソヘ― [0] 【添(え)石】 (1)風で屋根が飛ばされないように屋根の上に並べて置く石。 (2)庭園などで,主な石に添えて置く石。

そえ-がき【添(え)書き】🔗🔉

そえ-がき ソヘ― [0] 【添(え)書き】 (名)スル (1)手紙や文書の終わりに付け加えて書くこと。また,その文。追って書き。「妹への伝言を―する」 (2)書画・器物などに由来などを記した文を添えること。また,その文章。添え筆。

そえ-かた【添(え)肩】🔗🔉

そえ-かた ソヘ― [0] 【添(え)肩】 駕籠(カゴ)などをかつぐ人に付き添って助力する者。

そえ-がなもの【添え鉄物】🔗🔉

そえ-がなもの ソヘ― [3] 【添え鉄物】 木材の継ぎ手・組み手の補強のためにあてる鉄板など。

そえ-がみ【添(え)髪】🔗🔉

そえ-がみ ソヘ― [0] 【添(え)髪】 (名)スル かもじ。入れ毛。そえ。「白髪に―して後家らしく作り成して/浮世草子・一代女 6」

そえ-ぎ【添(え)木・副え木】🔗🔉

そえ-ぎ ソヘ― [0] 【添(え)木・副え木】 (1)草木などに,支えとして添えた木。支柱。 (2)骨折・捻挫(ネンザ)の治療の際に,患部を固定するために当てる板。副木(フクボク)。副子(フクシ)。

そえ-ごうろ【添(え)香炉】🔗🔉

そえ-ごうろ ソヘガウロ [3] 【添(え)香炉】 香席で,一対の本香炉に追加して出される香炉。連衆の人数が多いときなどに用いられる。

そえ-ことば【添え詞・添え言葉】🔗🔉

そえ-ことば ソヘ― [3] 【添え詞・添え言葉】 (1)付け加えていう言葉。 (2)そばから口添えした言葉。助言。 (3)古く,副詞・接続詞などを表すのに用いられた語。

そえ-じ【添(え)字】🔗🔉

そえ-じ ソヘ― [0] 【添(え)字】 (1)本文の字の横に添えた小さな字。送り仮名・捨て仮名など。 (2)〔数〕 幾つかの変数を区別するために などのように,文字の右下などに小さく書き添えた数字。添数(テンスウ)。

そえ-しょ【添(え)書】🔗🔉

そえ-しょ ソヘ― [0] 【添(え)書】 「添え状」に同じ。

そえ-じょう【添(え)状】🔗🔉

そえ-じょう ソヘジヤウ [0] 【添(え)状】 人を遣わしたり物を送る際,その旨を記して添えてやる手紙。添え書。添え文。

そえ-だけ【添(え)竹】🔗🔉

そえ-だけ ソヘ― [0] 【添(え)竹】 草木などに支えとして添えた竹。

そえ-ち【添(え)地】🔗🔉

そえ-ち ソヘ― [0] 【添(え)地】 (1)ある地所に他の地所を付け加えること。また,付け加えた地所。 (2)江戸時代,各役所の屋敷に付属している土地。

そえ-ぢ【添(え)乳】🔗🔉

そえ-ぢ ソヘ― [0] 【添(え)乳】 (名)スル 子供に添い寝して乳を飲ませること。

そえ-てがみ【添(え)手紙】🔗🔉

そえ-てがみ ソヘ― [3] 【添(え)手紙】 添え状。

そえ-ばしら【添(え)柱】🔗🔉

そえ-ばしら ソヘ― [3] 【添(え)柱】 柱を補強するために,その脇(ワキ)に添えて立てる柱。

そえ-びき【添(え)弾き】🔗🔉

そえ-びき ソヘ― [0] 【添(え)弾き】 「連れ弾き」に同じ。「爰な女郎は琴の上手,我れも―して/浮世草子・好色産毛」

そえ-ぶみ【添(え)文】🔗🔉

そえ-ぶみ ソヘ― [0] 【添(え)文】 「添え状(ジヨウ)」に同じ。

そえ-ぼし【添え星】🔗🔉

そえ-ぼし ソヘ― [2] 【添え星】 (1)衛星の古名。そいぼし。[書言字考節用集] (2)大熊座ゼータ星の伴星。アルコル。

そえ-もの【添(え)物】🔗🔉

そえ-もの ソヘ― [2] 【添(え)物】 (1)主となる物につけ加えるもの。主となるものに付随しているもの。 (2)おまけ。景品。

そえ-やく【添(え)役】🔗🔉

そえ-やく ソヘ― [0] 【添(え)役】 主となる者を補佐したり引き立てたりする役目。また,その役の人。

そ・える【添える・副える】🔗🔉

そ・える ソヘル [0][2] 【添える・副える】 (動ア下一)[文]ハ下二 そ・ふ (1)主なもののそばに置く。「贈り物にカードを―・える」「肉に野菜を―・える」 (2)補助・支えとなる物・行為などを付け加える。「軽く右手を―・えて持つ」「口を―・える」「今日の催しに彩りを―・える女声コーラス」 (3)ある人に別の人を付き添わせる。「御使に人を―・へ,…御ありか見せむと尋ぬれど/源氏(夕顔)」 (4)なぞらえる。擬する。「たな霧らひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが代に―・へてだに見む/万葉 1642」 (5)身近に寄せる。「剣大刀身に―・へ寝けむ/万葉 217」 〔「そう」に対する他動詞〕 [慣用] 錦上に花を―

そえぎ【添え木】(和英)🔗🔉

そえぎ【添え木】 a splint.→英和

そえぢ【添え乳する】(和英)🔗🔉

そえぢ【添え乳する】 suckle a child in bed.

そえもの【添え物】(和英)🔗🔉

そえもの【添え物】 an addition;→英和 a premium (景品);→英和 a garnish (料理の).→英和

そえる【添える】(和英)🔗🔉

そえる【添える】 affix;→英和 attach;→英和 add(加える).→英和 …を添えて with….→英和 力を〜 help;→英和 lenda hand.→英和

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