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や【矢・箭】🔗🔉

矢・箭】 ①武具また狩猟の具。弓の弦つるにつがえて弾力によって射る。矢竹で矢柄(箆)を作り、一端に鷲・鷹などの羽を矧ぎ(矢羽やばね)、矢筈やはずを付け、他端に鏃やじりを付けたもの。長さは12束そくを普通とし、長いものは15束から18束に至る。用途に応じて征矢そや・鏑矢かぶらや・的矢などがある。万葉集3「弓上ゆずえ振り起し射つる―を」 矢 ②堅い材または石を割るのに用いるくさび。 ③工具の名。ブローチ。 ④紋所の名。矢の形を種々に組み合わせたもの。 矢 ⇒矢でも鉄砲でも持って来い ⇒矢の如し ⇒矢の催促 ⇒矢の使い ⇒矢も楯もたまらない ⇒矢を刺す ⇒矢を矧ぐ ⇒矢を向ける

広辞苑 ページ 19672 での単語。