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広辞苑の検索結果 (21)

す【簾】🔗🔉

(→)「すだれ」に同じ。源氏物語帚木「―の内より聞えたるも」

す‐がけ【素懸・簾懸】🔗🔉

す‐がけ素懸・簾懸】 鎧よろいの縅おどし方の一種。糸目を粗くし、所々に2筋ずつ並べて綴ること。すがけおどし。

す‐ごし【簾越し】🔗🔉

す‐ごし簾越し】 簾を隔てて見たり会ったりすること。すだれごし。後撰和歌集「―に寄せし声ぞ恋しき」

す‐だて【簾楯】🔗🔉

す‐だて簾楯】 竹簾たけすだれを束ねて楯としたもの。

すだれ【簾】🔗🔉

すだれ】 (「簀垂れ」の意) ①細く割った竹を糸で編み列ねて垂らすもの。室の内外を隔て、また日光などをさえぎるのに用いる。古くは牛車や輿こしにもかけた。簾。御簾みす。垂簾たれす。〈[季]夏〉→よしず。 ②横縞の織物。 ③郡内織で染色のときに生ずる斑点をいう。むら。ぶち。 ⇒すだれ‐ごし【簾越し】 ⇒すだれ‐しょうじ【簾障子】 ⇒すだれ‐ぢゃや【簾茶屋】 ⇒すだれ‐びょうぶ【簾屏風】 ⇒すだれ‐ぶ【簾麩】

すだれ‐ごし【簾越し】🔗🔉

すだれ‐ごし簾越し】 簾を隔ててすること。拾遺和歌集「―に据ゑて物語し侍りける」 ⇒すだれ【簾】

すだれ‐しょうじ【簾障子】‥シヤウ‥🔗🔉

すだれ‐しょうじ簾障子‥シヤウ‥ 簾を張りつめた障子。夏に用いる。 ⇒すだれ【簾】

すだれ‐ぢゃや【簾茶屋】🔗🔉

すだれ‐ぢゃや簾茶屋】 簾を掛けた掛かけ茶屋。 ⇒すだれ【簾】

すだれ‐びょうぶ【簾屏風】‥ビヤウ‥🔗🔉

すだれ‐びょうぶ簾屏風‥ビヤウ‥ 簾を中に張りつめて、内外のすいて見えるようにした屏風。夏に用いる。 ⇒すだれ【簾】

すだれ‐ぶ【簾麩】🔗🔉

すだれ‐ぶ簾麩】 麩の一種。薄く製し、簀子すのこの間に挟んでおしつけ、簾すだれのような細い凹凸がある。 ⇒すだれ【簾】

す‐ど【簾戸・簀戸】🔗🔉

す‐ど簾戸・簀戸】 ①竹や葦を編んで造った戸。編み戸。 ②簾を障子の枠中にはめこんだ戸。夏に通風をよくするために用いる。〈[季]夏〉

すど‐もん【簾戸門】🔗🔉

すど‐もん簾戸門】 扉へ竹簀たけすを付けて、外をすかし見られるようにつくった門。簾戸。

れん【簾】🔗🔉

れん】 すだれ。みす。

れん‐がい【簾外】‥グワイ🔗🔉

れん‐がい簾外‥グワイ みすの外。↔簾内

れん‐せい【簾政】🔗🔉

れん‐せい簾政】 「垂簾すいれんの政まつりごと」に同じ。→垂簾

れん‐だい【簾台】🔗🔉

れん‐だい簾台】 ①前方に簾をかけた、上段の座敷。 ②貴人他行の時または婚礼の時、床飾りに用いる衝立ついたて

れん‐ちゅう【簾中】🔗🔉

れん‐ちゅう簾中】 ①すだれのうち。簾内。 ②簾の中にいる婦人方。貴婦人方。公卿・大名の妻の敬称。〈日葡辞書〉 ⇒れんちゅう‐いりたち【簾中入立】

れんちゅう‐いりたち【簾中入立】🔗🔉

れんちゅう‐いりたち簾中入立(→)「入立ち」に同じ。 ⇒れん‐ちゅう【簾中】

れん‐ない【簾内】🔗🔉

れん‐ない簾内】 すだれのうち。簾中。↔簾外

れん‐ぱく【簾箔】🔗🔉

れん‐ぱく簾箔】 (「箔」もすだれの意)すだれ。みす。

[漢]簾🔗🔉

 字形 〔竹部13画/19画/4692・4E7C〕 〔音〕レン(呉)(漢) 〔訓〕す・すだれ [意味] (竹を編んで作った)すだれ。す。みす。「簾中・簾政・垂簾」 [下ツキ 如簾・鋤簾・垂簾・暖簾のれん・馬簾

大辞林の検索結果 (18)

す【簾】🔗🔉

【簾】 すだれ。みす。「はしの―まきあげて/蜻蛉(中)」

す-だれ【簾】🔗🔉

す-だれ [0] 【簾】 〔簀(ス)垂れの意〕 細い葦(アシ)や細く割った竹を,糸で編み連ねて垂らすもの。日よけ・目かくしとして使う。[季]夏。《ありなしの―の風を顧みし/虚子》

すだれ-がい【簾貝】🔗🔉

すだれ-がい ―ガヒ [3] 【簾貝】 海産の二枚貝。貝殻は長卵形で,殻長8センチメートル内外。殻表は太い輪脈が刻まれ,光沢のある淡茶褐色の地に,暗褐色の四条の放射帯がある。食用。北海道南部以南の沿岸に分布。

すだれ-ごし【簾越し】🔗🔉

すだれ-ごし [0] 【簾越し】 すだれを隔てて物事をすること。「―に月を見る」

すだれ-しょうじ【簾障子】🔗🔉

すだれ-しょうじ ―シヤウ― [4] 【簾障子】 紙の代わりにすだれを張った障子。通風がよく,夏季用。

すだれ-びょうぶ【簾屏風】🔗🔉

すだれ-びょうぶ ―ビヤウ― [4] 【簾屏風】 すだれを張った,風が通るような作りの屏風。夏季用。

すだれ-ぶ【簾麩】🔗🔉

すだれ-ぶ [3] 【簾麩】 薄くつくった麩を簀(ス)の子の間にはさんで,すだれのような筋目をつけたもの。

す-ど【簾戸・簀戸】🔗🔉

す-ど [1] 【簾戸・簀戸】 (1)「葭戸(ヨシド)」に同じ。[季]夏。《―はめて柱も細き思ひかな/虚子》 (2)土蔵の網戸。 (3)「簾戸門」の略。

すど-もん【簾戸門】🔗🔉

すど-もん [2] 【簾戸門】 竹を編んで作った扉(簾戸)を付けた,外を透かし見ることができる門。簾戸。

れん【簾】🔗🔉

れん [1] 【簾】 すだれ。

れん-せい【簾政】🔗🔉

れん-せい [0] 【簾政】 幼い天皇に代わって,皇太后などが政治を行うこと。 →垂簾(スイレン)

れん-だい【簾台】🔗🔉

れん-だい [0] 【簾台】 (1)一段高くして,御簾(ミス)を垂らした上段の座敷。 (2)婚礼のときなど,床飾りに用いた衝立(ツイタテ)。

れん-ちゅう【簾中】🔗🔉

れん-ちゅう [1] 【簾中】 (1)すだれで仕切った内側。 (2)〔すだれの内側にいる者の意〕 貴婦人。貴人の正妻を敬っていう語。

れんちゅう-いりたち【簾中入り立ち】🔗🔉

れんちゅう-いりたち 【簾中入り立ち】 宮中の台盤所(ダイバンドコロ)に立ち入ることを許されること。また,その者。入り立ち。

れんちゅうしょう【簾中抄】🔗🔉

れんちゅうしょう ―セウ 【簾中抄】 有職書。二巻。資隆(藤原か)著というが未詳。平安末期成立。年中行事・帝王次第・斎宮など三六の項目に分類し主要事項を記す。雲上聞録。

れん-ない【簾内】🔗🔉

れん-ない [1] 【簾内】 すだれのうち。みすの中。簾中。

れん-ぱく【簾箔】🔗🔉

れん-ぱく [0][1] 【簾箔】 すだれ。

すだれ【簾】(和英)🔗🔉

すだれ【簾】 a bamboo blind.

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