みつ・る【羸る】 〔自下二〕 やつれる。つかれて細る。万葉集4「―・れに―・れ片念_かたもいをせむ」

るい‐がい【羸骸】 疲れきったからだ。

るい‐じゃく【羸弱】 身体などがよわいこと。かよわいこと。つかれよわること。「―の者」

るい‐そう【羸痩】 ①疲れやせること。衰えやせること。 ②内分泌障害・脳疾患などにより脂肪組織が消失して極度にやせること。

るい‐ば【羸馬】 やせて疲れた馬。

るい‐はい【羸憊】 衰え疲れること。 ○類は友を呼ぶ_{るいはともをよぶ} 似た者同士は自然と寄り集まる。 ⇒るい【類】

るい‐びょう【羸病】_‥ビヤウ 病み疲れること。病羸。

るい‐へい【羸兵】 疲れきった兵。

るい‐ろう【羸老】_‥ラウ 老い衰えること。また、その人。 ○塁を摩す_{るいをます} ［左伝宣公12年］ ①敵の城砦の間近に迫る。 ②地位・技量がほとんど同等の域に達する。 ⇒るい【塁】 ○類を以て集まる_{るいをもってあつまる} ［易経繋辞上］善悪にかかわらず、似かよった者同士が自然に集まる。 ⇒るい【類】

羸　字形 〔羊（）部13画／19画／7032・6640〕 〔音〕ルイ(呉)(漢) [意味] やせる。つかれる。よわる。よわい。「羸弱・羸瘦_るいそう」

みつ・る 【羸る】 （動ラ下二） 疲れ果ててやせる。やつれる。「かくばかり―・れに―・れ片思ひをせむ/万葉 719」

るい-じゃく [0] 【羸弱】 （名・形動）[文]ナリ からだが弱いこと。衰弱すること。また，そのさま。「其―なる者をして農に就かしめたりとあり/文明論之概略（諭吉）」

るい-そう [0] 【羸痩】 （１）はなはだしくやせること。疲れやせること。やせすぎ。 （２）皮下脂肪の減少により徐々にあるいは急激にやせていく状態。バセドー病・糖尿病などの内分泌障害，精神病などによる食欲不振，悪性腫瘍による消耗などで起こる。削痩。

るい-ば [1] 【羸馬】 やせて疲れた馬。