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広辞苑の検索結果 (5)

まい‐まい【舞舞】マヒマヒ🔗🔉

まい‐まい舞舞マヒマヒ ①幸若舞こうわかまいを舞うことを業とした者。また、幸若舞の呼称。のち、門付けの一つの称。世間胸算用1「其ひがし隣には―住けるが」 ②舞舞蛾の略。 ③舞舞螺つぶりの略。〈[季]夏〉 ④舞舞虫の略。〈[季]夏〉 ⇒まいまい‐が【舞舞蛾】 ⇒まいまい‐かぶり【舞舞被・蝸牛被】 ⇒まいまい‐つぶり【舞舞螺】 ⇒まいまい‐むし【舞舞虫】

まいまい‐が【舞舞蛾】マヒマヒ‥🔗🔉

まいまい‐が舞舞蛾マヒマヒ‥ ドクガ科のガ。開張は、雄約5センチメートル、雌約8センチメートルで、雄は暗褐色、雌は帯褐白色。7月ごろ現れ、雄は昼間に飛ぶ。幼虫は「ぶらんこけむし」と呼ばれて、口から糸を吐き、ぶらさがって移動しながら、多くの植物の葉を食う。日本では法定の森林害虫。世界各地に分布。 マイマイガ 撮影:海野和男 ⇒まい‐まい【舞舞】

まいまい‐かぶり【舞舞被・蝸牛被】マヒマヒ‥🔗🔉

まいまい‐かぶり舞舞被・蝸牛被マヒマヒ‥ オサムシ科の甲虫。体長3〜6センチメートル。左右の上翅は癒着し、後翅は退化。地方による体色の変化が多く、北日本産のものは美しい。成虫・幼虫ともカタツムリやミミズを食う。カタツムリの殻に頭をさしこんで食うのでこの名がある。日本固有。 まいまいかぶり マイマイカブリ 撮影:海野和男 ⇒まい‐まい【舞舞】

まいまい‐つぶり【舞舞螺】マヒマヒ‥🔗🔉

まいまい‐つぶり舞舞螺マヒマヒ‥ 蝸牛かたつむりの別称。まいまいつぶら。まいまいつぶろ。 ⇒まい‐まい【舞舞】

まいまい‐むし【舞舞虫】マヒマヒ‥🔗🔉

まいまい‐むし舞舞虫マヒマヒ‥ ミズスマシの別称。〈書言字考節用集〉 ⇒まい‐まい【舞舞】

大辞林の検索結果 (5)

まい-まい【舞舞】🔗🔉

まい-まい マヒマヒ [3][0] 【舞舞】 ■一■ (名) (1)幸若舞(コウワカマイ)のこと。また,江戸時代,幸若舞の大道芸人化したもの。扇拍子だけで舞った。一説に,二人で舞うところから,この名があるという。 (2)ミズスマシの異名。[季]夏。 (3)カタツムリの異名。 ■二■ (副)スル くるくる回るさま。また,うろうろするさま。「其様(ソンナ)に―すると転(コロ)ぶぞ/錦木(春葉)」「此辺に―と狼狽(ウロタ)へて居てよいものか/浄瑠璃・夏祭」

まいまい-が【舞舞蛾】🔗🔉

まいまい-が マヒマヒ― [3] 【舞舞蛾】 ドクガ科のガ。開張は雄が約5センチメートル,雌が約8センチメートル。雄のはねは黒褐色,雌は淡灰色の地に黒色紋がある。成虫は夏に現れ,雄は昼間ぐるぐる回りながら飛ぶ。幼虫は体長6センチメートルに達し,灰褐色の体に白い長毛が生え,口から糸を吐いてぶら下がるので「ブランコ毛虫」と呼ばれる。多種の樹木を食害する害虫。世界各地に分布。

まいまい-かぶり【舞舞被・蝸牛被】🔗🔉

まいまい-かぶり マヒマヒ― [5] 【舞舞被・蝸牛被】 オサムシ科の甲虫。体長5センチメートル内外。頭と胸部は細長く,腹部は長楕円形。左右の上ばねは癒着して開かず飛べないが,足はよく発達して歩くのは速い。全身黒色。幼虫成虫とも地表にすみ,カタツムリの殻に首を入れ,肉を食う。日本特産で屋久島以北の各地に分布。

まいまい-つぶり【舞舞螺】🔗🔉

まいまい-つぶり マヒマヒ― [5] 【舞舞螺】 カタツムリの異名。まいまい。まいまいつぶら。まいまいつぶろ。

まいまい-むし【舞舞虫】🔗🔉

まいまい-むし マヒマヒ― [3] 【舞舞虫】 ミズスマシの異名。まいまい。

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