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くさ‐ね【草根】🔗🔉

くさ‐ね草根】 (ネは接尾語)単に、草の意。万葉集14「赤見山―刈り除け」

くさ‐の‐ね【草の根】🔗🔉

くさ‐の‐ね草の根】 ①葉の陰になって見えない草の根もと。 ②(grass-roots)社会の底辺をなす民衆。庶民。「―運動」 ⇒くさのね‐みんしゅしゅぎ【草の根民主主義】 ⇒草の根を分けて捜す

くさのね‐みんしゅしゅぎ【草の根民主主義】🔗🔉

くさのね‐みんしゅしゅぎ草の根民主主義】 地域住民の日常生活に根をおろし、育まれた民主主義。民衆の自発性に基づき、自治・分権・直接行動をめざす。 ⇒くさ‐の‐ね【草の根】 ○草の根を分けて捜すくさのねをわけてさがす 隠れて見えない所までくまなくさがす。 ⇒くさ‐の‐ね【草の根】

○草の根を分けて捜すくさのねをわけてさがす🔗🔉

○草の根を分けて捜すくさのねをわけてさがす 隠れて見えない所までくまなくさがす。 ⇒くさ‐の‐ね【草の根】 くさのは草の葉】 (Leaves of Grass)ホイットマンの詩集。新しい自由な詩形で、民主主義的な思想を強く打ち出す。1855年初版。以後増補。 くさ‐の‐はな草の花】 数々の野草の花。特に、秋咲く花をいい、可憐で小さい花が多く、「千草の花」といわれるほど種類も多い。〈[季]秋〉 くさ‐の‐はら草の原】 [一]〔名〕 ①草の生えている野原。 ②草深い墓所。源氏物語花宴「うき身世にやがて消えなば尋ねても―をばとはじとや思ふ」 [二]〔枕〕 (草の原は枯れるから)「かる(離る)」にかかる。続後撰和歌集「―かれにし人は音もせで」 くさ‐の‐まくら草の枕(→)「くさまくら」に同じ。 くさ‐の‐み草の実】 秋の野草の実。〈[季]秋〉 くさ‐の‐むしろ草の筵】 粗末な敷物。旅寝の場所。 くさ‐の‐め草の芽】 萌え出た草の若芽。〈[季]春〉 くさ‐の‐もじずり草の捩摺‥モヂ‥ (→)忍摺しのぶずりに同じ。 くさ‐の‐や草の屋】 草ぶきの家。粗末な家。 くさ‐の‐やどり草の宿り】 草を敷いて旅寝をすること。また、虫が草に宿ること。後撰和歌集「わがごとく物や悲しききりぎりす―に声たえず鳴く」 くさ‐の‐ゆかり草の縁(→)「紫のゆかり」に同じ。拾遺和歌集物名「紫の色には咲くな武蔵野の―と人もこそ知れ」 くさ‐ば草葉】 草の葉。 ⇒くさば‐いろ【草葉色】 ⇒くさば‐の‐かげ【草葉の陰】 ⇒くさば‐の‐つゆ【草葉の露】 ⇒くさば‐の‐とこ【草葉の床】 くさば草場】 姓氏の一つ。 ⇒くさば‐はいせん【草場珮川】 くさば‐いろ草葉色】 草色。 ⇒くさ‐ば【草葉】 くさ‐ばな草花】 ①草に咲く花。 ②花の咲く種類の草。「―を植える」 くさば‐の‐かげ草葉の陰】 (草の葉の下の意から)墓の下。あの世。「―から見守る」 ⇒くさ‐ば【草葉】 くさば‐の‐つゆ草葉の露】 草葉におく露。命のはかないことにたとえる。和泉式部日記「人は―なれや」 ⇒くさ‐ば【草葉】 くさば‐の‐とこ草葉の床】 草を敷いて寝床とし、野宿すること。また、その寝床。新撰六帖2「萌え出づる―やをしからむ」 ⇒くさ‐ば【草葉】 くさば‐はいせん草場珮川】 江戸後期の漢詩人。号はのち佩川。肥前の人。鍋島藩の支藩多久侯の家臣。江戸に出て古賀精里に学び、後に本藩の儒者。朝鮮通信使との詩の応酬で著名。著「珮川詩鈔」など。(1788〜1867) ⇒くさば【草場】 くさ‐はら草原】 草の生え茂った野。 くさび楔・轄】 ①堅い材木または金属で、一端を厚く他端に至るに従って薄く作った刃形のもの。物を割ったり、押し上げたり、また、物と物とが離れないように、両方にまたがらせて打ち込んだり、枘穴ほぞあなに挿し込んだりする。責木せめぎ。新撰字鏡5、久佐比也」 ②物と物とをつなぎ合わせるもの。また、二つの物に挟まれるもの。「両国間の―となる」 ③車の心棒の端にさして車輪のぬけるのを防ぐもの。 ④華道で、枝を切り撓たわめて形の戻らないように張るもの、またその技法。 ⇒くさび‐いし【楔石】 ⇒くさび‐がた【楔形】 ⇒くさびがた‐もじ【楔形文字】 ⇒くさび‐どめ【楔留め】 ⇒くさび‐のこぎり【楔鋸】 ⇒楔を打ち込む ⇒楔を刺す くさび‐いし楔石】 ①(→)要石かなめいし2に同じ。 ②(→)チタン石に同じ。 ⇒くさび【楔・轄】 くさび‐がた楔形】 V字形をした楔に似た形。 ⇒くさび【楔・轄】 くさびがた‐もじ楔形文字】 (cuneiform)紀元前3500〜前100年頃、アッシリア・シュメール・ヒッタイト・バビロニアで用いられた文字。字画が楔の形をしているからとも、文字を粘土板に刻むのに鉄の楔(鉄筆)を用いたからとも言われる。多くは単語文字だが、音節文字・音素文字も混じる。初期は縦書き、のち左から右へ横書き。シュメール文字。楔状けつじょう文字。けっけいもじ。せっけいもじ。 楔形文字 ⇒くさび【楔・轄】 くさ‐ひとがた草人形】 藁わらで作った人形。祭に用いたもの。神功紀「蒭霊くさひとがたを造り」 くさび‐どめ楔留め】 楔を打ってつぎめをとめること。 ⇒くさび【楔・轄】 くさび‐のこぎり楔鋸】 華道で、楔4に用いる小さい鋸。くさびのこ。 ⇒くさび【楔・轄】 くさ‐ひば巻柏】 〔植〕イワヒバの別称。 くさ‐ひばり草雲雀】 バッタ目クサヒバリ科の昆虫。コオロギに似て、体長約7ミリメートル。黄褐色で黒褐色の不規則な斑紋がある。8〜9月頃、樹上で「ふいりりり」と美しい声で鳴く。本州以南に分布。〈[季]秋〉 くさひばり クサヒバリ 撮影:海野和男 くさ‐びら草片・茸】 ①あおもの。野菜。東大寺諷誦文稿「渋き菓くだもの苦き菜クサビラを採みて」 ②きのこ。たけ。宇津保物語国譲下「くち木に生ひたる―ども」 ③(斎宮の忌詞)獣の肉。 ⇒くさびら‐いし【草片石】 くさびら菌・茸】 狂言。家に大きなきのこが生えたので山伏が祈ると、かえってきのこの数がふえ、山伏を追う。「菌山伏」とも。 くさびら‐いし草片石】 イシサンゴ目のサンゴ。単体のサンゴで、楕円形。長径は約20センチメートル。石灰質の骨格に多くの隔壁があってマツタケの傘の裏に似る。石芝。 ⇒くさ‐びら【草片・茸】

そう‐こん【草根】サウ‥🔗🔉

そう‐こん草根サウ‥ くさのね。 ⇒そうこん‐もくひ【草根木皮】

そうこんしゅう【草根集】サウ‥シフ🔗🔉

そうこんしゅう草根集サウ‥シフ 正徹の家集。正広しょうこう編。文明5年(1473)の一条兼良序がある。丹鶴叢書本15巻15冊。後半生約30年の詠約1万1000首。

そうこん‐もくひ【草根木皮】サウ‥🔗🔉

そうこん‐もくひ草根木皮サウ‥ くさのねと木のかわ。転じて、漢方医の薬剤の称。そうこんぼくひ。 ⇒そう‐こん【草根】

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そう-こん【草根】🔗🔉

そう-こん サウ― [0] 【草根】 草の根。

そうこん-もくひ【草根木皮】🔗🔉

そうこん-もくひ サウ― [5] 【草根木皮】 草の根と樹木の皮。特に,漢方で薬剤として用いるもの。そうこんぼくひ。

そうこんしゅう【草根集】🔗🔉

そうこんしゅう サウコンシフ 【草根集】 歌集。一五巻。正徹作,門人正広編。一条兼良序。1473年成立か。一万一千余首。永享(1429-1441)から長禄(1457-1460)にかけてのものは,日次形式で配列され,正徹の動静を知る資料となる。歌題の工夫,用語の新しさなどもみられ,作風も多様である。

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