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タバコ【tabaco ポルトガル・煙草・莨】🔗🔉

タバコtabaco ポルトガル・煙草・莨】 (アメリカ先住民の土語からか。一説に西インド諸島ハイチの土語) ①ナス科の大形一年草。全草に毛があり、花は管状で赤または白色。全草有毒。タバコ属の野生種は約60種あるが、栽培種は数種。南アメリカ原産。スペイン人によりヨーロッパに伝えられ、始めは観賞用・薬用に栽培されたという。アメリカ・中国・インドその他に広く栽培される。葉はニコチンを含み、加工して喫煙用とする。日本には16世紀に九州へ渡来。関東北部・九州南部などが主産地。 タバコ タバコ 撮影:関戸 勇 タバコ(花) 撮影:関戸 勇 ②タバコを加工した嗜好品。葉を乾して発酵させ、葉巻・巻煙草・刻み煙草・嗅煙草・噛煙草などとしたもの。〈毛吹草4〉。「三遍まわって―にしょ」 ⇒タバコ‐いれ【煙草入】 ⇒タバコ‐きり【煙草切】 ⇒タバコ‐ぜい【たばこ税】 ⇒タバコ‐せん【煙草銭】 ⇒タバコ‐ボイコット‐うんどう【タバコボイコット運動】 ⇒タバコ‐ぼうちょう【煙草庖丁】 ⇒タバコ‐ぼん【煙草盆】 ⇒タバコ‐モザイク‐びょう【煙草モザイク病】

はしり‐どころ【走野老・莨菪】🔗🔉

はしり‐どころ走野老・莨菪】 ナス科の多年草。山中の陰地に自生。塊状の地下茎がある。高さ40センチメートル位。春、葉腋に帯緑黄色の鐘形花を生じる。球形の蒴果さくかには多数の微細な種子がある。全体が有毒で、食べると錯乱状態になるのが名の由来という。地下茎は生薬の莨菪根ろうとこん(本来は中国産ヒヨスのもの)で、鎮痛・鎮痙薬とし、成分のアルカロイドは瞳孔を散大させる。オニヒルグサヤ。 はしりどころ ⇒はしり【走り】

ろうとう‐こん【莨菪根】ラウタウ‥🔗🔉

ろうとう‐こん莨菪根ラウタウ‥ ハシリドコロまたは同属植物の根茎および根を乾燥した生薬。鎮痛・鎮痙作用を有する。ロートエキスの原料。アトロピンおよびヒヨスチアミンを含有し、劇薬。

ロート‐エキス【莨菪越幾斯】🔗🔉

ロート‐エキス莨菪越幾斯】 (ロートは莨菪ろうとうの訛)莨菪根ろうとうこんをアルコールで抽出して得た褐色エキス。アルカロイドを含み、鎮痛・鎮痙剤として胃痛・百日咳などに用いる。

[漢]莨🔗🔉

 字形 〔艹部7画/10画/7230・683E〕 〔音〕ロウ〈ラウ〉(呉)(漢) 〔訓〕タバコ [意味] 煙草タバコ。 ▷日本での当て字。原義は、牛馬の飼料とする草。「莨菪ろうとう」は毒草の名。はしりどころ。

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