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広辞苑の検索結果 (8)

いき‐なり【行き成り】🔗🔉

いき‐なり行き成り】 [一]〔名〕 事がらのなりゆき。また、なりゆきにまかせること。十分考えないですること。いきなりさんぼう。いきなりほうだい。洒落本、傾城買指南所「先づおれも、たうとう勘当をくらつた。是からは―といふ世界だ」 [二]〔副〕 (近世は多く「に」を伴って)だしぬけに。突然。または、直接。じかに。浮世床「―に胸ぐらよ」。「横道から―とびだす」「下書きもせず―清書する」 ⇒いきなり‐さんぼう【行き成り三宝】 ⇒いきなり‐だご【生き成り団子】 ⇒いきなり‐ほうだい【行き成り放題】

いきなり‐さんぼう【行き成り三宝】🔗🔉

いきなり‐さんぼう行き成り三宝(→)「いきなりほうだい」に同じ。ゆきなりさんぼう。誹風柳多留10「―男の雨やどり」 ⇒いき‐なり【行き成り】

いきなり‐ほうだい【行き成り放題】‥ハウ‥🔗🔉

いきなり‐ほうだい行き成り放題‥ハウ‥ なるにまかせてかまわないこと。ゆきあたりばったり。 ⇒いき‐なり【行き成り】 ○意気に燃えるいきにもえる ある事をしようという積極的な気持が盛んになる。 ⇒い‐き【意気】

こうぜい‐がみ【行成紙】カウ‥🔗🔉

こうぜい‐がみ行成紙カウ‥ (伝藤原行成筆の歌書の料紙に擬して製した紙の意)鳥の子紙をいろいろな色に染め、雲母で文様を刷った紙。 行成紙 撮影:関戸 勇 ⇒こうぜい【行成】

こうぜい‐びょうし【行成表紙】カウ‥ベウ‥🔗🔉

こうぜい‐びょうし行成表紙カウ‥ベウ‥ ①行成紙を用いた表紙。また、その本。 ②紗綾形さやがたなどの地模様に動植物などの丸模様を散らした刷り表紙の総称で、江戸中期の絵本に多く見られる。 ⇒こうぜい【行成】

こうぜい‐よう【行成様】カウ‥ヤウ🔗🔉

こうぜい‐よう行成様カウ‥ヤウ 藤原行成の書風。歌舞伎、鳴神「能書とも能書とも。―に書かしやんしたわいなア」→世尊寺流 ⇒こうぜい【行成】

ゆき‐なり【行成】🔗🔉

ゆき‐なり行成(→)「いきなり」に同じ。

大辞林の検索結果 (6)

いきなり-さんぼう【行き成り三宝】🔗🔉

いきなり-さんぼう 【行き成り三宝】 なりゆきまかせ。行き成り放題(ホウダイ)。「―男の雨やどり/柳多留 10」

こうぜい【行成】🔗🔉

こうぜい カウゼイ 【行成】 ⇒藤原行成(フジワラノユキナリ)

こうぜい-がみ【行成紙】🔗🔉

こうぜい-がみ カウゼイ― [3] 【行成紙】 藤原行成筆の歌書の料紙をまねた紙。薄い鳥の子紙を,淡藍色・黄色などに薄く染め雲母(ウンモ)で模様を型置きしたもの。

こうぜい-よう【行成様】🔗🔉

こうぜい-よう カウゼイヤウ [0] 【行成様】 藤原行成の書風。

ゆき-なり【行(き)成り】🔗🔉

ゆき-なり [0] 【行(き)成り】 ■一■ (名・形動)[文]ナリ 成り行きにまかせる・こと(さま)。「両人は―にかたはらへねころぶと/西洋道中膝栗毛(魯文)」 ■二■ (副) だしぬけに。いきなり。「いづみ湯に入ると―はだかになり/西洋道中膝栗毛(魯文)」

ゆきなり-さんぼう【行(き)成り三宝】🔗🔉

ゆきなり-さんぼう [5] 【行(き)成り三宝】 成り行きまかせにすること。ゆきあたりばったり。

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