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広辞苑の検索結果 (5)

や‐じ【弥次・野次】🔗🔉

や‐じ弥次・野次】 ①「やじうま」の略。 ②やじること。また、その言葉。 ⇒野次を飛ばす

やじ‐うま【弥次馬・野次馬】🔗🔉

やじ‐うま弥次馬・野次馬】 ①馴らしにくい馬。強い悍馬かんば。また、老馬。一説に、「おやじうま」の略で、老いた雄馬ともいう。 ②自分に関係のない事を人の後についてわけもなく騒ぎ回ること。また、そういう人。花暦八笑人「ヱヱ又―が出るヨ」。「―が集まる」 ⇒やじうま‐こんじょう【弥次馬根性・野次馬根性】

やじうま‐こんじょう【弥次馬根性・野次馬根性】‥ジヤウ🔗🔉

やじうま‐こんじょう弥次馬根性・野次馬根性‥ジヤウ 自分に関係ないことを無責任に面白がって騒ぎ立てる性質。 ⇒やじ‐うま【弥次馬・野次馬】

やじ・る【弥次る・野次る】🔗🔉

やじ・る弥次る・野次る】 〔他五〕 (「やじ」を活用させた語)第三者が当事者の言動を、大勢に聞こえるよう大声で非難し、からかう。また、一方を応援するのに他方の言動を嘲笑し、妨害する。「議長を―・る」「会場で―・る」

○野次を飛ばすやじをとばす🔗🔉

○野次を飛ばすやじをとばす 盛んにやじる。 ⇒や‐じ【弥次・野次】 や‐しん野心】 ①(豺狼さいろうの子は、人に飼われても山野を忘れず、馴れ親しまないで、飼主をも害しようとする荒々しい心を持つところから)人に馴れ服さないで、ともすれば害しようとする心。 ②身分不相応の大きな望み。野望。「―を燃やす」 ③大きな飛躍を望んで、新しいことに大胆に取り組もうとする気持。「―作」 ⇒やしん‐か【野心家】 ⇒やしん‐てき【野心的】 ⇒やしん‐まんまん【野心満満】 や‐じん野人】 ①田野にある人。田舎者。「田夫―」 ②朝廷・政府に仕えない人。民間の人。在野の人。 ③礼儀を知らない人。粗野な人。粗暴な人。 ④やぼな人。ぶこつもの。 ⑤未開の人。 やしん‐か野心家】 野心2を持っている人。 ⇒や‐しん【野心】 やしん‐てき野心的】 大胆な企てを抱くさま。「―な論文」 ⇒や‐しん【野心】 やしん‐まんまん野心満満】 野心2にみちみちているさま。 ⇒や‐しん【野心】 やす安・易】 (形容詞「やすい」の語幹) ①心やすらか。安泰。万葉集14「藤の裏葉のうら―に」 ②たやすいこと。軽々しいこと。「―請合い」 ③値段の安いこと。廉価。また、安くて粗末であること。「―普請ぶしん」「―もの」「―宿」 やす】 ①(→)「やすのごき」に同じ。 ②(東海地方で)食器を入れる笊ざるや籠かごやす簎・矠】 漁具の一種。長い柄の先端に数本に分かれた、とがった鉄製の刺突物を取り付け、水中の魚介を刺して捕らえる具。 やす 撮影:薗部 澄(JCII蔵) や・す痩す・瘠す】 〔自下二〕 ⇒やせる(下一) やす 〔助動〕 (近世語。活用はサ変型) ①動詞の連用形に付いて、軽い敬意を表す。お…になる。今でも京阪方言で「なさい」「遊ばせ」の意に用いられる。狂言、貰聟「一時もおかぬ。お帰りやす」。「おいでやす」 ②動詞の連用形に付いて、丁寧の意を表す。…ます。浄瑠璃、心中天の網島「死なずに事の済む様にどうぞ頼みやす」。洒落本、酔姿夢中「おめへも一ツぷくあがりやし」 ③「で」の下に付いて、丁寧の意を表す。…であります。やんす。浄瑠璃、女殺油地獄「河内屋の与兵衛でやす」 やす野洲】 滋賀県南部の市。琵琶湖南岸、野洲川北岸に位置し、水資源に恵まれる稲作地帯。古来、交通の要衝。人口4万9千。 やす‐あがり安上り】 安価で仕上がること。安い費用で済むこと。「自分で縫うと―だ」 やすい安井‥ヰ 姓氏の一つ。 ⇒やすい‐さんてつ【安井算哲】 ⇒やすい‐そうたろう【安井曾太郎】 ⇒やすい‐そっけん【安井息軒】 ⇒やすい‐どうとん【安井道頓】 やす‐い安寝】 安らかに寝ること。安眠。万葉集5「眼交まなかいにもとな懸りて―し寝さぬ」 やすい保井‥ヰ 姓氏の一つ。 ⇒やすい‐しゅんかい【保井春海】 やす・い安い・易い】 〔形〕[文]やす・し(ク) ①《安》悩みがない。心のどかである。万葉集15「さぬる夜は多くあれどももの思はず―・くぬる夜はさねなきものを」。源氏物語桐壺「同じ程それより下臈の更衣たちはまして―・からず」 ②《安》安心だ。源氏物語柏木「女こそ何となく紛れあまたの人の見ぬものなれば―・けれ」 ③平易である。容易である。簡単である。万葉集11「わが思ふ妹に―・く逢はなくに」。源氏物語手習「御忌む事はいと―・く授け奉るべきを」。徒然草「鞠も、難き所を蹴出してのち、―・く思へば必ず落つ」。「言うは―・く、行うは難し」「お―・い御用だ」 ④かるがるしい。源氏物語橋姫「心にまかせて身を―・くも振舞はれず」。源平盛衰記23「京中の上下―・き口にはささやきけり」 ⑤《安》(「廉い」とも書く)品物の量や質の割に値段が低い。浮世草子、好色三代男「ただ―・き物を専らと求む」。「衣料品が―・い」 ⑥《安》(「お―・くない」の形で)男女の間柄を羨望し、からかう卑語。「お―・くない関係」 ⑦(他の動詞に付いて)そうなりがちだ。万葉集4「思はじと言ひてしものを朱華色はねずいろの移ろひ―・きわが心かも」。「こわれ―・い品」 ⇒安かろう悪かろう やすい‐さんてつ安井算哲‥ヰ‥ 江戸幕府碁所ごどころ四家の一つである安井家初代。河内の人。本因坊算砂さんさの門人。長子の渋川春海はるみも、一時、2世安井(保井)算哲と称した。(1589?〜1652) ⇒やすい【安井】 やすい‐しゅんかい保井春海‥ヰ‥ ⇒しぶかわはるみ(渋川春海) ⇒やすい【保井】 やすい‐そうたろう安井曾太郎‥ヰ‥ラウ 洋画家。京都生れ。浅井忠ちゅうに師事。フランス滞在中ピサロ・セザンヌらの影響を受ける。一水会を創立。東京芸大教授。作「金蓉」など。文化勲章。(1888〜1955) 安井曾太郎 撮影:田村 茂 ⇒やすい【安井】 やすい‐そっけん安井息軒‥ヰソク‥ 幕末・明治初年の儒学者。名は衡、字は仲平。日向飫肥おび藩儒の子。篠崎小竹・松崎慊堂こうどうらに学び、昌平黌しょうへいこうの教授。考証学者として卓越、また海防論「海防私議」を著す。他に「管子纂詁」「左伝輯釈」「論語集説」「弁妄」など。(1799〜1876) ⇒やすい【安井】 やすい‐どうとん安井道頓‥ヰダウ‥ 安土桃山時代の土木家。姓は成安とする説が有力。河内の人。豊臣秀吉に仕え、大坂城の築城および掘割開削に貢献。現在、道頓堀にその名が残る。(1533〜1615) ⇒やすい【安井】 やす‐うけあい安請合い‥アヒ 前後の考えもなく軽々しく引き受けること。「―をして損をする」 やす‐うり安売り】 ①安い値段で売ること。「冬物大―」 ②相手や条件などにかまわず、あまりに気やすく与えること。「親切の―」 やすかた安方(→)善知鳥うとう安方に同じ。 やす‐か・む痩すかむ】 〔自四〕 ⇒やさかむ。崇神紀「髪落ち―・みて」

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や-じ【野次・弥次】🔗🔉

や-じ 【野次・弥次】 (1)やじること。また,その言葉。「下品な―」 (2)「野次馬」の略。

やじ=を飛ば・す🔗🔉

――を飛ば・す 大声でやじる。盛んにやじる。

やじ-うま【野次馬・弥次馬】🔗🔉

やじ-うま [0] 【野次馬・弥次馬】 (1)火災・事故などの現場に物見高く集まる人。自分とは無関係なことに興味を示して騒ぎたてる人。「―が集まる」 (2)馴らしにくい馬。一説に父馬,また牡馬。「日本一の―かたらば猶よかろ/松の葉」

やじうま-こんじょう【野次馬根性】🔗🔉

やじうま-こんじょう ―ジヤウ [5] 【野次馬根性】 物見高い性質。

やじ・る【野次る・弥次る】🔗🔉

やじ・る [2] 【野次る・弥次る】 (動ラ五) 〔「野次」の動詞化〕 他人の動作や発言などに,からかいや非難の言葉を浴びせる。「反対党の演説を―・る」 〔「野次る」「弥次る」は当て字〕 [可能] やじれる

やじ【野次】(和英)🔗🔉

やじ【野次】 [声援]cheering;→英和 hooting;rooting;[妨害]heckling;disturbing;a catcall.→英和 〜をとばす ⇒野次る.‖野次馬 a rabble;a crowd (総称);a spectator (見物人);a mob.野次馬根性[気分]mob spirit.

やじる【野次る】(和英)🔗🔉

やじる【野次る】 hoot[disturb];→英和 hiss;→英和 catcall(芝居などで).→英和

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