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広辞苑の検索結果 (3)

なん‐ぴん【難平】🔗🔉

なん‐ぴん難平】 (ピンは唐音。難すなわち損を平ならす意) ①予想に反して相場が騰貴または下落した時に、さらに売増しまたは買増しをして、売値の平均を引き上げまたは買値の平均を引き下げて、損失を回復しようとすること。 ②転じて、身のほどを知らない者。おろか者。好色一代女1「銀かね遣ふ客をおろそかにして、不断隙ひまで暮すは主だふし、我が身しらずの―なり」 ⇒なんぴん‐うりあがり【難平売上り】 ⇒なんぴん‐かいさがり【難平買下り】

なんぴん‐うりあがり【難平売上り】🔗🔉

なんぴん‐うりあがり難平売上り】 相場が高くなればなるほど売り増して難平すること。 ⇒なん‐ぴん【難平】

なんぴん‐かいさがり【難平買下り】‥カヒ‥🔗🔉

なんぴん‐かいさがり難平買下り‥カヒ‥ 相場が下がれば下がるほど買い増して難平すること。 ⇒なん‐ぴん【難平】

大辞林の検索結果 (1)

なん-ぴん【難平】🔗🔉

なん-ぴん [0] 【難平】 〔「ぴん」は唐音。「難(=損)」を均(ナラ)す意〕 (1)取引で,思惑に相違した相場の変動によって損が生じた場合,買い増しまたは売り増しして損失を平均化し,回復しようとすること。「―買い」「―売り」 (2)〔(1)を資金の裏付けや見通しなく行なって大損をすることから〕 身の程知らず。愚か者。「我が身知らずの―なり/浮世草子・一代女 1」

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