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ぬすびとがぬすびとにぬすまれる【盗人が盗人に盗まれる】🔗⭐🔉
ぬすびとがぬすびとにぬすまれる【盗人が盗人に盗まれる】
上には上があるものだというたとえ。
◎人の物を盗むのが仕事の泥棒が、他の泥棒に自分の物を盗まれるの意から。
〔類〕狐が狸に化かされる/狸が人に化かされる/誑しが誑しに誑される
ぬすびとにおいせん【盗人に追い銭】🔗⭐🔉
ぬすびとにおいせん【盗人に追い銭】
→泥棒に追い銭
ぬすびとにかぎをあずける【盗人に鍵を預ける】🔗⭐🔉
ぬすびとにかぎをあずける【盗人に鍵を預ける】
悪人とは知らずに悪事の手助けになるようなことをしてしまうこと。また、気づかぬうちに被害を大きくするように手助けをしてしまうこと。
◎盗難を防ぐための鍵をこともあろうに、盗人に預けることから。
〔類〕敵に糧(かて)
ぬすびとにもさんぶのり【盗人にも三分の理】🔗⭐🔉
ぬすびとにもさんぶのり【盗人にも三分の理】
どんなことでも、理屈をつけようと思えばなんとかこじつけられるということ。
◎泥棒にもその盗みをしなければならないと、正当化するための十分の三程度の理屈があるの意から。「泥棒にも三分の道理」とも言う。
〔較〕Give the devil his due.(悪魔にも権利は認めよ)
ぬすびとのとりのこしはあれどひのとりのこしはなし【盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし】🔗⭐🔉
ぬすびとのとりのこしはあれどひのとりのこしはなし【盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし】
盗難に遭うことよりも、すべてが灰となってしまう火事のほうが恐ろしいということ。
◎泥棒は家ごと全部盗むわけはなく、取り残しがあるが、火事はすべてを灰にしてしまうの意から。
ぬすびとのひるね【盗人の昼寝】🔗⭐🔉
ぬすびとのひるね【盗人の昼寝】
悪事をたくらんで、ひそかにそのための準備をしていることのたとえ。また、なんの気なしにふるまっているかのように見えながら、実はある目的や思わくを持っていることのたとえ。
◎泥棒が昼寝をしているのは、夜、盗みをするためにからだを休めているのだということから。「盗人の昼寝にもあてがある」とも言う。いろはがるた(江戸)。
〔例〕「夜寝なぞする盗人の怠け者」(古川柳)
〔較〕A fox sleeps but counts hens in his dream.(狐(きつね)は眠っていても夢の中で鶏を数える)
ことわざ ページ 1000。