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ほかけぶねにろをおす【帆掛け船に艪を押す】🔗🔉

ほかけぶねにろをおす【帆掛け船に艪を押す】 もともと勢いや力のあるものに、なおいっそう力を加えるたとえ。 ◎帆に風を受けて走る船に、艪を漕いでさらに速度をつけることから。 〔類〕虎に翼/駆け馬に鞭(むち)/流れに棹さす

ほしをいただいていで ほしをいただいてかえる【星を戴いて出で 星を戴いて帰る】🔗🔉

ほしをいただいていで ほしをいただいてかえる【星を戴いて出で 星を戴いて帰る】 朝早くから夜遅くまで仕事に励むこと。 ◎星がまだ消えない早朝から出かけ、その星が再びきらめく夜に帰ることから。 〔出〕呂氏春秋(りょししゅんじゅう)

ほしをかぞうるごとし【星を数うる如し】🔗🔉

ほしをかぞうるごとし【星を数うる如し】 際限のないこと、とてもできるはずのないことのたとえ。 〔較〕as difficult as to number the sands in the sea(海の砂を数えるほどむずかしい)

ほそくてもはりはのめぬ【細くても針は呑めぬ】🔗🔉

ほそくてもはりはのめぬ【細くても針は呑めぬ】 たとえどんなに細くても針を呑み込むことはできない。見たところどんなに小さかろうと、どんなものでもそれなりの力を持っているから、決してあなどってはいけないということ。 ◎「針は呑まれず」とも言う。 〔類〕山椒は小粒でもぴりりと辛い

ほぞをかためる【臍を固める】🔗🔉

ほぞをかためる【臍を固める】 堅く決意し、覚悟を決めることの形容。 ◎「臍」は、へその意。人が決意するときには、腹に力を入れて臍(へそ)のあたりを堅くすることから。

ほぞをかむ【臍を噛む】🔗🔉

ほぞをかむ【臍を噛む】 取り返しがつかず、残念でならないこと。後悔してももうどうしようもなくてくやしく思うこと。 ◎「臍」は、へその意。自分のへそは自分では噛めないのに、それでも噛もうとするほど残念だの意から。 〔出〕春秋左伝

ほっこくのかみなり【北国の雷】🔗🔉

ほっこくのかみなり【北国の雷】 着のみ着のまま、その日暮らしの貧しい状態をしゃれて言うことば。 ◎「きたぐにに鳴る雷」の「北に鳴る」を「きたなり」つまり「着たなり」に掛けたもの。

ほとけせんにん かみせんにん【仏千人 神千人】🔗🔉

ほとけせんにん かみせんにん【仏千人 神千人】 世の中には悪人もいるにはいるが、善人もまたたくさんいるということ。 ◎世間には仏様や神様のようなよい人がたくさんいるの意から。

ほとけつくってたましいいれず【仏作って魂入れず】🔗🔉

ほとけつくってたましいいれず【仏作って魂入れず】 ものごとは、肝心の部分がおろそかにされると、結局はなんにもならないということ。 ◎仏像を作っても、魂を入れなければせっかくの仏像が仏像としての意味をなさなくなるの意から。 〔類〕画竜天睛を欠く/九仞の功を一簣に虧く 〔較〕Ploughing the field and forgetting the seeds.(耕して種を蒔(ま)き忘れる)

ことわざ ページ 1068