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かずをこなす【数をこなす】🔗⭐🔉
かずをこなす【数をこなす】
多くの数量を処理することのたとえ。
《例文》
「単価が安いので、数をこなさないと利益があがらない。」
かせいはとらよりもたけし【苛政は虎よりも猛し】▽中国🔗⭐🔉
かせいはとらよりもたけし【苛政は虎よりも猛し】▽中国
悪政によって人民が受ける害は、とらの害よりもひどい。
《参考》
あるとき孔子(コウシ)が泰山(タイサ゛ン)のそばを通ると、墓の前で一人の女性が泣いていた。訳を尋ねると、女性は、「この世の中でこの土地ほどこわい所はありません。しゅうとも夫もとらに食われて死に、今度は息子がとらに食われてしまったのです。」と答えた。孔子が「ではなぜそんな恐ろしい所から逃げ出さないのか。」と尋ねると、女性は、「この土地には悪い政治がないからです。」と答えたという。
《出典》
〔礼記(ライキ)・檀弓下篇〕
かせいをまつ【河清を俟つ】▽中国🔗⭐🔉
かせいをまつ【河清を俟つ】▽中国
百年河清を俟つ
かぜえだをならさず【風枝を鳴らさず】▽中国🔗⭐🔉
かぜえだをならさず【風枝を鳴らさず】▽中国
《風が静かで、木の枝が少しも音を立てないの意》世の中がよく治まっていて穏やかなことのたとえ。「枝を鳴らさず」「雨 塊(ツチクレ)を破らず」とも。
《出典》
風条(エタ゛)ヲ鳴ラサズ、雨塊ヲ破ラズ。五日(コ゛シ゛ツ)ニ一風、十日(シ゛ュウシ゛ツ)ニ一雨ス。〔論衡(ロンコウ)・是応篇〕
《類句》海(ウミ)波(ナミ)を揚げず。
かぜかおる【風薫る】🔗⭐🔉
かぜかおる【風薫る】
初夏の風が若葉をわたってさわやかに吹くことのたとえ。
《例文》
「風薫る5月。」
かせぐにおいつくびんぼうなし【稼ぐに追い付く貧乏なし】🔗⭐🔉
かせぐにおいつくびんぼうなし【稼ぐに追い付く貧乏なし】
いっしょうけんめい働けば、必ず暮らしが楽になるということ。
《類句》稼ぐに貧乏追い付かず。辛抱に追い付く貧乏なし。
かぜしょうしょうとしてえきすいさむし【風蕭蕭として易水寒し】▽中国🔗⭐🔉
かぜしょうしょうとしてえきすいさむし【風蕭蕭として易水寒し】▽中国
風はものさびしく吹き過ぎて行き、易水のほとりは寒々としている。
《参考》
(イ)「易水」は、中国の河北省を流れる川。
(ロ)男子がいったん大志を抱いて出発する以上は2度と戻って来ないつもりであるという場合に用いる。
(ハ)荊軻(ケイカ)が燕(エン)の太子丹(タン)に頼まれて秦(シン)の始皇帝(シコウテイ)を暗殺するために秦に向かう途中、易水のほとりで見送りの人々と別れたときにうたった詩から。
《出典》
風蕭蕭トシテ易水寒シ。壮士一タビ去ッテ復(マタ)還(カエ)ラズ。〔史記(シキ)・荊軻伝〕
ことわざ ページ 112。