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ふきょうをかう【不興を買う】🔗⭐🔉
ふきょうをかう【不興を買う】
目上の人の機嫌(キケ゛ン)をそこねる。
《例文》
「部長の意見に反対して不興を買ってしまった。」
ふぐくうむふんべつ、ふぐくわぬむふんべつ【河豚食う無分別、河豚食わぬ無分別】🔗⭐🔉
ふぐくうむふんべつ、ふぐくわぬむふんべつ【河豚食う無分別、河豚食わぬ無分別】
ふぐには毒があるのをかまわず、むやみに食べるのは無分別で愚かなことだが、料理のしかたで毒にならないことを知らず、毒を恐れてうまいふぐを全く食べないのも無分別で愚かなことであるということ。「河豚食う馬鹿食わぬ馬鹿」とも。
ふくしんのやまい【腹心の疾】▽中国🔗⭐🔉
ふくしんのやまい【腹心の疾】▽中国
《腹や胸にある病気の意》救うことのできない心配事や悩み事。また、きわめて除きがたい敵のたとえ。「心腹(シンフ゜ク)の疾」とも。
《出典》
秦(シン)ト魏(キ゛)トハ、謦(タト)エバ人ノ腹心ノ疾有ルガ如(コ゛ト)シ。〔史記(シキ)・商君伝〕
ふくしんをしく【腹心を布く】▽中国🔗⭐🔉
ふくしんをしく【腹心を布く】▽中国
心の中に思うところを隠さずに打ち明けて話す。
《出典》
敢(ア)エテ望ム所ニ非(アラ)ザルナリ。敢エテ腹心ヲ布ク。君、実ニ之(コレ)ヲ図レ。〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・宣公十二年〕
《類句》腹心を披(ヒラ)く。
ふくすいぼんにかえらず【覆水盆に返らず】▽中国🔗⭐🔉
ふくすいぼんにかえらず【覆水盆に返らず】▽中国
《こぼれた水は2度と容器にはもどらないの意》
いったん離別した夫婦は元どおりにならないことのたとえ。
一度してしまったことは取り返しがつかないことのたとえ。
《参考》
(イ)「盆」は、昔、中国で、水などを入れた瓦(カワラ)製の容器。
(ロ)周の呂尚(リョショウ)(太公望)が読書ばかりしていて仕官をしないで、その妻が愛想を尽かして離縁を求めて去って行った。後に呂尚が出世して斉侯になったとき、妻は復縁を求めてきた。すると、呂尚は、盆を傾けて水を地にこぼし、「この水を元どおりに盆に返すことができたら復縁に応じよう。」と言ったという。
《出典》
〔拾遺記(シュウイキ)〕
《類句》落花枝に返らず、破鏡再び照らさず。
ことわざ ページ 473。