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いっきとうせん【一騎当千】🔗🔉

いっきとうせん【一騎当千】 並はずれて強いこと。また、ぬきんでてすぐれていたり、したたかであること。 ◎ただ一騎で千人の敵に対抗できるほど強いの意から。古くは「いっきとうぜん」とも言った。

いっきょしゅいっとうそく【一挙手一投足】🔗🔉

いっきょしゅいっとうそく【一挙手一投足】 ごくささいな一つ一つの動作、ふるまいのこと。また、わずかな骨折りのこと。 ◎一度手を挙げ、一度足を投げ出す(足を動かす)の意から。 〔出〕韓愈(かんゆ) 〔類〕一挙一動

いっきょりょうとく【一挙両得】🔗🔉

いっきょりょうとく【一挙両得】 一つのことをして、同時に二つの利益を得ること。 ◎「一挙」は一回おこなうの意。「両得」は二つの物を得るの意。 〔出〕晋書(しんじょ) 〔類〕一石二鳥 〔対〕虻蜂取らず

いっけん かげにほゆればひゃっけん こえにほゆ【一犬 影に吠ゆれば百犬 声に吠ゆ】🔗🔉

いっけん かげにほゆればひゃっけん こえにほゆ【一犬 影に吠ゆれば百犬 声に吠ゆ】 ひとりの人間がいいかげんなことでも言い出すと、大勢の人がそれを事実のように世の中に言いふらすようになるというたとえ。 ◎一匹の犬が何かの物影を見て吠えたてると、周辺にいる百匹の犬がその声につられて吠え出すの意から。 〔出〕潜夫論(せんぷろん) 〔類〕一犬虚を吠ゆれば万犬実を伝う/一人虚を伝うれば万人実を伝う 〔較〕One barking dog sets all the street a‐barking.(一犬が吠えると街中の犬が吠えたてる)

いっけん きゅうのごとし【一見 旧の如し】🔗🔉

いっけん きゅうのごとし【一見 旧の如し】 一度会っただけなのに、すっかり意気投合して、古くからの知己のようにうちとけて親しくなること。 ◎「一見」は一度見る、一度会う意。「旧」は古くからの知り合いの意。 〔出〕王維(おうい)

いっこくせんきん【一刻千金】🔗🔉

いっこくせんきん【一刻千金】 貴重な時や楽しい時が過ぎ去りやすいことを惜しんで言うことば。 ◎「一刻」はわずかな時間、「千金」は千両・大金の意。ほんのわずかな時間が千両にも値するの意から。→春宵一刻値千金

いっさんをはくす【一粲を博す】🔗🔉

いっさんをはくす【一粲を博す】 お笑いぐさまでにお目にかけますの意で、自分の詩や文章を人に贈るときに、謙遜(けんそん)して言うことば。 ◎「粲」は清く白い意から転じて、白い歯を見せて笑うことで、「一粲」は一笑いのこと。「博す」は「得る」の意。つまり、一笑してもらうということから。

ことわざ ページ 661