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おやがしんでもじきやすみ【親が死んでも食休み】🔗⭐🔉
おやがしんでもじきやすみ【親が死んでも食休み】
食後の休息は必要で、どんなに忙しくてもとらなくてはいけないという戒めのことば。
◎「食休み」は食後の休みのこと。たとえ親が死ぬというような重大なときでも、食後の休みは必要であるの意から。
〔類〕隣は火事でも先ず一服
〔較〕It is the pace that kills.(速度が命取りになる)
おやこのなかでもきんせんはたにん【親子の仲でも金銭は他人】🔗⭐🔉
おやこのなかでもきんせんはたにん【親子の仲でも金銭は他人】
たとえ親子の間柄であっても、金銭に関しては他人と同じようにきちんとけじめをつけなければならないという戒め。また、親子の間でも、こと金銭に関してはよそよそしくなるものだということ。
〔較〕Business is business.(商売は商売)
おやこはいっせ ふうふはにせ しゅじゅうはさんぜ【親子は一世 夫婦は二世 主従は三世】🔗⭐🔉
おやこはいっせ ふうふはにせ しゅじゅうはさんぜ【親子は一世 夫婦は二世 主従は三世】
親子の関係は現世一世だけのものであり、夫婦の関係は前世と現世または現世と来世の二世にわたり、主従の関係は前世・現世・来世の三世にまたがるほど深いものだということ。
◎封建社会で、支配者が主従の従属関係を強調し、浸透させるための観念から生まれたことばとも考えられる。なお「主従」は「しゅうじゅう」とも言う。
おやずれよりともずれ【親ずれより友ずれ】🔗⭐🔉
おやずれよりともずれ【親ずれより友ずれ】
子供にとっては親の影響よりも友人から受ける影響のほうが大きいということ。
◎「親ずれ」は、親を通じて世の中のことを知ること。「友ずれ」は、友達を通じて世の中のことを習い覚えること。
おやににぬこはおにご【親に似ぬ子は鬼子】🔗⭐🔉
おやににぬこはおにご【親に似ぬ子は鬼子】
子供は親に似るもので、親に似ない子供はいないということ。
◎「鬼子」は人間でない子の意で、「鬼っ子」とも言う。親に似ない子供がもしいるなら、それは人間の子ではなく鬼の子であるの意から。
〔類〕親に似ぬ子はなし
〔較〕That which comes of a hen will scrape.(雌鳥(めんどり)から生まれたものは土を掘る)
ことわざ ページ 716。