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たいこうをなすものはしゅうにはからず【大功を成す者は衆に謀らず】🔗🔉

たいこうをなすものはしゅうにはからず【大功を成す者は衆に謀らず】 大事業を成し遂げようとする人は大勢の人々の意見を聞いたり相談したりなどせず、自分独自の考えで事を断行するということ。 〔出〕戦国策

たいこうをろんずるものはしょうかをろくせず【大功を論ずる者は小過を録せず】🔗🔉

たいこうをろんずるものはしょうかをろくせず【大功を論ずる者は小過を録せず】 大きな功績を表彰しようといろいろ議論する場合、たとえその功績のかげに小さな過失が見つかったとしても大目に見て、問題にしないということ。 〔出〕漢書(かんじょ)

たいこばんをおす【太鼓判を捺す】🔗🔉

たいこばんをおす【太鼓判を捺す】 絶対に大丈夫だ、まちがいないと自信を持って保証すること。 ◎保証人として太鼓のように大きな判をおす意から。

たいこもばちのあたりよう【太鼓も撥の当たりよう】🔗🔉

たいこもばちのあたりよう【太鼓も撥の当たりよう】 相手がどのように対応してくるかは、こちらのやり方しだいだというたとえ。 ◎太鼓は撥のたたき方ひとつで、音が大きくもなれば小さくもなることから。なお「撥」は「桴」とも書く。

たいざんのやすきにおく【泰山の安きに置く】🔗🔉

たいざんのやすきにおく【泰山の安きに置く】 ものごとを安定したゆるぎないものにすることのたとえ。 ◎「泰山」は中国山東省にある名山の名。どっしりした泰山のように、まったく心配のない安定した状態にするの意から。

たいざんほくと【泰山北斗】🔗🔉

たいざんほくと【泰山北斗】 →泰斗(たいと)

たいざんめいどうしてねずみいっぴき【大山鳴動して鼠一匹】🔗🔉

たいざんめいどうしてねずみいっぴき【大山鳴動して鼠一匹】 大げさに騒いだわりに、たいしたことのない結果に終わることのたとえ。 ◎大きな山が音を鳴り響かせて動くので大噴火でも起こるのかと見ていると、鼠がたった一匹出てきただけだったの意から。なお「大山」は「泰山」とも書く。ローマの詩人ホラティウスのことばから。英語はThe mountain is in labor and brings forth a mouse.(山が産気づき鼠を一匹生む)

たいせいはりじにいらず【大声は里耳に入らず】🔗🔉

たいせいはりじにいらず【大声は里耳に入らず】 あまりにもりっぱな理論は世の中一般の人にはなかなか理解してもらえないということ。 ◎「大声」は高尚な音楽、「里耳」は俗人の耳の意。高尚な音楽は俗人にはわからないの意から。 〔出〕荘子(そうじ)

ことわざ ページ 911