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かがくしてじょうたつす【下学して上達す】▽中国🔗🔉

かがくしてじょうたつす【下学して上達す】▽中国 初めは手近なことを学び、次第に高遠な学問に進んでそれを窮める。「下学上達」とも。 《出典》 子曰(イワ)ク、天ヲ怨(ウラ)ミズ、人ヲ尤(トカ゛)メズ。下学シテ上達ス。我ヲ知ル者ハ其(ソ)レ天カト。〔論語(ロンコ゛)・憲問篇〕

げこのたてたるくらもなし【下戸の建てたる蔵もなし】🔗🔉

げこのたてたるくらもなし【下戸の建てたる蔵もなし】 酒を飲まない者は、酒代に金を使わないが、そのために財産を作って倉を建てたという例もない。

げこのてごわ【下戸の手剛】🔗🔉

げこのてごわ【下戸の手剛】 酒飲みは酒で誘惑することができるが、酒を飲まない者はそれがきかないから手ごわくてやりにくいということ。

げすのあとぢえ【下種の後知恵】🔗🔉

げすのあとぢえ【下種の後知恵】 愚かな者が、必要なときによい考えが出なくてあとになってから考え付いた名案。「下種の知恵は後から」とも。 《類句》下種の後思案。虚仮(コケ)の後知恵。虚仮の後思案。

げすのいっすん、のろまのさんずん【下種の一寸、のろまの三寸】🔗🔉

げすのいっすん、のろまのさんずん【下種の一寸、のろまの三寸】 戸を閉めるとき、閉め残す程度で人の品格が判断できるということ。 《参考》 俗に「下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の明けっ放し」という。

げすのさかうらみ【下種の逆恨み】🔗🔉

げすのさかうらみ【下種の逆恨み】 心の卑しい者が、反省せずに、人が好意でした親切な忠告を悪口と解釈して、かえってその人を恨むことのたとえ。 《類句》心なしの人恨み。

げすのちえはあとから【下種の知恵は後から】🔗🔉

げすのちえはあとから【下種の知恵は後から】 下種の後知恵

げすもさんじきじょうろうもさんじき【下種も三食上臈も三食】🔗🔉

げすもさんじきじょうろうもさんじき【下種も三食上臈も三食】 《身分の卑しい者も、身分の高い婦人もともに1日に3回食事をするの意》物事によっては上下貴賤(キセン)の別がないということ。 《類句》仏の飯も三度。

げたもほとけもおなじきのきれ【下駄も仏も同じ木の切れ】🔗🔉

げたもほとけもおなじきのきれ【下駄も仏も同じ木の切れ】 《足に踏まれる下駄も尊ばれる仏像も、同じように木から作られているの意》尊卑の別はあるが、もとは同じであることのたとえ。また、根本は同じでも、末には非常に違ったものになることのたとえ。 《類句》下駄も阿弥陀(アミタ゛)も同じ木の切れ。

げたをあずける【下駄を預ける】🔗🔉

げたをあずける【下駄を預ける】 自分に関係のある物事の処置を相手に一任すること。 《例文》 「その件については、上司に下駄を預けた。」

げたをはかせる【下駄を履かせる】🔗🔉

げたをはかせる【下駄を履かせる】 物事を実際よりよく見せるためにある処置をすることのたとえ。 《例文》 「成績が悪いので、全員に何点か下駄を履かせよう。」

げたをはく【下駄を履く】🔗🔉

げたをはく【下駄を履く】 他人のために物の売買をするとき、偽って実際の値段より高い値段で売買し、その差額を利益として得ることのたとえ。

したてにでる【下手に出る】🔗🔉

したてにでる【下手に出る】 相手に対してへりくだった態度を取る。 《例文》 「威張りたいやつには下手に出ておだてておけ。」 《類句》下に出る。 《対句》上手(ウワテ)に出る。

したにでる【下に出る】🔗🔉

したにでる【下に出る】 下手に出る

したにもおかない【下にも置かない】🔗🔉

したにもおかない【下にも置かない】 《下座(シモサ゛)(=下位の席)に置かないの意》非常に大事にしてもてなすこと。 《例文》 「久しぶりに訪ねたところ下にも置かないもてなしぶりであった。」

しもいびりのかみへつらい【下いびりの上諂い】🔗🔉

しもいびりのかみへつらい【下いびりの上諂い】 目下の者に辛く当たる者に限って目上の者にこびへつらうものであるということ。

へたなてっぽうもかずうちゃあたる【下手な鉄砲も数打ちゃ当たる】🔗🔉

へたなてっぽうもかずうちゃあたる【下手な鉄砲も数打ちゃ当たる】 《下手な鉄砲打ちも何発も打てば1発ぐらいは的に当たるの意》たくさんやっているうちには、まぐれ当たりで成功することもあるということ。

へたのかんがえやすむににたり【下手の考え休むに似たり】🔗🔉

へたのかんがえやすむににたり【下手の考え休むに似たり】 よい知恵もない者が長い間考えているのは、時間のむだでなんの役にも立たない。 《参考》 多く、囲碁・将棋などで、相手の長考をからかって言う。

へたのどうぐしらべ【下手の道具調べ】🔗🔉

へたのどうぐしらべ【下手の道具調べ】 腕前の悪い者ほどあれこれ道具を吟味すること。 《類句》下手の道具選び。下手の道具立て。

へたのながいとじょうずのこいと【下手の長糸上手の小糸】🔗🔉

へたのながいとじょうずのこいと【下手の長糸上手の小糸】 裁縫の下手な者に限って、針に仕事をやりにくくするほどの長い糸を通し、上手な者は必要以上に長い糸を使わないということ。

へたのながだんぎ【下手の長談議】🔗🔉

へたのながだんぎ【下手の長談議】 話の下手な者に限って話がだらだらと長くなり、はた迷惑である。 《類句》下手の長口上。下手の長話。下手の長文。

へたのよこずき【下手の横好き】🔗🔉

へたのよこずき【下手の横好き】 下手なくせにその物事をするのが好きで熱心に行うこと。 《類句》下手の物好き。下手の悪好き。下手の馬鹿好き。 《対句》好きこそ物の上手なれ。

へたのよこやり【下手の横槍】🔗🔉

へたのよこやり【下手の横槍】 下手なくせにはたの者が、当人に迷感を掛けるようなつまらない意見を述べておせっかいすること。

かがくじょうたつ【下学上達】🔗🔉

かがくじょうたつ【下学上達】 初歩的なことから学びはじめて、しだいに高度な段階へと進み、やがて深遠な道理に到達すること。 ◎「下学」は手近なことを学ぶの意。「上達」は高度な段階に到達するの意。「下学して上達す」とも言う。 〔出〕論語

かもんをはじず【下問を恥じず】🔗🔉

かもんをはじず【下問を恥じず】 目下や年下の者にものをたずねたり、教えを請うたりすることを恥ずかしいとも体裁が悪いとも思わない。人間そういう姿勢がたいせつなのだということ。 ◎「下問」は、目下の者に質問する意。 〔出〕論語

くだりざかにこしをおす【下り坂に腰を押す】🔗🔉

くだりざかにこしをおす【下り坂に腰を押す】 盛りをすぎ、衰えかけているものに対して、さらに衰えを助長するようなふるまいをすること。 〔較〕If ever I get his cart whemling I"ll give it a put.(奴(やつ)の馬車が転覆しかかってでもいようものなら一押しくれてやるよ)

げこのさかなあらし【下戸の肴荒らし】🔗🔉

げこのさかなあらし【下戸の肴荒らし】 酒の飲めない下戸が肴ばかりを手当たりしだいに食い荒すこと。

げこのたてたるくらもなし【下戸の建てたる蔵もなし】🔗🔉

げこのたてたるくらもなし【下戸の建てたる蔵もなし】 酒を飲まない下戸が、では酒代をためて蔵を建てたかというと、そんな話は聞いたこともない。酒を飲もうが飲むまいが財産を残すことと飲酒とは関係はないということ。 ◎酒飲みが下戸をあざけったり、自己弁護のために言うことば。 〔較〕Who likes not the drink God deprives him of bread.(酒をたしなまぬ者から神はパンを奪う)

げこのてごわ【下戸の手強】🔗🔉

げこのてごわ【下戸の手強】 酒飲みは酒で釣って、こちらの思わくどおりにできるが、酒を飲めない下戸にはその手は使えないのでつけ入りにくく、厄介だということ。

げたをあずける【下駄を預ける】🔗🔉

げたをあずける【下駄を預ける】 事の処理や自分の身のふり方などを相手にゆだねること。 ◎下駄を相手に預ければ当人は歩きまわることができなくなることから。

げばひょう【下馬評】🔗🔉

げばひょう【下馬評】 世間の人々があれこれと推測でする批評や評判。 ◎「下馬」は馬から下りること。下馬するように定められた社寺や城門前の下馬先という場所で、主人を待っている間に供の者たちがああではないか、こうではないかとうわさ話をしたことから。

したじはすきなりぎょいはよし【下地は好きなり御意はよし】🔗🔉

したじはすきなりぎょいはよし【下地は好きなり御意はよし】 もともと好きなところへもってきて、相手から好意的に勧められ、なんともうれしくてたまらないということ。酒好きが酒を勧められたときなどに使うことば。

しもいびりのかみへつらい【下いびりの上へつらい】🔗🔉

しもいびりのかみへつらい【下いびりの上へつらい】 自分が上役であることをかさに着て、部下をいびるような者は、おおむね上役に対してはぺこぺこしてごきげんを取り結び、へつらう者が多いということ。

へたがあるのでじょうずがしれる【下手があるので上手が知れる】🔗🔉

へたがあるのでじょうずがしれる【下手があるので上手が知れる】 下手な人がいるからこそ、その人と比較して上手な人がわかる。だから、世の中には下手な人も必要だし、どんな人でもそれなりに役に立つということ。

へたなてっぽうもかずうちゃあたる【下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる】🔗🔉

へたなてっぽうもかずうちゃあたる【下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる】 数多くあれこれやってみれば、まぐれ当たりでうまくいくこともあるというたとえ。 ◎下手な鉄砲の撃ち手でも、数多く撃っているうちにはたまには命中することもあるの意から。 〔較〕He that shoots oft at last shall hit the mark.(何度も撃つ人はついには的に当てる)

へたのかんがえやすむににたり【下手の考え休むに似たり】🔗🔉

へたのかんがえやすむににたり【下手の考え休むに似たり】 どうせよい考えが浮かぶわけもないくせに、あれこれ思案するのは時間のむだだということ。 ◎下手な将棋の差し手がよい手を思いつくはずもないのに、あれこれ考え込むのは休んでいるのと同じだの意から。

へたのどうぐしらべ【下手の道具調べ】🔗🔉

へたのどうぐしらべ【下手の道具調べ】 仕事の下手な者に限って、ああでもない、こうでもないと道具に気むずかしい注文をつけるということ。 ◎「下手の道具立(だ)て」とも言う。 〔対〕弘法筆を択ばず 〔較〕A bad workman quarrels with his tools.(下手な職人は道具に文句を言う)

へたのながいと じょうずのこいと【下手の長糸 上手の小糸】🔗🔉

へたのながいと じょうずのこいと【下手の長糸 上手の小糸】 裁縫の下手な人は針に長い糸を通して縫いにくくし、上手な人は糸を短めにして仕事をしやすくするということ。下手な人ほどむだなことをし、上手な人ほど要領よくやるというたとえ。

へたのながだんぎ【下手の長談義】🔗🔉

へたのながだんぎ【下手の長談義】 話の下手な人ほど、だらだらと長話をして人をうんざりさせるということ。 ◎「長談義」は長たらしい話の意。「下手の長口上」とも言う。いろはがるた(京都)。 〔較〕Brevity is the soul of wit.(簡潔であることが機智の生命である)

へたのまんなか じょうずのふちや【下手の真ん中 上手の縁矢】🔗🔉

へたのまんなか じょうずのふちや【下手の真ん中 上手の縁矢】 ものごとは、時として意外な結果になることがあるというたとえ。 ◎下手なはずの射手が的の真ん中を射抜いたり、上手な射手の矢が縁に当たってしまったりするの意から。

へたのよこずき【下手の横好き】🔗🔉

へたのよこずき【下手の横好き】 下手なくせに、ある事がむやみやたらに好きで熱中すること。 ◎「横好き」は、やたらに好むこと。「下手の物好き」とも言う。 〔対〕好きこそ物の上手なれ

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