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あさあめうまにくらおけ【朝雨馬に鞍置け】🔗🔉

あさあめうまにくらおけ【朝雨馬に鞍置け】 朝降る雨はすぐにやむから馬にくらを置いて出発の用意をすべきであるということ。「朝雨に鞍置け」とも。 《類句》朝雨女の腕まくり。朝雨に傘(カサ)いらず。

あさあめおんなのうでまくり【朝雨女の腕まくり】🔗🔉

あさあめおんなのうでまくり【朝雨女の腕まくり】 朝の雨は、降ってもすぐやむから、女性が腕まくりをするのと同じで恐れるにあたらないということ。 《参考》 四音・四音・五音として口調を整えている。 《類句》女の腕まくりと朝雨にはおどろくな。

あさあめにかさいらず【朝雨に傘いらず】🔗🔉

あさあめにかさいらず【朝雨に傘いらず】 朝の雨は、すぐにやむから、傘を用意しなくてもよいということ。 《類句》朝雨馬に鞍(クラ)置け。

あさおきはさんもんのとく【朝起きは三文の徳】🔗🔉

あさおきはさんもんのとく【朝起きは三文の徳】 早起きは三文の徳

あさがおのはなひととき【朝顔の花一時】🔗🔉

あさがおのはなひととき【朝顔の花一時】 《朝顔の花は朝早く咲いて昼にはしぼんでしまうことから》物事が衰えやすくてはかないことのたとえ。 《類句》槿花(キンカ)一日(イチシ゛ツ)の栄(エイ)。

あさがけのだちん【朝駆けの駄賃】🔗🔉

あさがけのだちん【朝駆けの駄賃】 《朝のうちは馬も元気よく、少しくらい走らせても平気であることから》物事がたやすくできることのたとえ。また、朝のうちは仕事の能率があがることのたとえ。 《参考》 「行き掛けの駄賃」をもじったことば。

あさかみなりにかわわたりすな【朝雷に川渡りすな】🔗🔉

あさかみなりにかわわたりすな【朝雷に川渡りすな】 朝方に起こる雷は大雨の前兆であるから、洪水(コウス゛イ)のおそれもあり、川を渡って行くような遠出はやめたほうがよいということ。

あさかんのんゆうやくし【朝観音夕薬師】🔗🔉

あさかんのんゆうやくし【朝観音夕薬師】 毎月18日の朝に観音に参詣(サンケイ)し、八日の夕方に薬師に参詣すること。 《参考》 この日はそれぞれ観音と薬師の縁日で、18日は朝、8日は夕方が吉時とされた。

あさぎりはあめ、ゆうぎりははれ【朝霧は雨、夕霧は晴れ】🔗🔉

あさぎりはあめ、ゆうぎりははれ【朝霧は雨、夕霧は晴れ】 朝霧がかかればその日は雨、夕霧がかかれば翌日は晴れであるということ。

あさだいもくによいねんぶつ【朝題目に宵念仏】🔗🔉

あさだいもくによいねんぶつ【朝題目に宵念仏】 《朝は「南無妙法蓮華経(ナムミョウホウレンケ゛キョウ)」と日蓮宗の題目を唱え、夕方になると「南無阿弥陀仏(ナムアミタ゛フ゛ツ)と」と念仏宗の念仏を唱えるの意》定見がないことのたとえ。「朝題目に夕念仏」とも。

あさちゃはしちりかえってものめ【朝茶は七里帰っても飲め】🔗🔉

あさちゃはしちりかえってものめ【朝茶は七里帰っても飲め】 朝茶を飲めばその日は災難から逃れられるから、飲むのを忘れて旅立ちしたら、7里行った途中から戻ってでも飲むほうがよいということ。

あさにじはあめ、ゆうにじははれ【朝虹は雨、夕虹は晴れ】🔗🔉

あさにじはあめ、ゆうにじははれ【朝虹は雨、夕虹は晴れ】 朝、にじの立つのは雨降り、夕方にじの立つのは晴れのしるしであるということ。

あさねぼうのよいっぱり【朝寝坊の宵っ張り】🔗🔉

あさねぼうのよいっぱり【朝寝坊の宵っ張り】 朝寝をする人は夜更かしをする人が多いということ。 《参考》 宵っ張りの朝寝坊。

あさのくもはふくがくる、よるのくもはぬすっとがくる【朝の蜘蛛は福が来る、夜の蜘蛛は盗人が来る】🔗🔉

あさのくもはふくがくる、よるのくもはぬすっとがくる【朝の蜘蛛は福が来る、夜の蜘蛛は盗人が来る】 朝のくもは福がやって来る前触れであり、夜のくもは泥棒の来る前触れであるということ。

あさのぴっかりしゅうとめのわらい【朝のぴっかり姑の笑い】🔗🔉

あさのぴっかりしゅうとめのわらい【朝のぴっかり姑の笑い】 朝ぱっと太陽が輝くのとしゅうとめの機嫌(キケ゛ン)のよさは、すぐに変わるから、あてにならないということ。 《類句》朝日のちゃっかり姑のにっこり。

あさぶろたんぜんながひばち【朝風呂丹前長火鉢】🔗🔉

あさぶろたんぜんながひばち【朝風呂丹前長火鉢】 朝からふろに入り、あがって丹前を着て長火鉢の前にくつろぐこと。遊び人などの気楽な生活のたとえ。

あさめしまえのおちゃづけ【朝飯前のお茶漬け】🔗🔉

あさめしまえのおちゃづけ【朝飯前のお茶漬け】 《朝飯の前の空腹のときに食べる手軽なお茶漬けの意》物事が非常にたやすいことのたとえ。また、容易な仕事のたとえ。 《例文》 「そんなこと、朝飯前のお茶漬けだよ。」 《参考》 軽く戯れて言うことば。

あさやけはあめゆうやけはひより【朝焼けは雨夕焼けは日和】🔗🔉

あさやけはあめゆうやけはひより【朝焼けは雨夕焼けは日和】 朝焼けの日は雨が降り、夕焼けの翌日は晴れるということ。 《類句》夕焼けは晴れ朝焼けは雨。

あさやけはみっかともたぬ【朝焼けは三日ともたぬ】🔗🔉

あさやけはみっかともたぬ【朝焼けは三日ともたぬ】 よい天気の前兆の朝焼けがあって、よい天気の日が続いても、3、4日しか続かないということ。

あしたにこうがんあってゆうべにはっこつとなる【朝に紅顔あって夕べに白骨となる】🔗🔉

あしたにこうがんあってゆうべにはっこつとなる【朝に紅顔あって夕べに白骨となる】 人は、朝、元気であっても、その夜には死んで骨になる。この世は無常で、生死を予測することはできないということ。 《参考》 『和漢朗詠集』の「朝に紅顔あって世路(セロ)誇れども暮(ユウヘ゛)に白骨となって郊原(コウケ゛ン)に朽(ク)ちぬ」を踏まえたもの。 《出典》 〔蓮如上人御文章(レンニョショウニンコ゛フ゛ンショウ)〕

あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり【朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり】▽中国🔗🔉

あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり【朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり】▽中国 朝に人間として最も重要な正しい道理について聞いて悟ることができれば、たとえその日の夕方に死んでもよいということ。 《出典》 〔論語(ロンコ゛)・里仁篇〕

あしたにゆうべをはからず【朝に夕べを謀らず】▽中国🔗🔉

あしたにゆうべをはからず【朝に夕べを謀らず】▽中国 朝には、夕方にどうなっているかを考えることはできない。少し先の予測もできないほど、事態が差し迫っていることのたとえ。 《出典》 人命ハ危浅(キセン)ニシテ、朝ニ夕(ユウヘ゛)ヲ慮(ハカ)ラレズ。〔李密(リミツ)・陳情表〕

あしたゆうべにおよばず【朝夕べに及ばず】▽中国🔗🔉

あしたゆうべにおよばず【朝夕べに及ばず】▽中国 朝の状態が夕方まで続くことができない。状況がどのように変化するか予測できないほど、危険が差し迫っていることのたとえ。 《出典》 朝、夕(ユウヘ゛)ニ及バズ、何ヲ以(モッ)テ君ヲ待タン。〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・僖公七年〕

ちょうきんはかいさくをしらず【朝菌は晦朔を知らず】▽中国🔗🔉

ちょうきんはかいさくをしらず【朝菌は晦朔を知らず】▽中国 《朝に生えて晩に枯れるというきのこは、1か月の長さを知らないの意》寿命が短くてはかないことのたとえ。 《参考》 「朝菌」は、異説があって、むくげとも、虫の名(かげろう)ともいう。「晦」は、月の30日(ミソカ)。「朔」は1日(ツイタチ)。 《出典》 〔荘子(ソウシ゛)・逍遥遊篇〕

ちょうさんぼし【朝三暮四】▽中国🔗🔉

ちょうさんぼし【朝三暮四】▽中国 目先の差違にこだわっていて、結局は結果が同じであることに気付かないことのたとえ。 いい加減な話で人をだますことのたとえ。 貧しくはかない生活のたとえ。 《例文》 「朝三暮四の営(イトナ)み。」 《参考》 昔、宋(ソウ)の国の猿(サル)飼いが、飼っている猿の食べる餌(エサ)を減らさねばならなくなり、猿をだまして「どんぐりを朝三つ、夕方四つ与えよう。」と言ったら猿どもが怒ったので、「それなら朝四つ夕方三つにしよう。」と言ったら喜んだという。 《出典》 〔列子(レッシ)・黄帝篇〕

ちょうれいぼかい【朝令暮改】▽中国🔗🔉

ちょうれいぼかい【朝令暮改】▽中国 《朝に命令を下し、夕方にそれを改めるの意》法令がしばしば改められて一定しないこと。 《出典》 賦斂(フレン)時ナラズ、朝ニ令シテ暮ニ改ム。〔漢書(カンシ゛ョ)・食貨志上篇〕 《類句》朝改暮変。

あさあめにかさいらず【朝雨に傘いらず】🔗🔉

あさあめにかさいらず【朝雨に傘いらず】 朝雨はすぐにやんでしまうということ。

あさおきせんりょう よおきひゃくりょう【朝起き千両 夜起き百両】🔗🔉

あさおきせんりょう よおきひゃくりょう【朝起き千両 夜起き百両】 朝早く起きて仕事をすれば、夜起きていて働くよりずっと能率的で得だという、早起きを勧めることば。 ◎朝起きて働くことは千両のねうちがあるが、夜起きて働くことは百両のねうちしかないの意から。 〔類〕朝の一時は晩の二時に当たる

あさおきはさんもんのとく【朝起きは三文の徳】🔗🔉

あさおきはさんもんのとく【朝起きは三文の徳】 →早起きは三文の徳

あさがおのはなひととき【朝顔の花一時】🔗🔉

あさがおのはなひととき【朝顔の花一時】 ものごとの盛りの時期のきわめて短く、はかないことの形容。 ◎朝顔の花が朝咲いて、昼を待たずしてしぼんでしまうことから。 〔類〕槿花一日の栄

あさがけのだちん【朝駆けの駄賃】🔗🔉

あさがけのだちん【朝駆けの駄賃】 いとも簡単にできることのたとえ。また朝のうちは仕事の能率がはかどることのたとえ。 ◎「行き掛けの駄賃」をもじったことばで、朝方は馬も元気だからちょっとぐらい荷が重くてもなんなく走るの意から。

あさざけはかどたをうってものめ【朝酒は門田を売っても飲め】🔗🔉

あさざけはかどたをうってものめ【朝酒は門田を売っても飲め】 朝飲む酒は格別うまいので、少々無理をしてでも飲むべきだということ。 ◎「門田」は門前にある田の意。 〔較〕Our fathers which were wondrous wise did wash their throats before they washed their eyes.(とてつもなく賢いわれらが先祖は目を洗う前にのどを洗った)

あさだいもくによいねんぶつ【朝題目に宵念仏】🔗🔉

あさだいもくによいねんぶつ【朝題目に宵念仏】 定見を持たないことのたとえ。 ◎朝は日蓮宗の南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)の題目を唱え、宵になると念仏宗の南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)を唱えるように、しっかりした考えを持たないの意から。「朝題目に夕念仏」とも言う。 〔較〕His evening song and morning song are not both alike.(彼のセレナードと後朝(きぬぎぬ)の歌は等しくない)

あさねぼうのよいっぱり【朝寝坊の宵っ張り】🔗🔉

あさねぼうのよいっぱり【朝寝坊の宵っ張り】 →宵っ張りの朝寝坊

あさのひとときはばんのふたときにあたる【朝の一時は晩の二時に当たる】🔗🔉

あさのひとときはばんのふたときにあたる【朝の一時は晩の二時に当たる】 朝は仕事がはかどるから、なるべく早起きをして働けということ。 ◎「一時」は昔の時刻の数え方で約二時間。「二時」はその倍の約四時間。朝の働きは夜の働きの二倍に相当するの意から。 〔類〕朝起き千両夜起き百両 〔較〕An hour in the morning is worth two in the evening.(朝の一時間は夕方の二時間のねうちがある)

あさのぴっかりしゅうとめのわらい【朝のぴっかり姑の笑い】🔗🔉

あさのぴっかりしゅうとめのわらい【朝のぴっかり姑の笑い】 当てにはならないことのたとえ。 ◎朝燦々(さんさん)と日がさして上天気なのと姑の笑顔とは、どちらも変わりやすいので信用できないの意から。 〔類〕朝日のちゃっかり姑のにっこり 〔較〕A gaudy morning bodes a wet afternoon.(やけに輝いた朝は雨の午後)

あさひがにしからでる【朝日が西から出る】🔗🔉

あさひがにしからでる【朝日が西から出る】 あり得ないことのたとえ。 〔類〕石が流れて木の葉が沈む

あさめしまえのおちゃづけ【朝飯前のお茶漬け】🔗🔉

あさめしまえのおちゃづけ【朝飯前のお茶漬け】 容易にできることのたとえ。 ◎朝飯の前の空腹時のお茶漬けはさらさらと簡単に食べられることから。 〔類〕朝飯前/朝飯前の茶受け

あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる【朝に紅顔ありて夕べに白骨となる】🔗🔉

あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる【朝に紅顔ありて夕べに白骨となる】 この世の中のことはみなはかなくて定まることなく、人間の生き死になどとうてい予測できないということ。 ◎朝(あさ)健康そうな血色のいい顔をしていた人が、夕方には白骨と化してしまうの意から。 〔較〕Today red,tomorrow dead.(今日跳んでいるのが明日は死んでいる)

あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり【朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり】🔗🔉

あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり【朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり】 真理・道徳の尊さを説いたことば。 ◎朝(あさ)正しい道理を聞いてその道理の真意を理解できたなら、たとえその日の夕方に死んだとしても構わないの意から。 〔出〕論語

あしたにゆうべをはからず【朝に夕べを謀らず】🔗🔉

あしたにゆうべをはからず【朝に夕べを謀らず】 朝(あさ)は朝のことで精いっぱい。とても夕方のことなど考えるゆとりがないということ。事態が差し迫っていて余裕のないことのたとえ。 〔出〕春秋左伝 〔類〕朝に夕べを慮らず

ちょううんぼう【朝雲暮雨】🔗🔉

ちょううんぼう【朝雲暮雨】 男女の深く堅い契りのこと。 ◎中国楚(そ)の懐王(かいおう)が夢の中で神女と契りを結んだという故事から。 〔出〕宋玉(そうぎょく)

ちょうさんぼし【朝三暮四】🔗🔉

ちょうさんぼし【朝三暮四】 結果的には同じであることに気づかず、目先の差にこだわることのたとえ。また、あたかも有利であるかのようにことば巧みに人をたぶらかすことのたとえ。 ◎猿に餌(えさ)のとちの実を「朝三つ、夕方四つやろう」と言ったら怒ったので、「それなら、朝四つ、夕方三つやろう」と言ったら喜んだという故事から。 〔出〕列子 〔例〕「婚礼の当座は朝三暮四の術」(古川柳)

ちょうれいぼかい【朝令暮改】🔗🔉

ちょうれいぼかい【朝令暮改】 命令や規則などがひっきりなしに改変されて、いっこうに定まらないこと。 ◎朝に出した法令を、夕暮れには改める意から。「朝改暮令」「朝改暮変」とも言う。 〔出〕漢書(かんじょ) 〔較〕Evening words are not like to morning(晩のことばも朝には変わる)

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