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あさ【朝】🔗⭐🔉
あさ【朝】

名
夜が明けてからしばらくの間。また、夜が明けてから正午ごろまでの間。
「━が来る」
「━のうちに雑用を片づける」
⇔夕
関連語
大分類‖一日‖いちにち
中分類‖朝‖あさ
「朝」のイメージと表現
清新で爽快そうかいである。(さわやかな朝の光[風/大気]・すがすがしい朝の散歩)
生気・希望に満ちている。(生気あふれる朝を迎える・希望に輝く朝が来る)
一日の初めに当たって縁起をかつぐ、凶事を嫌う。(一日の計は朝あしたにあり・朝、茶柱が立ったからいいことがあるよ・朝っぱらから縁起でもない)
*俗信に、朝の蜘蛛くも(吉)、朝の女客(商家で吉)がある。
「朝起き」「朝星を頂く」は勤勉と繁栄の、「朝寝・朝酒・朝湯」は怠惰たいだと快楽と没落の象徴。









あさ‐あけ【朝明け】🔗⭐🔉
あさ‐あけ【朝明け】

名
朝になってあたりが明るくなること。また、その時分。明け方。
「━の空」




あさ‐あめ【朝雨】🔗⭐🔉
あさ‐あめ【朝雨】

名
朝に降る雨。
◇俗に、すぐに止やむものとされる。「―に傘要いらず(=朝雨はすぐにあがるから傘は用意しなくてもよい)」「―に鞍くらを置け(=朝雨はすぐに晴れるから馬に鞍を置いて外出の用意をせよ)」




あさ‐いち【朝一】🔗⭐🔉
あさ‐いち【朝一】

名
〔俗〕その日の朝、まず最初に行うこと。朝一番。
「━の仕事」
「━で仕入れに行く」




あさ‐いち【朝市】🔗⭐🔉
あさ‐いち【朝市】

名
朝早く開く、野菜・魚などの市。




あさ‐おき【朝起き】🔗⭐🔉
あさ‐がえり【朝帰り】━ガヘリ🔗⭐🔉
あさ‐がえり【朝帰り】━ガヘリ

名
よそで夜を明かして、翌朝自分の家に帰ること。
◇もと遊郭からの帰りをいった。今も多く遊びから帰ることにいう。




あさ‐がお【朝顔】━ガホ🔗⭐🔉
あさ‐がお【朝顔】━ガホ

名
夏の早朝らっぱ状の花を開き、昼前には閉じるヒルガオ科のつる性一年草。つるは左に巻く。園芸植物として栽培され、種類が多い。
管楽器の先端部など、らっぱ状をしたもの。特に、小便を受ける男子用便器。






あさ‐ごはん【朝御飯】🔗⭐🔉
あさ‐ざけ【朝酒】🔗⭐🔉
あさ‐ざけ【朝酒】

名
朝から酒を飲むこと。また、その酒。




あさ‐しお【朝潮】━シホ🔗⭐🔉
あさ‐すず【朝涼】🔗⭐🔉
あさ‐すず【朝涼】

名
〔雅〕夏の朝のうちに感じる、すがすがしい涼しさ。朝涼み。




あさ‐だち【朝立ち】🔗⭐🔉
あさっ‐ぱら【朝っぱら】🔗⭐🔉
あさっ‐ぱら【朝っぱら】

名
《多く「━から」の形で》「朝(早く)から」を強めていう語。多く朝にふさわしくないの気持ちで非難していう。
「━から喧嘩けんかはよせ」
◇「朝腹あさはら」の転で、もと朝食前の空腹の意。
関連語
大分類‖一日‖いちにち
中分類‖朝‖あさ




あさ‐なぎ【朝▼凪】🔗⭐🔉
あさね‐ぼう【朝寝坊】━バウ🔗⭐🔉
あさね‐ぼう【朝寝坊】━バウ

名・自サ変
朝寝をすること。また、その(癖のある)人。
「━して遅刻する」
◇「朝寝」+接尾語「坊」から。




あさ‐ばん【朝晩】🔗⭐🔉
あさ‐ばん【朝晩】

名
朝と晩。
「━はめっきり涼しくなりました」
「━(=朝に晩に。いつも)勉学に励む」
◇副詞的にも使う。




あさ‐ひ【朝日(▼旭)】🔗⭐🔉
あさ‐ぶろ【朝風呂】🔗⭐🔉
あさ‐ぶろ【朝風呂】

名
朝、沸かす風呂。朝湯。




あさ‐ぼらけ【朝ぼらけ】🔗⭐🔉
あさ‐ぼらけ【朝ぼらけ】

名
〔雅〕朝、空がほのかに明るくなるころ。夜明け方。あけぼの。




あさ‐ま【朝間】🔗⭐🔉
あさ‐ま【朝間】

名
〔やや古風な言い方で〕朝のうち。朝のあいだ。
「━に小雨が降った」




あさ‐まだき【朝まだき】🔗⭐🔉
あさめし‐まえ【朝飯前】━マヘ🔗⭐🔉
あさめし‐まえ【朝飯前】━マヘ

名
朝起きてから食事までの間。

形動
朝飯を食べなくてもできてしまうほどに容易なこと。
「こんな問題は━だ」










あさ‐やけ【朝焼け】🔗⭐🔉
あさ‐ゆ【朝湯】🔗⭐🔉
あさ‐ゆ【朝湯】

名
朝風呂あさぶろ。
「━に入る」




あさ‐ゆう【朝夕】━ユフ🔗⭐🔉
あさ‐ゆう【朝夕】━ユフ

名
朝と夕方。朝晩。
「━は冷え込むでしょう」
「━亡き母の冥福めいふくを祈る」
◇副詞的にも使う。




あさ‐れん【朝練】🔗⭐🔉
あさ‐れん【朝練】

名
〔俗〕朝早く行うスポーツなどの練習。




ちょう【朝】テウ🔗⭐🔉
ちょう‐が【朝賀】テウ━🔗⭐🔉
ちょう‐が【朝賀】テウ━

名
元旦の朝、大臣以下諸臣が大極殿だいごくでんに集まって天皇に年賀のことばを述べる儀式。朝拝。
◇律令制下では重要な儀式だったが、平安中期以降は簡略化された。




ちょう‐かい【朝会】テウクヮイ🔗⭐🔉
ちょう‐かい【朝会】テウクヮイ

名
朝の集会。朝礼。




ちょう‐ぎ【朝議】テウ━🔗⭐🔉
ちょう‐ぎ【朝議】テウ━

名
〔文〕朝廷の会議。




ちょう‐けん【朝見】テウ━🔗⭐🔉
ちょう‐けん【朝見】テウ━

名・自サ変
〔文〕臣下が参内さんだいして天子にお目にかかること。
「━の儀」




ちょう‐こう【朝貢】テウ━🔗⭐🔉
ちょう‐こう【朝貢】テウ━

名・自サ変
外国の使者がきて朝廷に貢ぎ物を差し出すこと。来貢。
「━船」




ちょうさん‐ぼし【朝三暮四】テウサン━🔗⭐🔉
ちょうさん‐ぼし【朝三暮四】テウサン━

名
目の前の違いに心を奪われて、結果が同じになることに気がつかないこと。また、ことば巧みに人をだますこと。
◇宋の狙公そこうが飼っていた猿に橡とちの実を与えるとき、朝に三つ、夕方に四つやろうと言うと怒ったので、それなら朝に四つ、夕方に三つやろうと言うと大喜びしたという、『列子』『荘子』にある寓話に基づく。




ちょう・する【朝する】テウ━🔗⭐🔉
ちょう・する【朝する】テウ━

自サ変
朝廷に出仕する。参内さんだいする。
朝廷に貢ぎ物をする。朝貢する。
てう・す(サ変)







ちょう‐せき【朝夕】テウ━🔗⭐🔉
ちょう‐せき【朝夕】テウ━

名
朝と夕方。あさゆう。
朝から晩まで。いつも。
「━努力を怠らない」
◇副詞的に使う。






ちょうせん【朝鮮】テウセン🔗⭐🔉
ちょうせん【朝鮮】テウセン

名
アジア大陸東部の朝鮮半島と、その周辺の島々からなる地域。北緯三八度線を境に、北部に朝鮮民主主義人民共和国、南部に大韓民国がある。




ちょうせん‐にんじん【朝鮮人▽参】テウセン━🔗⭐🔉
ちょうせん‐にんじん【朝鮮人▽参】テウセン━

名
薬用に栽培されるウコギ科の多年草。朝鮮半島・中国原産。肉質の根を滋養薬・強壮薬として珍重する。御種おたね人参。高麗こうらい人参。




ちょう‐てい【朝廷】テウ━🔗⭐🔉
ちょう‐てい【朝廷】テウ━

名
天子が政治を行う所。また、天子を中心にして政治を行う機関。
「大和━」




ちょう‐てき【朝敵】テウ━🔗⭐🔉
ちょう‐てき【朝敵】テウ━

名
朝廷に反逆する敵。天子にそむく者。




ちょう‐や【朝野】テウ━🔗⭐🔉
ちょう‐や【朝野】テウ━

名
〔文〕朝廷と民間。政府と民間。また、一国全体。




ちょう‐らい【朝来】テウ━🔗⭐🔉
ちょう‐らい【朝来】テウ━

名
〔文〕朝からずっと続いていること。
「━の雨」
◇副詞的にも使う。




ちょう‐れい【朝礼】テウ━🔗⭐🔉
ちょう‐れい【朝礼】テウ━

名
学校・会社などで、朝、始業前に全員が集まって挨拶あいさつや連絡を行う行事。朝会。




ちょうれい‐ぼかい【朝令暮改】テウレイ━🔗⭐🔉
ちょうれい‐ぼかい【朝令暮改】テウレイ━

名・自サ変
法令や命令が次々に変わって定まらないこと。朝改暮変。
◇朝出した命令を夕方には変更する意。




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